21Jan
[最終更新日]2025/01/21
こんにちは、伊庭和高です。
私はぬいぐるみ心理学を開発し、
7000名以上のサポートをしてきました。
悩みを解決しなりたい自分に変わるには、
自分と向き合う必要があります。
「自分と向き合うのがしんどい」
こうした相談もよく寄せられます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自分と向き合うのがしんどい原因と克服法を解説します。
自分と向き合うことがしんどい理由
自分と向き合った方が、
悩みが解決したり願いが叶ったりと、
今より良い未来へ進むのは確かです。
それが頭ではわかっているにもかかわらず、
自分と向き合うことにしんどさを感じる人は多いです。
途中で向き合うのをやめてしまったり、
最初から向き合うのを避けてしまうこともあります。
実は自分と向き合わない方が楽です。
確かに現状は変わりませんが、
何も行動しなくて良いので楽ができるのです。
しかも私たち人間の脳には、
現状維持をさせようとする働きがあります。
これを恒常性(ホメオスタシス)と言いますが、
現状からの変化をしない様にする働きが脳にあり、
そのことも自分と向き合うことをしんどくさせるのです。
「楽」は望んでいない
確かに自分と向き合わずにいれば楽ができます。
ですが楽を望んでいるわけではありません。
自分と向き合うことから逃げれば、
悩みがこの先も繰り返されるだけです。
仕事であれプライベートであれ、
いつまでも悩み続けてしまうのです。
これは本心では望んでいないはずです。
自信のなさが原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自分と向き合うことがしんどいと感じるのも、
自信のなさが背景にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば自分と向き合えます。
向き合うのを怖がらず、
失敗や間違いを怖がらずに、
目の前の課題に正面から向き合えるのです。
一方で自分に自信がなければ、
向き合うことから逃げて楽をしてしまいます。
しんどい気持ちを言い訳に、
向き合うのを先延ばしにしてしまうのです。
このままの人生を送りたいか?
「自分と向き合うことがしんどいです…」
年齢や性別や職業を問わず、
この相談はよく寄せられます。
その際に私が必ず伝える言葉があります。
「このままの人生を送りたいですか?」
自分と向き合うのがしんどいままでは、
現状は一向に好転しません。
もちろん現状に満足しており、
このままの人生を送りたいなら別ですが、
多くの場合そうではありません。
もしこのままの人生を送りたくなければ、
これまでと行動を変える必要があります。
今までと同じ行動を取っていれば、
良くも悪くもこの先も同じ未来が待っています。
この点を強く自覚しながら、
自信のなさと向き合うことを決め、
現状を変えるために行動へ移す必要があります。
自分と向き合い現状を変える方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
自分と向き合い現状を変える方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
悩みは解決し現状を変えることができます。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
自分と向き合うことがしんどい時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
失敗や間違いが怖くなったり、
現実逃避に走りやすくなります。
しんどい気持ちが充満するのも、
決まって頭の中で考えている時なのです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分と向き合うことがしんどい時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に周りのことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
周りのことを先に考えている状態です。
周りにどう思われるか気にしたり、
周りに流されたり振り回されてしまいます。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっています。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいい?」と考えがちな人も、
自分と向き合うことがしんどい傾向があります。
「私はどうすればいいの?」という様に、
答えを周りに求め続けているので、
いつまでも自分で結論を出して行動できないのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
現状を改善するために不可欠です。
他人軸ではなく自分軸で問いかけているので、
自分と向き合える様になります。
自分と向き合わずにいても、
幸せな毎日は訪れません。
仕事でもプライベートでも、
同じ様な悩みを繰り返すだけなのです。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
現状を今すぐ変えていきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。