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[最終更新日]2025/08/01
こんにちは、伊庭和高です。
傷つくのが怖いという相談は、
年齢や性別を問わずよく寄せられます。
ただし傷つくのを怖がっていても、
幸せな未来は待っていません。
疲れやストレスを感じやすくなり、
やりたいことに挑戦できなかったり、
人間関係が上手くいかないこともあります。
そして傷つくのを怖がる背景にはプライドがあります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
傷つくのを怖がる心理と克服法を解説します。
なぜ傷つくのが怖いのか?
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
傷つくのを怖がるのも自信のなさが原因です。
自信があれば傷つくのを怖がりませんよね。
・周りの目が気になる
・失敗するのが怖い
・周りと自分を比べてしまう
たとえばこうした背景から傷つくのを怖がるのも、
自信のなさが原因なのです。
プライドの高さから傷つくのを怖がる
実はプライドが高い人も、
傷つくのを怖がりがちです。
周りからどう見えるかを意識したり、
変に意地を張ってしまうこともあるでしょう。
そしてプライドが高いのも自信のなさが原因です。
自信があるからプライドが高いのではなく、
自信がないからプライドが高いのです。
自信があればプライドにこだわらず行動できますが、
自信がないからプライドを持ち続けてしまうのです。
プライドを持っていて幸せなら別ですが、
プライドにこだわるほど悩みも増え生きづらさを感じます。
傷つくのを怖がり続けた末路
傷つくのを怖がり続けても、
良いことは何もありません。
やりたいことに挑戦できず、
チャンスを失ってしまうこともあるでしょう。
またプライド高く振る舞うことで、
人間関係が悪化することもあります。
そして意外と多くの人が気づいていないのですが、
傷つくのを怖がっていても傷つくことはあります。
傷つくのを怖がっても怖がらなくても、
傷つくことがあるのです。
つまり傷つくのを怖がっていては、
いつまでもブレーキを踏んでいるようなもので、
自分の人生が前に進まないのです。
自信のなさと向き合い、
今すぐ現状を変えるために行動する必要があります。
傷つくのが怖い状況を改善する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
傷つくのが怖い状況を改善する方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
傷つくのを恐れず行動できるようになります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初に取り組む方法は、
自分の気持ちを声に出すこと。
傷つくのが怖い時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、頭の中で考える癖があるのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大する習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな事柄だと言われています。
ネガティブに考えてしまうほど、
自信がなくなり傷つくのを怖がります。
プライドが高くなってしまうのも、
頭の中で考えを巡らせている時です。
どんな言葉でも大丈夫ですので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を改善するための第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
ぬいぐるみを意識して活用することで、
人に注意できない悩みも早く改善できます。
「どうしたい?」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたい?」と問いかけます。
「どうしたい?」の主語は自分自身。
傷つくのを怖がる時ほど、
自分を主語に問いかけていません。
自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなければいけない」
「してほしい」
「してあげる」
たとえばこれらの言葉は、
自分を主語に問いかけていない状態です。
自分以外の誰かや何かのことを先に考えています。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になっているのです。
また「どうすればいいの?」と考えがちな人も、
傷つくのを怖がりやすいです。
「私はどうすればいいの?」というように、
答えを周りに求め続けてしまうので、
いつまでも自分で答えを出せず悩み続けてしまいます。
「どうしたい?」を習慣化することが、
傷つくのを怖がらずに生きるために不可欠です。
傷つくのを怖がらずに行動できれば、
悩みも解決し穏やかに毎日を過ごせる様になります。
仕事でもプライベートでも、
自分らしく振る舞いながら人間関係を築き、
自然と前向きに生きていけます。
傷つくのが怖い根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践することで、
現状を今から変えていきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。