29Jun
[最終更新日]2023/04/26
こんにちは、伊庭和高です。
今でこそ私はぬいぐるみ心理学をお伝えしていますが、
自分でぬいぐるみ心理学を実践する前は、
自信が持てずに毎日を悩みながら過ごしていました。
また上手くいかないことがあると、
「あの人は…」
「学校は…」
「今の社会は…」
と誰かのせいにしていました。
「自分の人生は自分が変える」
「自分次第で自信はいつでも生み出せる様になる」
今でこそ確信を持って言える様になりましたが、
自信が持てなかった時は真逆の状態でした。
今回紹介するお客様は、
石川県にお住まいの薮田さん(仮名)
彼女もまた、過去の私と似た一面を持っていました。
何でも誰かのせいにしていた
薮田さんは県内の会社で働きながら、
ご主人と一緒に暮らしていました。
私のもとを訪れたのは、
「誰かのせいにしてしまう自分から変わりたい」という理由でした。
=====ここから=====
仕事でも夫婦関係でも、
上手くいかないと誰かのせいにしてばかり。
確かにその場は収まるんだけど、
上手くいかない出来事はその後も起きるわけで、
何の解決にもなっていない。
「上司が変われば・・・」
「主人が変われば・・・」
誰かが変われば自分も変わると、
正直思っていました。
伊庭さんのメルマガも正直、
「相手を変えるための方法」を見つけようとして登録しました。
でも、伊庭さんのメールを読む中で、
ハッとさせられました。
「私が全く変わろうとせずに、誰かが変わるなんてあり得ない…」
伊庭さんがよくおっしゃる様に、
逆の立場になって考えてみたら、
そんな人と付き合いたいと思わないなって…
自分が変わるための行動をせずに、
相手ばかりに望んで来たから、
何も変わらずに時間だけが過ぎ去ったんだと。
こんな自分を変えたくて、
伊庭さんのもとを訪れました。
=====ここまで=====
「まず自分。次に相手」
薮田さんの現状を聞きながら、
「まず自分。次に相手」という言葉を私は何度もお伝えしました。
仕事で望む成果を出すために、
理想の夫婦関係を実現するために、
まず自分が変わることで、
結果的に周りも変わります。
そして私は薮田さんに対して宿題を出し、
「まずは3ヶ月、続けてください」とお伝えしました。
薮田さんは素直に宿題を実践され、
私に対してメールで報告して下さりました。
私もメールを読みアドバイスをしたり、
何度かお会いする中で現状を確認し、
薮田さんの変化を一緒に実現していきました。
人のせいにしていた自分から卒業できた
そして薮田さんは、
誰かのせいにしていた以前の自分から卒業できました。
「まずは自分がどうしたいのか?」を問いかけ、
仕事でも夫婦関係でも行動できる様になったこと。
上手くいかないと感じる時にも、
自分に意識を向けながら振り返ることができる様になりました。
その結果、職場でも悩みが少なくなり、
ご主人にも気を使わず言いたいことを言える様になりました。
以前は職場でもご主人に対しても、
「何を考えているのかわからない」と言われることがあったそうです。
ですがぬいぐるみ心理学を実践する中で、
自分の気持ちを自然と声に出せる自分に変わっていきました。
薮田さんの変化を目の当たりにし、私も本当に嬉しかったです。
自信がない自分から卒業するためには、
「まず自分。次に相手。」
薮田さんが素直に実践して下さったからこそ、
望む毎日を実現できたのだと感じています。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。