16May
[最終更新日]2023/03/13
「声が小さいと周りから言われる…」
「声が小さくなる心理背景は何なのか…」
「声の小ささを改善したい」
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こんにちは、伊庭和高です。
今日は声が小さくなってしまう
女性の心理背景を取り上げます。
また同時に解決方法についても
過去のお客様のエピソードを踏まえ、
合わせて紹介します。
目次
声が小さい女性の心理背景
誰かと話している時、
初対面で挨拶をする時、
あるいは意見を求められた時など、
声が小さくなってしまうことはありますね?
普段はそうでもないのに、
特定の場面で急に声が小さくなってしまう…
こんな経験をしたことがあるかもしれません。
あるいは声が小さくなってしまう
女性と関わったことがあるかもしれません。
もちろんこれは女性だけに限らず
男性にも見られる傾向ですが、
特に女性に多い印象を受けています。
ですが1つ確実に言えるのは、
声が小さくなる人には共通の心理背景があります。
声が小さくなるのには理由があった!
なぜ声が小さくなるのか。
実はその原因はシンプルで、
「声を小さくしなければならない…」と
自分で思い込んでいるからです。
私はぬいぐるみ心理学の中で、
「すべての悩みの原因は自信のなさである」と解説をしています。
声が小さくなってしまう背景にも、
実は自分の自信のなさが存在するのです。
・自分の意見を伝えるのが怖い
・周りから否定されるのが怖い
こうした心理背景が働くのです。
相手からすれば声を小さくすることで
何を言ってるのか聞こえにくくなります。
自分の発言が聞き取りにくくなれば、
その場を丸く収めることができたり
自分の気持ちをごまかすこともできます。
声が小さいと悩みつつ、
自分の声を聞き取りにくくすることで
傷つかない様にと自分を守ってもいるのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらもぜひやってみてください。
声が小さいだけでは悩みは収まらない
声が小さくなってしまうということは、
それだけ周りの目を気にしているということ。
周りを気にして自分の気持ちを抑えたり、
周りに合わせて振る舞ってしまうこともあります。
その結果、自分に自信が持てなかったり、
窮屈そうに日々を過ごすことにもつながります。
声が小さいだけにとどまらず、
自分の気持ちを上手く伝えられなかったり、
周りを気にして過ごし続けたりしてしまいます。
無料メール講座でも詳しく解説していますが、
声が小さいことで悩みはどんどん深まっていくのです。
声が小さいと人間関係にも距離ができる
想像してみてください。
あなたの目の前にいる相手が、
声が小さい状態で話しかけています。
何を言っているのかわからず、
どこか警戒心を抱くかもしれません。
相手の本音がわからないと感じるので、
自分も本音を伝えて関われない状態になります。
当たり障りはないけれども、
どこか関係が深まらない。
距離のある関係性ができてしまいます。
小声になったままで関われば、
確かに嫌われることはないでしょう。
ですが好かれることもありません。
相手からしても自分のことがわからず、
距離のある関係性が生まれてしまいます。
常に周りに気を使い続けたり、
周りを気にして振る舞ったりと、
気づけば自分自身も疲れ果ててしまいます。
相手の反応は相手次第
そして特に重要なのは、
「相手の反応は相手次第」だということ。
相手がどんな反応をするのかは
自分ではコントロールできません。
とはいえ自信なさげに振る舞えば、
「この人の本心がわからない」と
相手が感じてしまいます。
その結果、さらに質問をして来たり、
怒った様に感じてしまうことがあります。
小声で伝えてしまうことが、
結果として相手の頭に疑問を生み出す。
その結果、さらに追求されてしまい、
ますます自信をなくしてしまう…
まさに負のスパイラルですね。
声が小さい現状から卒業する方法
私はぬいぐるみ心理学を通して、
声が小さい状態を改善する方法として、
大きく2つのステップをお伝えしています。
ここでの重要なポイントは、
「声が大きくなること」が目的ではないこと。
声が小さくなってしまう背景には
周りを気にする自信のなさがあります。
自分の自信のなさと向き合い、
周りを気にせず振る舞える様になる。
ここが目標です。
まずステップ1が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
実は声が小さいと悩む人の多くが、
自分で自分の気持ちに気づけていません。
「いきなり相手に伝えなければ…」
この想いが増長する程に、
ますます声が小さくなってしまうのです。
私達の脳は実際に声に出すことで、
思っていることを認識します。
独り言で大丈夫です。
小声でつぶやくだけでも大丈夫です。
まずは自分で自分の気持ちに気づくことで、
想像以上に落ち着き安心します。
・周りに否定されたらどうしよう…
・上手く伝わらないかもしれない…
不安や恐れも含めて、
まずは自分で声に出して気づいてください。
そしてステップ2は、
「自分がどうしたいのか?」と問いかけること。
周りを気にするのではなく、
まずは自分で自分の気持ちに気づいていくことです。
声が小さいと悩む人の多くは、
周りを気にするあまり、
「自分がどうしたいのか?」を問いかけられていません。
以上の2ステップを踏むことで、
声が小さくなることなく、
自分らしく人と関われる様になります。
お客様の事例を紹介します
さて、ここからは実際に
声の小ささに悩んでいた
過去のお客様の事例を紹介します。
福岡県在住の島田さん(女性・仮名)は、
仕事や恋愛で声が小さくなることに
悩みを抱えていました。
最初に面談でお会いした時に、
島田さんはこの様に話していました。
=====ここから=====
自分の意見を言う時に
小声になってしまう現象。
これは中高生の頃からずっとありました。
「どこに行きたい」とか、
「何がしたい」といった気持ちも、
誰かに伝えようとすると小さくなってしまう。
「島田さん何て言ったの?」と
聞き返されることもよくあり、
その度に不安や緊張してしまいます。
・悪いことを言ったのか…
・上手く伝わっていないのか…
こんな疑問が頭をよぎる様になり、
「それなら何も話さない方が良い」と思い、
気づけば口数も少なくなっていきました。
仕事でも周りに気を使ったり、
恋愛も楽しめなかったり、
悩みを抱え続けていました。
でも子供の頃を振り返ると、
声が小さかったわけでもないし、
友達と元気に遊んでいた記憶もあります。
「何で声が小さくなったのか…」
「急に小声になる心理背景は何なのか…」
「何とかして解決したい!」
こうした想いを抱く中で
ぬいぐるみ心理学に出会いました。
「すべての悩みの原因は自信のなさ」
伊庭さんのこの言葉は、
私の胸に刺さりました。
小声になってしまうのも、
自信のなさが背景にあったと思うと、
それ以外の場面で悩んでいることも、
すべてがつながっていく感覚がありました。
=====ここまで=====
声が小さくなってしまう背景にも、
実は自信のなさが存在している。
自信のなさに向き合うことで、
声の小ささだけでなく、
周りを気にして自分を抑えることなく
自分らしく振る舞うことができる。
私は島田さんに対して、
先ほどの2ステップをお伝えしました。
自信を生み出すぬいぐるみとの関わり方
そして島田さんには同時に、
意識してぬいぐるみと関わる様にと
お伝えしました。
意見も批判も言わずに、
自分の思い通りになる存在。
それがぬいぐるみです。
ぬいぐるみは単なる物ではなく、
魂を持った存在である。
これは古代エジプトの頃から
言われ続けて来たものです。
ぬいぐるみの好き嫌いに関わらず、
私達はぬいぐるみに対して
生きているかの様に関わっています。
そして私達はぬいぐるみに
ほぼ100%素の自分を出して
関わっているのです。
大人も子供も関係なく、
ぬいぐるみの前では素の自分が出てしまう。
私はこの事実を突き止め、
自信がない自分から卒業するために
意識してぬいぐるみと関わることを勧めています。
島田さんはぬいぐるみではなく、
猫の抱き枕を持っていました。
抱き枕もぬいぐるみと同じ素材なので、
島田さんには猫の抱き枕と関わってもらいました。
話しかけても良いですし、
恥ずかしければ枕元に置いてみても良い。
頭の中で話しかける感覚で
声に出しても良いです。
島田さんにどんな変化が起こったか?
島田さんと何度かお会いしたり
またメールでやりとりをする中で、
島田さんにどの様な変化が生まれたのか。
島田さんの声を紹介します。
=====ここから=====
「自分で声に出す」
実践を始めた当初は、
ここに苦心しました。
言葉にすると簡単なのですが、
想像以上に自分で声に出せておらず、
全部頭の中で抱え込んでいました。
「これは声に出さなくて良い」という様に、
勝手に声に出す言葉を選別しており、
その結果として悩みを抱え続け、
気づけば声が小さくなってしまう。
長く染み付いたパターンだったので、
最初の内は伊庭さんにアドバイスをもらいながら、
その都度改善していきました。
ですが自分で声に出すコツがつかめると、
日常でどんどん変化が起こる様になりました。
自分の気持ちを相手に伝えることに、
これまで以上に緊張することもなく、
そして相手の反応を気にすることもなくなりました。
「どう思われるのか…」という不安は、
実は自分が勝手に作り出していたもの。
自分の気持ちを声に出す中で、
次第に声が小さくなることなく、
自分の気持ちを伝えられる様になりました。
以前までは不満や怒りを
自分の中だけでため込んでいたのも、
自分で声に出すことができる様になり、
長く引きずることもなくなりました。
仕事も居心地良くできる様になり、
しかも心を許せる同僚もできました。
恋愛でも彼の反応を気にせずに、
自分の気持ちを伝えられる様になりました。
何より周りから「声が小さい」と言われることがなくなりました。
大事な場面で急に声が小さくなることもなくなり、
仕事にプライベートにと充実しています。
=====ここまで=====
まずは自分で自分の気持ちに気づく
声が小さくなってしまう心理背景には
自分の自信のなさがあります。
まずは自分で自分の気持ちに気づく。
これが声が小さくなってしまう現状から
卒業する第一歩です。
声が小さい自分を手放し、
本当に望む毎日を手に入れたい場合は、
まずは無料メール講座で学び、
そして日常で実践してみてください。
本日も最後まで読んで下さり、
ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。