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否定されて育った影響を克服する3つの方法を独自に解説!

[最終更新日]2023/12/19

こんにちは、伊庭和高です。

 

「子供の頃に否定されて育った」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談は定期的に寄せられます。

 

親から否定されることが多かったり、

周囲から否定されてしまったことを、

大人になっても引きずっている人はいます。

 

仕事や私生活に影響を与える状況は、

できる限り早く抜け出したいです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

否定されて育った影響を克服する方法を解説します。

 

否定されて育った影響を克服する方法

 

否定されて育った影響は、

3つの方法を順番に実践することで克服できます。

 

1つずつ、紹介していきます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

否定されて育ったことで悩む人ほど、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

つまり頭のなかであれこれ考えれば、

否定的な気持ちが浮かびやすいのです。

 

いきなり誰かに吐き出すのではなく、

ブツブツ独り言をつぶやいてください。

 

どんな気持ちでも良いので、

頭の中で考えている気持ちを声に出すこと。

 

これが現状を変える第一歩です。

 

「本当はどうしたかった?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「本当はどうしたかった?」と問いかけます。

 

否定されて育った影響とは、

過去の人生の影響のことです。

 

過去にされたことを、

大人になった今も引きずっている状態です。

 

確かに過去の出来事は変えられませんが、

「本当はどうしたかった?」と問いかけることで、

過去から引きずっている気持ちを受け止められます。

 

現実的かどうかは気にせず、

「本当はこうしたかった」と気持ちを声に出しましょう。

 

「これからどうしたい?」と問いかける

そして過去を振り返った後は、

未来へ意識を向けます。

 

「これからどうしたい?」と問いかけてください。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけるからこそ、

自分が望む人生を選択できます。

 

否定されて育った影響のある人ほど、

自分を主語に問いかけられていません。

 

親や友達や同僚や世間体など、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

これでは自分の気持ちがわからなくなり、

いつまでも過去を引きずってしまうのです。

 

「どうしたい?」という問いかけは、

現状を好転するために不可欠です。

 

なぜ否定されて育ったのか?

私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

否定されて育ったと感じる背景には、

親の言動も影響しているのです。

 

親に怒られたり、

ダメ出しばかりされていれば、

子供にも悪影響を与えてしまうのです。

 

あるいは大事な場面で否定されたり、

いざという時に味方になってくれなければ、

子供の心に傷を残すのです。

 

そしてそのまま大人になることで、

仕事や私生活で影響を与えてしまいます。

 

すべての悩みの根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

親にも自信のなさがあり、

その影響が子供の頃にぶつけられていたのです。

 

親の自信のなさから子供に当たってしまったり、

厳しい言動を取ってしまうことがあるのです。

 

ただし親を変えることはできません。

 

親のせいにし続けたり、

親を変えようと頑張っても、

一向に現状は変わらないのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

否定されて育った影響を大人になっても引きずっているならば、

それは自分の自信のなさも背景にあります。

 

自信のなさを感じていることで、

子供の頃の記憶を引きずってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

否定されて育った影響は、

大人になっても様々な場面で現れます。

 

言いたいことを我慢したり、

周りの目を気にしてしまうのです。

 

やりたいことがあっても、

失敗を怖がり行動に移せないかもしれません。

 

異動や転職や付き合う相手を変えても、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

周りを変えても自分が変わらないと、

否定されてきた影響が繰り返されるのです。

先ほどもお伝えした様に、

親を変えることはできませんが、

自分が変わることは自分次第で今からできます。

 

自信のなさと向き合い、

冒頭で紹介した3つの方法を実践することで、

現状を変えることができます。

 

過去の影響にとらわれず、

本当に望む毎日を送れる様になるのです。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。