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ぬいぐるみと寝る心理を解説!【大人も子供もちゃんと理由があった!】

[最終更新日]2023/03/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日は「ぬいぐるみと寝る心理」についてです。

 

・自分がぬいぐるみと寝ている(た)

・身近な人がぬいぐるみと寝ている(た)

 

おそらくこの記事を読んでいる方は、

どちらかのケースにが当てはまるでしょう。

私はぬいぐるみ心理学を開発し、

5000名以上のお客様に伝えてきました。

 

また私自身もオリジナルぬいぐるみを販売していますが、

ぬいぐるみ効果を実感しやすい様に設計しました。

 

今回の記事ではぬいぐるみ心理学の理論を総動員し、

ぬいぐるみと寝ることの心理背景を解説します。

 

ぬいぐるみと寝る心理背景

「ぬいぐるみと寝るのはダメなのか?」

「ぬいぐるみと寝るのは変ではないか?」

 

こうした声を頂くこともありますが、

決してそんなことはありません。

 

ぬいぐるみと寝る心理背景を理解すれば、

むしろ良い効果もあることが理解できます。

 

ぬいぐるみに無意識に愛着を抱いている

 

私達はぬいぐるみの好き嫌いに限らず、

ぬいぐるみへ無意識に愛着を抱いています。

 

これは心理学の分野でも証明されています。

赤ちゃんが1歳前後になると、

自力でお母さんの元を離れられる様になります。

 

その際にお母さんの様な安心感を与えたり、

1人で離れる際の不安を軽減してくれる存在が、

ぬいぐるみと言われています。

 

心理学では移行対象と呼ばれているのですが、

赤ちゃんは無意識にぬいぐるみへ愛着を抱き、

一緒に寝たり触れたりする様になります。

そしてこれは幼い子供の頃だけでなく、

大人になってからも見られる現象です。

 

赤ちゃんはお母さんに対して、

100%素の自分をさらけ出します。

 

そしてお母さんの次に愛着を示す

ぬいぐるみに対しては、

ほぼ100%素の自分をさらけ出します。

 

つまりぬいぐるみは私達にとって、

特に安心感を感じられる存在と言えます。

寝室、ベッド、枕元、部屋、ソファ…

 

どこで寝ていたとしても、

自分にとって一番安心できる場所が「寝る空間」

 

寝る空間にぬいぐるみがあると、

より一層安心感を感じられるのです。

 

ちなみに私の中では、

「抱き枕、人形、クッション」もぬいぐるみに含まれます。

 

抱き枕を抱いて寝ているのも、

広い意味でぬいぐるみと寝ている心理と同じです。

 

ぬいぐるみの歴史をひも解く

「男がぬいぐるみと寝るのは良いの?」

「大人がぬいぐるみと寝るのは良いの?」

 

こうした相談を受けることもありますが、

全然OKです。

 

むしろ歴史を振り返ると、

普通のことだということがわかるでしょう。

人類の歴史を振り返ると、

古代エジプトの頃にぬいぐるみは誕生しました。

 

もちろんフワフワの素材ではなく、

木などで作った人形的なものが

ぬいぐるみの起源と言われています。

 

そして当時のぬいぐるみは、

宗教儀式で使われていました。

 

誰かに呪いをかけたりする際に

ぬいぐるみを使っていたのです。

呪いをかけるということは、

危なくて子供は触ってはいけない。

 

また当時は男尊女卑だったので、

女性も触ってはいけない。

 

つまり当時のぬいぐるみは、

大人の男性が触って良いものでした。

 

歴史的な背景を踏まえるならば、

男や大人がぬいぐるみと寝ているのは、

むしろ普通のことなんですよね。

 

どんなぬいぐるみと寝たら良いのか?

そして私がよく相談を受けるのが、

ぬいぐるみの選び方についてです。

 

「どんなぬいぐるみと寝たら良いのか?」

 

「NGのぬいぐるみはあるのか?」

 

「ぬいぐるみの選び方はあるのか?」

結論からお伝えしてしまうと、

「自分が選んだぬいぐるみ」をオススメします。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、

自分が欲しいと思って買ったぬいぐるみであれば、

自然と自分の心を許せる存在になっていきます。

 

また家族や恋人等からもらったぬいぐるみは、

関係性が良好な場合は一緒に寝てOKです。

逆に「このぬいぐるみはちょっと…」というのは、

「誰かからもらったぬいぐるみ」です。

※関係性が良好なぬいぐるみを除く

 

たとえば元恋人のぬいぐるみと寝ると、

無意識に過去の恋愛の悲しみを思い出しやすくなります。

 

「あの時は辛かったな…」

「あの人は今でもりそうの人だな…」

 

この様に、過去の恋愛を手放せず、

一向に新たな恋愛に進めないこともあるのです。

「寝室に元恋人のぬいぐるみがある」

 

こうした事例も意外とあるので、

もらったぬいぐるみと寝るのは避けてください。

 

心理的な側面から見ると、

自分にとってデメリットが大きいです。

 

ぬいぐるみと寝ることのメリット・デメリット

ぬいぐるみと寝ることには、

メリット・デメリット両方あります。

 

それぞれを順番に紹介しますが、

まずはぬいぐるみと寝る効果ですね。

 

メリット:安心感を感じられる

先ほども紹介した様に、

ぬいぐるみと関わると無意識の内に

私達は安心感を感じられます。

 

仕事や家事育児で疲れている時、

ホッと安心感を感じられる様になります。

 

特に難しいことを考えず、

枕元にぬいぐるみを置いて寝るだけで、

自然と安心感を感じられる様になります。

 

メリット:ストレスを回避できる

また先ほどお伝えした様に、

ぬいぐるみと一緒に寝ることで

不安感を軽減することもできます。

 

日々の生活で感じたストレスも、

ぬいぐるみと関わることで発散できます。

 

ストレスをため込み続けないのに、

心身の調子も良くなります。

 

何より一緒に寝るだけなので、

お金もかからず難しい知識もいりません。

 

誰でも今すぐに実践でき、

効果を実感しやすいのが特徴です。

 

メリット:幸福感がアップする

そしてぬいぐるみと一緒に寝ると、

幸福感がアップすると言われています。

 

ぬいぐるみと一緒に寝ることで、

オキシトシンというホルモンが

私達の脳内で分泌されます。

 

オキシトシンとは別名

「幸せホルモン」と呼ばれており、

幸福感を感じさせるホルモンでもあります。

 

そのためぬいぐるみと一緒に寝ると、

幸せな気持ちになりやすいと言えます。

ちなみに幸福感がアップする程、

日常の物事も上手く進みやすくなり、

運気がアップすることもあります。

 

ぬいぐるみと一緒に寝るだけで、

幸福感もアップするならば、

実践しない手はないと言えます。

 

デメリット:悩みは解決しない

もちろんデメリットもあります。

 

ぬいぐるみと一緒に寝ることで、

様々な効果は実感できるでしょう。

 

ですがぬいぐるみと関わっても、

日々の悩みが解決するわけではありません。

 

職場の人間関係に悩んでいたとして、

ぬいぐるみと一緒に寝ても、

人間関係の悩みは解決しません。

 

安心したりストレス発散にはなっても、

悩み自体が解決されてはいないので、

同じ悩みが繰り返されてしまうのです。

私がお客様によくお伝えしているのが、

「ぬいぐるみの世界で完結しないこと」

 

「ぬいぐるみの前では安心できる」

「ぬいぐるみには素の自分を出せる」

「でも日常では悩み続けている」

「苦手な上司の前では気を使ってしまう」

 

これは悩みが解決していませんし、

ぬいぐるみの世界で完結した状態です。

 

一時的に癒されたとしても、

あるいはストレス発散ができても、

悩みの根本が解決されていないので、

悩みを抱える状況が続いてしまいます。

ぬいぐるみは自分の代わりに行動してくれません。

 

苦手な上司に対して、

ぬいぐるみが意見を伝えてくれませんからね。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

自分の自信のなさと向き合うことで、

悩みが解決へと向かいます。

そして現状の悩みを解決する上で、

ぬいぐるみを上手く活用していけます。

 

悩みを解決する手段として、

ぬいぐるみと意識して関わっていくのです。

 

ぬいぐるみの世界で完結せず、

悩みの解決にも活用していけば、

より生きやすく理想の毎日が送れます。

 

ちなみに私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

お客様の事例を紹介します

実際にぬいぐるみを活用して、

日常の悩みを解決したお客様がいます。

 

宮城県在住の遠藤さん(女性・仮名)は、

仕事の人間関係に悩んでいました。

 

部屋にぬいぐるみがあったことから、

偶然私のことを知ってご縁が生まれました。

=====ここから=====

 

人前では気を使ってしまい、

相手に合わせて振る舞ったり

自分の気持ちを押さえてしまうことに悩んでいました。

 

仕事でも周囲の様子を伺ったり、

言いたいことを飲み込んだりして、

結果的に仕事が遅くなることもありました。

「迷惑になるかな…」と思い、

悩んでいることを周りに言い出せず、

自分の中でため込み苦しんでいました。

 

実際、もし自分の気持ちを伝えたら、

相手に嫌われないだろうかとも考えていました。

 

自宅の寝室にクマのぬいぐるみがいて、

その前ではリラックスできるのですが、

良い年でぬいぐるみが好きなのはどうかと思い、

偶然伊庭さんのサイトにたどり着きました。

「悩みの原因は自信のなさ」

 

「ぬいぐるみの世界で完結しない」

 

この言葉を聞いた時にドキッとしました。

 

確かにぬいぐるみの前では安心し、

癒される様な感覚を抱いていましたが、

仕事の人間関係の悩みは解決しませんでした。

 

お酒やショッピングを通して

ストレス発散している人もいますが、

私はぬいぐるみで発散している様な状態でした。

 

自信のなさと向き合わないと、

ぬいぐるみの世界で完結することを、

リアルに想像できました。

「この現状を変えたい」

「悩みを解決したい」

 

伊庭さんとの出会いを通して、

一層強く感じる様になりました。

 

=====ここまで=====

 

遠藤さんに起こった変化

私は遠藤さんのお話を聞きながら、

自信のなさと向き合う方法をお伝えしました。

 

また悩みを解決するために最適な

ぬいぐるみとの関わり方を5つお伝えしました。

 

ぬいぐるみ心理学を実践する中で、

遠藤さんの日常に変化が生まれました。

=====ここから=====

 

伊庭さんに伝えてもらった様に、

意識してぬいぐるみと関わり始めました。

 

ただ枕元に置いて寝るだけでなく、

悩みを解決するための関わり方を実践すると、

現状の課題に気づくこともできました。

ぬいぐるみと意識して関わりながら気づいたのが、

私は自分で自分を守っていたということ。

 

周りに合わせたり意見を言わなければ、

周りから否定されることは少ないです。

 

自分が傷つかない様にと、

自分を守っていたことを、

ぬいぐるみは教えてくれました。

ですがこの状況が続けば、

自分の中で悩みをため込む毎日が続きます。

 

自信のなさと向き合う方法を実践し、

勇気を持って行動に移したことで、

仕事中に変化を実感できました。

 

いつもなら黙ってしまう場面で、

自分の意見を言えました。

 

上司に仕事の報告をする時も

声が小さくならずに伝えられました。

 

周りの様子を伺うこともなくなり、

仕事がスムーズに進む様になりました。

 

何より気疲れが激減し、

働きやすさを感じる様になりました。

正直、伊庭さんと出会う前までは、

転職も考えていました。

 

ですがもし転職したとしても、

自信のなさと向き合わないと、

転職先でも同じ悩みを繰り返していたと思います。

 

ぬいぐるみを活用しながら、

仕事の悩みを解決できたことは、

本当に嬉しかったです。

 

=====ここまで=====

ぬいぐるみの世界で完結せず、

日常の悩みを解決していくことで、

理想の毎日を実現することができます。

 

悩みの原因である自信のなさと向き合い、

その過程でぬいぐるみを活用しながら、

悩みは1つずつ解決へと向かいます。

 

自信のなさとは具体的に何なのか。

自信とはそもそも何なのか。

 

根本原因である自信のなさについて、

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみて下さい。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。