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「恋」と「愛」の違い〜漢字をよーく見て下さい〜

[最終更新日]2020/11/09

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

 

今日はガッツリ恋愛に注目して伝えていきます。

 

 

ここ最近、恋愛についての話をすることが多く、

「今伝えないといけないな」とピンと来ているので、

今日も本音を伝えていきます。

 

 

恋愛系の話って、9割悩みですよね。

 

「自分を出していいか不安」

「過去の恋愛がトラウマになってる」

「相手に本音が言えない」

 

話を聞いているだけで、どれだけ真剣に考えて来たかが伝わってきます。

 

 

でも、それでいいんです。

むしろ、「恋」している段階では悩み続けます。

 

「自分がまだ未熟だから、恋なんてできない」

なんて嘆く人もいますが、みんな未熟です。

 

結婚してからも悩み続け、夫婦関係が上手くいかないことは普通にあります。

 

 

いつになったら成熟するのか。

そんなものは決まっていません。

 

悩みながらも一歩ずつ進んでいくだけなんです。

 

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「恋」と「愛」の違い

 

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では、何で恋をしている時は悩みが尽きないのか。

恋と愛の漢字の違いに注目して下さい。

 

 

両方の漢字には「心」という字が入っています。

でも、入っている場所は違いますよね?

 

 

恋は漢字の下に、

愛は漢字の真ん中に、

心が入っています。

 

 

あなたの心をイメージして下さい。

悩みが尽きない状態は、「恋」です。

心が下にあるからこそ、その重みに押しつぶされそうになるんです。

 

しかも、「亦」という上の部首は、

「心乱される、けれども心惹かれる」という意味があります。

 

恋人との関係で悩み、心乱されるものの、一緒にいたい。

そんな矛盾した想いを表しています。

 

 

 

それに対して「愛」は心が真ん中にあります。

 

何があっても相手を信頼している。

自分の感情が乱されず、相手のことを向いている。

これが恋との違いです。

 

恋をしている段階では、当然心が乱されます。

 

不安に襲われたり、

とにかく甘えたくなって依存したり、

ついカッとなってしまったり、

自分を演じて本音を言えなかったり、

つい相手に何でもしたてあげたくなったり、

相手の言われるがままになってしまったり、

でも、相手のことは好きなんです。

心惹かれるんです。

 

ただし、「心」が真ん中にないからこそ、

乱されすぎて重みに耐えきれなくなれば、別れが訪れます。

 

誰も完ぺきな人はいません。

素の自分と向き合いながら、愛に近づけていくんです。

 

ぬいぐるみ心理学も、そのための方法をお伝えしています。

 

 

最後に〜愛の状態まで本当にたどり着けるのか〜

 

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ここまで読んで、「本当に愛の状態までたどり着けるのか」

と疑問を持った人もいるでしょう。

 

 

心乱されず、どんな時でも相手を信頼している状態。

しかも、自分だけではなくお互いにそうした状態です。

かなり難しいのではないか、と感じても仕方ないでしょう。

 

 

これについて私の想いを伝えるならば、

「愛」と言える状態には永遠にたどり着けない。

「愛」を感じる瞬間がどれだけ出てくるか、です。

 

 

日常の出来事で私達は心を乱されます。

常にお互いを愛し合えるわけではなく、

特には自分のネガティブな部分も出るでしょう。

 

でも、大事なのは「愛」の状態にたどり着こうとする姿勢。

 

この姿勢を持ち続け、一歩ずつ歩んでいった先に、

「私達、愛し合ってるな」と感じられる状態にたどりつけます。

 

24時間、365日感じ続けられるわけではありません。

常に愛を感じられる様に意識し、

できるだけ長く感じられる様にしていくことは可能です。

 

 

言葉にできない

お金に変えられない

そんな感情が、愛にはあふれています。

 

 

悩みを解決するヒントは、あなた自身の中に既にあります。

 

私はぬいぐるみ心理学を通して、

あなたの中に眠るヒントを見つけていくことしかできません。

レールは敷きますが、歩むのはあなたです。

 

過去のトラウマも年齢も性別も、

何もかも関係ありません。

 

一歩ずつ、恋から愛へとたどり着きましょう。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。