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寂しがり屋はトラウマから生まれる?自信のなさが原因です

[最終更新日]2022/03/29

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「寂しがり屋」

 

寂しさに関する相談については、

私のお客様からも特に多く寄せられます。

 

「寂しがり屋な性格に悩んでいる」

 

「寂しさを埋める行動を取り続けてしまう」

 

「寂しがり屋を克服したい!」

 

こうした声は毎日の様に寄せられています。

 

そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しがり屋の背景を詳しく解説していきます。

 

寂しがり屋の背景にある幼少期のトラウマ

私はこれまで5,000名以上のお客様と関わってきました。

 

寂しさについての相談は非常に多いので、

自分の寂しがり屋の度合いを診断する心理テストも作りました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

あなたの寂しがり屋度が判明します。

 

寂しがり屋の度合いを診断したい場合は、

一度やってみてください。

 

そして寂しがり屋の原因をひも解くと、

幼少期の体験が影響を与えていることが判明しました。

 

そもそも私たち人間は誰もが、

生まれた時から寂しがり屋ではありませんでした。

 

ですが成長過程で寂しさを募らせ、

日常で影響を与えてしまうのです。

 

寂しさを強く感じる状況に置かれたことが、

大人になっても影響を及ぼしているのです。

 

急に寂しがり屋になったわけではなく、

幼少期のどこかのタイミングで、

寂しがり屋な自分が形成されていきました。

また寂しがり屋の悩みの背景には、

人間関係が横たわっています。

 

寂しさを感じるのは、

相手の存在を前提としています。

 

寂しがり屋な状態が続いているのは、

人間関係の悩みを抱えていると言えるのです。

 

そして私たち人間にとって、

親との関係が人間関係の出発点です。

 

幼少期に原因があるとお伝えしましたが、

さらに踏み込んで言えば、

親との関係に寂しがり屋の原因が詰まっています。

 

「共働きで構ってくれなかった」

「何かすると怒られてしまった」

「親に気を使い続けてしまった」

 

たとえばこうした言動が見られれば、

子供は寂しさを募らせてしまいます。

 

あるいは夫婦仲が悪かったり、

別居や離婚を経験したりと、

トラウマ的な経験により寂しがり屋になることもあります。

 

寂しがり屋の根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

寂しがり屋に今も悩まされているなら、

自分に自信が持てないことが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自分に自信が持てていれば、

寂しがり屋に悩まされることはありません。

 

寂しさを埋める行動を取ったり、

相手の反応に一喜一憂することもなくなります。

 

確かに寂しがり屋になった背景には、

幼少期の記憶が影響を与えています。

 

親との関係でトラウマを背負ったりと、

当時の自分にはどうしようもなかったこともあったでしょう。

 

ただしどれだけ過去を振り返っても、

過去を変えることはできません。

 

親に原因を求め続けても、

自分の人生が変わることはありません。

 

ですが自分を変えることは、

自分でいくらでもできます。

 

寂しさに悩まされてきたとしても、

今から自信のなさに向き合うことで、

寂しさを手放せる様になります。

 

寂しがり屋を克服する方法

 

ここからはぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しがり屋を克服する方法を解説します。

 

3ステップになっており、

順番に実践することで変化を実感できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップは、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

寂しさに悩まされている人は、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭で考えるほど、

ネガティブ思考が強まると言われています。

 

頭の中で考え続けるほど、

寂しさが増大してしまうのです。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

寂しがり屋を克服する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと意識して関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

寂しがり屋を克服する上でも役立ちます。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出したら、

「本当はどうしたかったのか?」と自分に問いかけます。

 

先ほどもお伝えした様に、

寂しがり屋は過去の記憶に影響を受けています。

 

過去のネガティブな感情を受け止める上でも、

「本当はどうしたかったのか?」という問いかけが大事です。

 

過去の出来事は変えられませんが、

過去から引きずっている感情を手放すことはできます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけ、

抑え込んできた気持ちを1つずつ受け止めていきます。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「これからどうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「本当はどうしたかったのか?」と問いかけ、

過去からの気持ちを1つずつ受け止められたら、

今この瞬間に意識を向けます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語にして問いかけることで、

自分が本当に望む選択ができます。

 

寂しさに悩まされている人ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

「どうしたらいいのか?」と思い続け、

いつまでも前に進めなくなっているのです。

 

あるいは過去のことばかりにとらわれ、

未来のことを考えられていないのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

寂しさに悩まされないために不可欠です。

 

寂しがり屋は幼少期にキッカケがありますが、

今から現状を変えることはできます。

 

寂しさに悩まされ続けても、

幸せな毎日が送れないことは確かです。

 

寂しがり屋の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

3ステップを繰り返し実践することで、

寂しさに悩まされなくなります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。