23Jun
[最終更新日]2021/06/23
こんにちは、伊庭和高です。
本日のテーマは「寂しがり屋」
寂しがり屋についての相談は、
お客様からも特によく寄せられます。
「寂しがり屋と周りに言われた」
こうした声も多いですし、
心当たりの有無にかかわらず、
どうすれば良いか悩んでしまう人もいます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
寂しがり屋と言われる原因や心理背景を解説します。
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
寂しがり屋と言われてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば寂しさを募らせることはありません。
「寂しがり屋だよね」と思われることもないのです。
その一方で自分に自信が持てていないと、
寂しさに悩まされることも出てきます。
自分では気づかないうちに、
寂しさを周囲に振りまいてしまうのです。
幼少期にも原因が?
そして私たちの自信のなさは、
幼少期に形成されます。
生まれた時から自信がない人はいません。
大人になるにつれて、
自分に自信が持てなくなってしまいます。
また私たちにとって親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
「親にかまってもらえなかった」
「親に否定されてばかりだった」
「親も寂しがり屋だった」
たとえばこうした場合、
子供も寂しがり屋になりやすいのです。
自分で自分を満たすことができない
寂しがり屋な人に共通する心理背景として、
周りありきで行動してしまうことがあります。
周りの目を気にしたり、
周りの反応に一喜一憂してしまうのです。
自分で自分を満たすことができないので、
誰かに自分を満たしてもらおうと考えます。
寂しさに襲われた時も、
誰かに寂しさを埋めてもらおうと考えやすいのです。
寂しさを埋めても幸せになれない
ですが寂しさをどれだけ埋めても、
幸せにはなれません。
自分で自分を満たすことができないので、
一時的に寂しさを埋められたとしても、
すぐに寂しさに襲われてしまいます。
何より寂しさを埋める関係は、
どこかで破綻してしまいます。
依存心がどこかに出てしまったりと、
相手との関係がギクシャクしやすいのです。
寂しがり屋と言われたということは、
どこかで寂しさを抱え込みがちだということです。
寂しがり屋な現状を克服するために
寂しがり屋だと言われたのは、
自分自身と向き合う好機とも言えます。
自覚があった場合はもちろん、
これまで自覚がなかった場合も、
寂しさを周囲に発している現状に向き合うタイミングです。
寂しさに悩まされる現状を抜け出せれば、
今より自分らしく生きれる様になります。
友達、恋愛、夫婦関係など、
さまざまな相手と理想の関係を築ける様になります。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
寂しがり屋度を知りたいという場合は、
ぜひやってみてください。
そして寂しがり屋の現状を抜け出したい場合は、
寂しがり屋を抜け出せたエピソードもまとめています。
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。