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寂しがり屋は愛情深いとは限らない!依存心が背景に!

[最終更新日]2022/12/01

こんにちは、伊庭和高です。

 

寂しがり屋に悩んでいる人は、

私のお客様の中でも多いです。

 

寂しがり屋な一面が出て、

人間関係が上手くいかなくなることもあります。

 

特に恋愛や夫婦関係において、

壁に直面しているケースがよく見られます。

 

その一方で一部には、

「寂しがり屋は愛情深い」という声もあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しがり屋と愛情深さについて解説します。

 

寂しがり屋だから愛情深いのは間違い?

まず結論からお伝えすると、

寂しがり屋だから愛情深いことはありません。

 

むしろ寂しがり屋は愛情ではなく、

嫉妬や不安などネガティブな感情に結びつきます。

 

たとえ愛情深い振る舞いをしても、

その根底には寂しさがあります。

 

「1人になるのが不安」

「一緒にいて欲しい」

 

この様に相手に見返りを求めている状態です。

 

もし愛情深く接しても、

相手の反応が想像と違えば、

ネガティブな気持ちでいっぱいになるでしょう。

 

寂しがり屋の正体は依存心

以前の記事でも解説しましたが、

寂しがり屋の正体は依存心です。

 

相手に依存する気持ちがあると、

寂しさを募らせてしまいます。

 

もし依存心がなければ、

相手の反応に一喜一憂しません。

 

相手の反応が想像と違っても、

穏やかに見守ることもできます。

 

相手に依存するために、

愛情深い行動をとってしまうのです。

 

そのため愛情深く接しても、

本当の意味で心が満たされることはありません。

 

相手が喜んでくれても、

心のどこかには不安があるのです。

 

寂しがり屋の恋愛が上手くいかない理由

ここまでお伝えした様に、

寂しがり屋と愛情深いのは関係ありません。

 

むしろ依存心が背景にあるので、

恋愛や夫婦関係が上手くいかなくなってしまいます。

 

愛情深く接してみて、

最初は相手も喜んでくれるかもしれません。

 

ですが接する時間が長くなるほど、

依存心が透けて見えてしまいます。

 

「もっと話を聞いて欲しい」

 

「どうしてやってくれないのか」

 

「早く返信をして欲しい」

 

この様に寂しさに影響されて、

相手に求めすぎてしまうことが出てくるのです。

 

次第に相手もストレスを感じ、

関係が悪化してしまいます。

 

そして人間関係の悩みは、

相手を変えて繰り返されます。

 

たとえ付き合う相手を変えても、

自分が寂しがり屋のままだと、

最終的には同じ結末を迎えてしまうのです。

 

どうすれば現状を変えられるのか?

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

寂しがり屋の原因も自信のなさなのです。

 

自信があれば相手に求めすぎず、

依存することもありません。

 

寂しくなっても自分で対処でき、

相手にぶつけたりしないのです。

 

ですが自分に自信がないから、

依存心が生まれ寂しさを募らせるのです。

 

寂しがり屋を克服する方法は、

こちらの記事で詳しく解説しています。

合わせて学んでみてください。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

寂しがり屋度を診断する心理テストも作りました。

 

こちらも合わせてやってみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。