15Mar
[最終更新日]2021/05/01
こんにちは、伊庭和高です。
今日は帰り際にハグする男性心理を解説します。
さて、今回はハグ(抱きしめること)について見ていきます。
別れ際にハグをする男性の心理背景について、
ぬいぐるみ心理学で得た知識をフル活用しながら回答していきます。
なぜ男性は帰り際にハグをするのか?
付き合っているかどうかに関わらず、
仕事上の関係にも関わらず、
別れ際にハグをする男性はいます。
※出会ってすぐにハグをする人もいますね。
される方からしたらビックリしますし、
「この人は私に気があるのか?」と疑ってしまいます。
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そう、まさに相手の心理背景の1つがこれです。
「狙って」ハグをすることで、
相手に気があると思わせようとしています。
たとえ仕事上の関係であったとしても、
自分を異性として意識させる上で、
ハグは有効な手段です。
あからさまなハグなら女性も警戒しますが、
自然とハグをされてしまうと、
女性としても心が揺れ動くかもしれません。
それこそが男性の狙いなのです。
ただ、すべてのハグが狙ってされるものではありません。
相手との関係に安心感を求めて
ハグをするケースもあります。
「一緒にいれてすごく居心地が良かった」
「もっと一緒にいたい。別れたくないな」
という様に、単に寂しいからハグをすることはあります。
仲の良い友達やカップルに多いのがこのケース。
たとえ男性であっても寂しさを感じます。
警戒せずに受け止めてあげれば良いでしょう。
このように別れ際にハグをする心理背景は、
狙ってやる場合と安心感を得るための2つがあります。
相手との関係性やシチュエーションを見極め、
どちらのケースに当てはまるかを考えてみる必要があります。
最後に
今回の解説ではあくまで、
日本人男性に限定してお伝えしました。
欧米の様に、もはやハグが文化になっているケースは対象外です。
日本人で別れ際にハグをするのは決して日常的ではありませんし、
今回の様に分析してみることで、
相手の心理背景を読み解くことができます。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。