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くまのぬいぐるみが好きな人の心理を大解剖!

[最終更新日]2023/03/13

こんにちは、伊庭和高です。

 

ぬいぐるみのキャラクターとして

代表的なものに「くま」があります。

 

それこそテディベアとして

1つのブランドを確立するくらいです。

かつてのアメリカ合衆国大統領、

セオドア・ルーズヴェルトも

テディベアを愛したくらいですから、

男女年齢問わず、人気の要因はあるわけです。

 

実際、日本でも1年中ぬいぐるみ売り場には

常にくまのぬいぐるみを陳列されています。

 

また、フィギュアスケートの羽生結弦選手は、

プーさんのぬいぐるみが大好きで、

部屋に飾っていることも知られています。

さて、ここで気になってくるのが、

「くまのぬいぐるみが好きな人の特徴」です。

 

うさぎでもない。人形でもない。

くまのぬいぐるみが好きということに対して、

どのような理由があるのか。

そしてその人の心理状況はどうなっているのか。

 

ぬいぐるみ心理学を提供する中で見えてきた、

1つの結論を伝えます。

 

「包容力」を求めているぬいぐるみ療法 画像

くまのぬいぐるみ好きの人は男女問わず、

包容力を求めています。

 

・とにかくゆだねられる

・いざという時に守ってくれる

・疲れた時に寄りかかれる

 

そんな感じです。

というのも今でこそプーさん等

かわいいくまのキャラクターが主流ですが、

動物のくまは人を倒してしまうくらい凶暴です。

 

人間で言うなら、女性性よりも

男性性の強いキャラクターと言えるでしょう。

 

今では「草食系男子」なんて言葉もありますが、

まさに男性性を表現したキャラクターとして、

くまのぬいぐるみは考えられています。

 

すこしぷっくりふくれたお腹だって、

トトロのお腹で遊んでいたメイちゃんの様に、

自分を一時的にゆだねても良いと

思わせるものです。

 

ちなみにこの男性性という言葉は、

父性とも言い換えられますね。

 

くまのぬいぐるみが好きな人は、誰かに頼りたい?

テディベア 寄付 チャリティー 画像

さて、ここまでの話から、

こんな疑問が浮かんできますよね。

 

例えば、

「彼女が何でもかんでも頼ってくるのは、

 くまのぬいぐるみが好きだからか?」

 

これに関しては正直、

何とも言えない部分があります。

 

ダッフィー等くまのぬいぐるみを

プレゼントすることは定番です。

 

裏を返せば、くまのぬいぐるみを一度も

持ってなかった人の方が珍しいかもしれません。

 

ということは、人は誰しも「頼りたい」

という欲求を持っていると考えられます。

実際、産まれたばかりの時は

親の支えなしに生きていけなかたったわけです。

 

いくら大人になったとしても、

心のどこかにそうした欲求があると

考えることはごく自然な流れです。

 

ただしくまのぬいぐるみが大好きな人、

あるいはそればかり持っている人は、

その背景をよく観察する必要があります。

包容力のある人を求めているということは、

行き過ぎると「依存」「不安」になります。

 

別に依存や不安自体が悪いわけでは

必ずしもないですので、

「なぜくまのぬいぐるみが大好きなのか」

を聞いてみると良いです。

 

例えば、お父さんから子ども時代に

プレゼントされたぬいぐるみを

今も持っている場合なら、

家族愛やお父さんの様な人への

安心感があると推測できます。

くまのぬいぐるみが包容力であったり

父性の象徴であることを、

ここまで伝えてきました。

 

一般的なイメージだけでなく、

その人にとって包容力や父性とはどんなものか。

気になる人は一度聞いてみると良いでしょう。

 

最後に

ここまで「ぬいぐるみ」について

詳しく解説をして来ました。

 

ぬいぐるみに気を使う人はいません。

好き嫌いに関わらず、

私達は無意識の内に安心しきった姿を

ぬいぐるみに見せています。

 

ぬいぐるみが身近にあることで、

いつでも安心感を感じられる。

 

人には言えない悩みを打ち明けたり、

夢や目標を打ち明けたり、

実際に声に出して伝えるかは別として、

私達はぬいぐるみに本音を出しています。

とはいえ1つ注意が必要なのは、

ぬいぐるみの世界で完結しないこと。

 

「ぬいぐるみの前では安心できるけど、人間関係の悩みを抱え続けている…」

 

「同じ悩みを何度も繰り返しているけど、ぬいぐるみを通して癒されている」

 

確かに一時的には満たされますが、

悩みの根本原因が解決していないので、

悩みを抱え続けることになります。

過去の私もそうでしたが、

ぬいぐるみが好きだったり、

日常的に関わっている人の場合は、

上記の傾向がある人は意外と多いです。

 

ぬいぐるみの前でだけ安心できるのではなく、

日常生活でも安心できる状態を

自分で作っていくこと。

 

安心感はいつでも自分から

生み出すことができます。

ぬいぐるみ心理学ではそのための方法を、

無料メール講座で解説しています。

 

いつでも安心感を生み出しながら、

自信を持って毎日を過ごすことができる。

 

ぜひ無料メール講座に登録して、

学んでいたたければと思います。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。