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幸せ恐怖症の治し方は3つ!幼少期の親との関係に原因がある

[最終更新日]2022/07/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

「幸せになるのが怖い」

こうした声はよく聞きます。

 

幸せになりたいはずなのに、

幸せになるのを怖がってしまうのです。

 

幸せ恐怖症とも呼ばれていますが、

これでは幸せになれませんし、

悩みばかりが増えてしまいます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

幸せ恐怖症の原因を紹介します。

 

また幸せ恐怖症の治し方を、

独自の切り口で解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ幸せ恐怖症になるのか?

 

幸せ恐怖症になってしまうのは、

大きく3つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りに批判される

幸せになることで、

周りに批判されるのを恐れているのです。

 

「それはおかしい」

「今に上手くいかなくなる」

 

こうした声を聞くのを恐れて、

幸せになるのを止めているのです。

 

ここで言う周りとは、

特定の誰かも不特定の多数も含みます。

 

親や恋人など特定の人の批判や、

世間体や一般的な声を恐れていることもあります。

 

実際に批判されるかは別として、

批判されるよりは今のままで良いかと思うのです。

 

周りが離れていく

また幸せになることで、

周りの人が離れていくのを恐れている人もいます。

 

住む世界が違うと思われたり、

「変わったね…」と言われたり、

人が離れていくのを恐れているのです。

 

実際、周りの人が離れていくこともあります。

 

自分が幸せになるのに嫉妬したり、

愚痴や不満ばかり言う人は、

自分が幸せになれば離れていくでしょう。

 

一方で自分が幸せになれば、

そんな自分を良いと思う人との出会いも生まれます。

 

ですが既存の人が離れるのを恐れるほど、

幸せになるのにブレーキを踏んでしまうのです。

 

人生の目的がなくなる

幸せなってしまうと、

心が空っぽになることを恐れる人もいます。

 

虚無感とも呼ばれていますが、

目標を達成してしまったことで、

次の目標が見えなくなると思っているのです。

 

幸せになってしまったら、

生きる意味がなくなってしまう様に感じているのです。

 

周りが気にならないものの、

幸せになるのを恐れている場合は、

このケースに当てはまるかもしれません。

 

幸せにならないことにメリットがある

ここまで原因を紹介しました。

 

見方を変えれば幸せにならないことに、

メリットを感じているのです。

 

幸せになるのを恐れていれば、

周りからの批判を受けることはありません。

 

周りの人は離れていかず、

人生の目的も見失いません。

 

現状維持を続けていることも、

実はメリットがあるのです。

 

もちろんこれは目先のメリット。

 

幸せになれない状態が続くので、

長い目で見ればデメリットばかりです。

 

ですが目先のメリットを得るために、

幸せになるのを恐れているとも言えます。

 

幸せになるのを恐れる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

幸せになるのを恐れるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば幸せになるのを恐れません。

 

ですが自信が持てないからこそ、

周りの批判を恐れたり、

人が離れるのも恐れます。

 

自信が持てていれば、

幸せになるのにブレーキは踏まないのです。

 

つまり幸せになれるかは、

自信の有無が影響を与えています。

 

幼少期にキッカケがある

また私たちの自信のなさは、

幼少期の経験に影響されます。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

欲しい物は欲しいと主張したり、

幸せになるために行動していました。

 

ですが大人になるにつれて、

自信のなさが形成されるのです。

 

また私たちが生まれた時から、

親と一緒にいる時間が長いです。

 

親との関わりの中で、

自信のなさが形成されてしまうのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親がよく否定してきた」

「幸せになってはいけないと言われてきた」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が出てしまいます。

 

幸せ恐怖症の治し方

 

幸せになれないのは辛いです。

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

幸せ恐怖症の治し方を解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

幸せになるのを恐れる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

頭の中でネガティブ思考が強まると、

幸せになるのを怖がる気持ちが出てきます。

 

また頭の中で考えるほど、

周りを気にしたり批判されるのを怖がります。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

 

これが幸せ恐怖症を克服する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜ幸せになるのが怖いのか?」

「いつから幸せになるのが怖いのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

現状を克服できる様になります。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

幸せになるのが怖い人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

幸せ恐怖症を克服する上で不可欠です。

幸せになるのを怖がる状況は、

今から変えられます。

 

いつまでも幸せになれないのは、

辛くもどかしい日々を過ごすだけです。

 

幸せ恐怖症の根本原因は自信のなさです。

 

先ほど紹介した3ステップを実践し、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。