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「ネガティブな言霊は本当になるから恐ろしい」とは限らない理由

[最終更新日]2022/12/13

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日のテーマは言霊。

 

このテーマは私の元に、

よく質問が寄せられます。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

自分で自分の気持ちを声に出すことが、

悩みの解決や目標実現において重要だとお伝えしています。

 

自分の気持ちを実況中継するイメージで、

ブツブツ声に出していきましょう。

 

そして声に出すことの重要性を語ると、

必ず次の様な質問が寄せられるのです。

 

「言霊(ことだま)って言いますよね?」

 

「ネガティブな気持ちを声に出したら現実になってしまいませんか?」

 

「ネガティブな気持ちは声に出さない方が良いって聞きました」

 

ネガティブな言霊は本当になるから恐ろしいのか?

もしこの様に思われたなら、

一度冷静になって振り返ってみてください。

 

ネガティブな気持ちを声に出したら、

確かに現実になるかもしれません。

 

「怒られたらどうしよう…不安だな…」

この気持ちをブツブツ声に出したら、

実際に怒られてしまうこともあります。

 

その一方でネガティブな気持ちは、

声に出さなくても現実になることが普通にあります。

 

「怒られたらどうしよう…不安だな…」

この気持ちを声に出さず思っているだけでも、

実際に怒られてしまうこともあります。

 

つまり現実化において、

声に出したかどうかは何の関係もありません。

 

声に出したかに関係なく、

思っている時点で現実になり得るのです。

 

声に出したかどうかは関係ない

「言霊(ことだま)って言いますよね?」

 

「ネガティブな気持ちを声に出したら現実になってしまいませんか?」

 

「ネガティブな気持ちは声に出さない方が良いって聞きました」

 

こうした質問を受けた時に、

私は次の様に質問を返します。

 

「では声に出さなくて、ネガティブな気持ちは現実になりませんでしたか?」

 

 

「現実になったこともあります!」

 

だからこそ、どんな気持ちも自分で声に出してみること。

 

ネガティブかどうかは関係なく、

実際に声に出してみることが大切です。

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

私たち人間の脳は声に出すことで、

物事を事実として認識します。

 

声に出さず頭の中で考えているだけでは、

事実として認識できないのです。

 

「目の前にリンゴがある」と声に出せば、

目の前にリンゴがあると認識できます。

 

認識できるからこそ、

その後の行動を選択できます。

 

食べたり保存したり、

誰かに譲ったりできるのです。

 

ですが「目の前にリンゴがある」と声に出さないと、

目の前にリンゴがあると認識できません。

 

布で覆われている様なイメージで、

その後の行動を選択できないのです。

つまりネガティブな気持ちも、

声に出せばその後の行動を選択できます。

 

声に出した瞬間はザワザワしても、

「どうしたいのか?」と問いかけ次の行動を選択できるのです。

 

結果として現状を自分が望む様に変えていけます。

 

一方でネガティブな気持ちを声に出さないと、

事実として認識できずその後の行動も選択できません。

 

自分を主語に問いかけられず、

周りの目を気にして行動してしまうこともあります。

 

結果としてネガティブが現実になってしまうのです。

 

まとめ

「ネガティブな言霊は本当になる」

 

この様に思って声に出さないと、

逆に物事が上手くいかなくなるのです。

 

ネガティブな気持ちも含めて、

まずは自分で声に出してみること。

 

これが現状を変える最短ルートです。

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。