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慎重派な性格の改善法は2つ!幼少期にも原因が!

[最終更新日]2023/10/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

「慎重派な性格を改善したい!」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

仕事でもプライベートでも、

慎重なままだと物事が上手く進みません。

 

チャンスを逃してしまったり、

人間関係が悪化することもあるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

慎重派な性格の改善法を解説します。

 

慎重になってしまう原因や心理背景も、

合わせてお伝えします。

 

慎重派な自分を変える方法

 

最初にぬいぐるみ心理学の視点で、

慎重派な性格の改善法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

慎重な自分を変えていくことができます。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

慎重になってしまう時ほど、

普段から自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の90%が、

ネガティブな内容だとも言われています。

 

頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が充満し、

気づけば行動できなくなってしまうのです。

 

どんな気持ちも自分で声に出すことが、

現状を変えるための第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

慎重になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分がしたいことを行動に移さず、

逆に周りにどう見られるかを気にしてしまいます。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちにブレーキを踏んでしまい、

気づけば行動へ移せなくなるのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

自分を主語にして行動することは、

慎重派を抜け出すために不可欠です。

 

なぜ慎重になってしまうのか?

 

慎重になってしまうのは、

3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

失敗を恐れている

「間違えたらどうしよう…」

「上手くいかなかったら…」

「ミスをしない様に…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

行動が慎重になってしまいます。

 

失敗を恐れるあまり、

ブレーキを踏んでしまうのです。

 

確かに失敗を恐れて慎重になれば、

実際に失敗はしないかもしれません。

 

ですが同時に成功もしないのです。

 

その意味では失敗を恐れ続けるのが、

実は最大の失敗だと言えます。

 

周りの目が気になる

「変な風に思われないかな…」

「怒られたらどうしよう…」

 

この様に周りの目が気になるほど、

行動が慎重になってしまいます。

 

自分の気持ちは脇に置き、

相手にどう思われるかを気にしてしまうのです。

 

無理して周りに合わせたり、

やりたいことを我慢したりと、

生きづらさを感じやすくなってしまいます。

 

完璧主義

「完璧にやらなきゃ」と思うほど、

慎重になってしまいます。

 

完璧主義とも言いますが、

完璧さを追い求めるあまり、

思い切って行動できなくなるのです。

 

もちろん完璧さを求めても良いのですが、

完璧主義はやりすぎの状態です。

 

プレッシャーをかけすぎたり、

周りに当たってしまったりと、

どこかで壁に直面してしまいます。

 

慎重派の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

慎重になってしまうのも、

自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば失敗を恐れ続けませんし、

周りの目も気にしません。

 

完璧にしなければと追い込まず、

思い切って行動へ移せるのです。

 

逆に言えば自分に自信がないと、

慎重さが強まってしまうのです。

 

幼少期にも原因がある

私たちの自信のなさは、

幼少期の経験が影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

大人になるにつれて自信がなくなり、

慎重に行動する様になるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが生まれ、

様々な人間関係に影響を与えるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親が怖かった」

「親も慎重派だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や引っ越しなど、

付き合う相手や環境を変えれば、

一時的にリフレッシュできるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらなければ、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

新たな環境でも慎重になってしてしまうのです。

 

その意味で慎重な性格は、

時間が解決してはくれません。

 

自信のなさと向き合い、

自分が変わる必要があるのです。

 

まとめ

冒頭でお伝えした2つの方法を実践することで、

現状は今から改善できます。

 

生まれた時から慎重派な人はいないので、

誰でも今から状況は変えられます。

 

慎重派の根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状は変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。