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ポジティブ思考は逆効果!デメリットに気づいて変化を起こす

[最終更新日]2021/12/08

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「ポジティブ思考」

 

ポジティブ思考は良いものだと思われがちですが、

実はポジティブ思考にも落とし穴があります。

 

「ポジティブ思考を続けても上手くいかない」

 

こうした声は私のもとに多く寄せられています。

 

かつての私もポジティブ思考を続けたのに、

状況が悪化した経験もありました。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

ポジティブ思考の落とし穴について解説します。

 

どうすれば上手くいくのか、

現状を好転させるヒケツもお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

ポジティブ思考は逆効果!?

「前向きになれる」

「気持ちが切り替えられる」

「効率がアップする」

 

一時的にポジティブ思考になれば、

こうした効果は実感できるでしょう。

 

ですが目先で少し上手くいっても、

長い目で見れば全く上手くいかないのです。

 

たとえば悩みを抱えていて、

ポジティブ思考になったとしても、

悩みの原因は解決していません。

 

職場の人間関係に悩んでいて、

一時的にポジティブ思考になっても、

職場の人間関係の悩みは解決していません。

 

たとえるなら、栄養ドリンク。

 

一時的に元気が出ても、

栄養ドリンクを飲まないといけない現状は変わりません。

 

ポジティブ思考の効果は一瞬。

 

すぐに現実に引き戻されてしまい、

むしろネガティブ思考がどっと押し寄せることもあるのです。

 

ポジティブ思考を続けても、

物事は上手くいかないのです。

 

本当に向き合う課題をごまかしている

ポジティブ思考を続けても、

課題と向き合うことはできません。

 

また人によっては、

ポジティブ思考が現実逃避の手段になっていることもあります。

 

無理して前向きに考え、

目の前の課題から目をそらしているのです。

 

「環境や相手を変えても似た様な課題が繰り返されている…」

 

もしこの様に感じた時は、

ポジティブ思考が逆効果になっていると言えます。

 

すべての悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

ポジティブ思考を続けてしまうのも、

実は自分に自信がないからです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信がないから無理して前向きに考え、

本当に向き合う課題から目をそらしてしまうのです。

 

「強がり」という言葉がありますが、

強いのではなく、強い自分を演じている状態です。

これでは逆効果なのです。

 

本当の意味で自信があれば、

何でもポジティブに考えることはありません。

 

ネガティブなことも含めて、

どんな気持ちも素直に受け止められます。

 

課題に正面から向き合えるので、

その分だけ現状が好転します。

 

だからこそ大事なのは、

無理してポジティブ思考を続けるのをやめること。

 

ポジティブ思考を続けて上手くいかないなら、

一度ポジティブ思考を手放すことが大切です。

 

現状から変化を起こす2つの方法

 

ぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転させる方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

ポジティブ思考を続けることをやめられます。

 

結果として早く現状が変わり始めます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

物事が上手くいかない時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

頭の中で考えることで、

ますますネガティブになり負の連鎖を起こすのです。

 

実はポジティブ思考をしても上手くいかない人は、

頭の中で考えるのが癖になっています。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

変化を起こす上で役立ちます。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

ポジティブ思考を続ける時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

「どうしたい?」ではなく、

「ポジティブ思考をしなきゃ」と思い込んでいるのです。

 

「しなきゃ」と思うほど焦りも生まれ、

上手くいかない可能性が高まります。

 

自分を主語にして問いかけることは、

現状を好転させるために不可欠です。

ポジティブ思考を続けて上手くいかないのは、

ポジティブ思考が逆効果になっています。

 

向き合う課題から目をそらしてしまい、

むしろ現状を悪化させてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

ポジティブ思考をしなくても現状を好転させられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。