menu

メールはすぐに返さない。ピンと来た時に返す。

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

タイトルを読んで、いったい何のことか疑問に思った方もいるでしょう。

特に最近ではメールだけでなく、LINEやTwitterなどのSNSも、

これに当てはまると考えられます。

 

 

相手から連絡が来ると、どうしてもすぐに返信しないとと思いがちです。

 

「相手に悪いから」といった理由もあれば、

「相手が早い返信を求めてくるから」という理由もあるでしょう。

 

それこそ最近では「既読無視」なんて言葉がある様に、

「見たけど反応がない」ことを嫌う風潮もあります。

 

もちろん、相手によって対応は変えれば良いと思うのですが、

基本的に私は、メールはピンと来る時に返せば良いと考えます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

想いがこもる方法

 

 

例えば私も、ぬいぐるみ心理学においてお客さんからの連絡に、

すぐに返すこともあれば数日置くこともあります。

 

メールを見た瞬間に、「これを伝えたいな」と思うこともあれば、

何か想いが乗って来ない時もあります。

 

これは別にお客さんが悪いわけではなく、

単に自分のコンディションが悪い場和伊もあります。

 

 

イメージしてみてください。

 

深夜にカラオケでオールした後すぐにメールを返信して、

相手に想いのこもった内容になっていると思いますか?

 

 

まあ、ほぼ100%無理ですよね。

「返す」という行為をすることで精一杯なはずです。

 

私の場合も、体調が悪いなと感じた時や、

どうしても別のことが頭に浮かんで集中できない時もあります。

 

そんな時は無理に返信するのではなく、

いったん時間を置く様にしています。

 

そして、感覚的に乗って来たなと思う頃に、

相手のことを思い浮かべながら返信します。

 

メールでも何でも、相手に伝えるという行為が目的ではないです。

 

 

相手に想いを伝えること。

相手に何らかの好影響を感じてもらうこと。

相手との間に「つながっている感覚」を抱くこと

 

たとえ日常生活のコミュニケーションでも、

こうした想いが背景にあるはずです。

 

最後に

 

 

そもそも、メールやSNSは、

すぐに返信しなくても良いことがメリットです。

 

直接話したり電話するのと違って、

自分の都合の良い時に返せることこそ、最大のウリだと思っています。

 

そう考えると、今回の話で私が伝えたことって、

そもそも当たり前のことかもしれませんね。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。