7Jan
[最終更新日]2023/05/31
こんにちは、伊庭和高です。
「繊細な自分に悩んでいる」
「繊細な自分を変えたい」
年齢や性別を問わず、
こうした声は数多く届きます。
仕事でもプライベートでも、
繊細なままだと苦しいです。
人間関係でストレスを抱え、
壁に直面しやすくなります。
HSPとも言いますが、
繊細なままだと生きづらさを感じてしまいます。
ですが後ほど解説しますが、
繊細な自分は変えられます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
繊細な自分の克服法を解説します。
目次
繊細なのを克服する2つの方法
最初にぬいぐるみ心理学の視点で、
繊細なのを克服する方法を紹介します。
2つの方法を繰り返し実践することで、
繊細さに悩み続けず生きれる様になります。
自分の気持ちを声に出す
まずは自分で自分の気持ちを声に出すこと。
繊細さに悩む人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでいるのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まります。
最悪の未来ばかり想像したり、
不安や恐れや焦りばかり感じます。
必要以上に繊細になっている時ほど、
頭の中でぐるぐる考えがちです。
独り言で大丈夫ですので、
まずは自分の気持ちを声に出すこと。
これが現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
繊細さに悩む時ほど、
自分を主語に問いかけていません。
「どうしたいのか?」ではなく、
「どうしたらいいのか?」と思っています。
また自分を主語にせず、
周りの目を気にしてしまいます。
「した方がいい」
「しなきゃいけない」
「するべきだ」
「してあげる」
たとえば上記は繊細さに悩む時に、
頭の中で浮かびやすい言葉です。
自分を主語にしておらず、
自分以外の誰かのことを考えています。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
繊細さに悩む自分を克服するために不可欠です。
繊細さに悩む自分は変えられる
ここまで克服法を解説しましたが、
繊細さに悩む状況は変えられます。
HSPという言葉も有名ですが、
HSPに悩む状況も変えられるのです。
「繊細さは性格だから…」
「HSPは変えられない…」
この様に思い続けても、
現状が好転するわけではありません。
ですが先ほどの方法を実践することで、
繊細さに悩み続けることはなくなります。
繊細さに悩む原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなだとお伝えしています。
繊細さに悩み続けるのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば繊細さに悩み続けません。
たとえ繊細な一面が出てきても、
自分の気持ちに素直に行動できます。
周りの目を気にすることなく、
堂々と振る舞える様になるのです。
ですが自分に自信が持てないと、
繊細さに振り回されてしまいます。
周りの反応や評価が気になり、
ネガティブ思考でいっぱいになるのです。
また私は、自分のHSP(繊細さ)の度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
HSP(繊細さ)に悩むレベルが判明します。
こちらもぜひやってみてください。
幼少期にキッカケがある
そして私たちの自信のなさは、
幼少期の経験が影響しています。
生まれた時から自信がない人はいません。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
欲しい物は欲しいと主張していました。
しかし成長する中で自信のなさが生まれ、
繊細な一面が強くなったのです。
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信のなさが生まれ、
繊細さに悩む様になることも多いです。
「親の顔色を伺っていた」
「親に怒られたり否定されてきた」
「親も繊細だった」
たとえばこうした場合だと、
子供にも影響が出てしまうのです。
繊細さに悩む人の特徴
そして繊細さに悩む人には、
3つの特徴があります。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
周りの目を気にしている
「嫌われたらどうしよう…」
「変に思われたらどうしよう…」
「伝わらなかったらどうしよう…」
この様に周りの目が気になるのは、
繊細さに悩む人の特徴です。
心の中で敏感に反応し、
必要以上に人目を気にしてしまうのです。
ですが相手が何を考えているかは、
どれだけ考えてもわかりません。
超能力でもない限り、
相手の心の中を見通すのは不可能です。
周りの目を気にするのは、
正解のわからない問題を解く様なものです。
ネガティブ思考
繊細さに悩む人ほど、
ネガティブ思考をしがちです。
繊細な気持ちが出てくる時は、
上手くいかないことを考えてしまいます。
不安や恐れや心配など、
ネガティブな感情ばかり出てきます。
結果的に行動するのをためらい、
なかなか一歩が踏み出せません。
頭の中で考え続ける
先ほどもお伝えした様に、
繊細さに悩む人は頭の中で考える癖があります。
一説では私たち人間は1日に、
6万もの言葉を考えると言われています。
その中の90%近くが、
ネガティブな内容なのです。
頭の中でネガティブ思考が浮かび、
ますます繊細になってしまいます。
繊細さに悩み続ける人の末路
繊細さに悩み続けても、
良いことは何もありません。
2つの未来が待っていますが、
どちらも幸せとは言えません。
気を使い続ける
繊細さに悩む人ほど、
周りの目を気にします。
言いたいことを我慢し、
無理してでも相手に合わせる様になります。
気を使う場面が増えるので、
気疲れやストレスを感じやすくなります。
仕事でもプライベートでも、
人間関係に悩みやすくなるのです。
成功しない
繊細さに悩むほど、
頭の中はネガティブ思考でいっぱいです。
上手くいかないことを恐れ、
やりたいことに挑戦しなくなります。
周りの顔色を伺ってばかりで、
次第にやりたいこともわからなくなってしまうのです。
最悪の事態は起こらないかもしれませんが、
自分が望む毎日も実現しません。
失敗はしないでしょうが、
同時に成功もしないのです。
悩みは形を変えて繰り返される
そして繊細さに悩むのは、
人生で何度も繰り返されます。
環境や付き合う相手を変えても、
繊細さに悩み続けるのです。
先ほどもお伝えした様に、
繊細さに悩む根本原因は自信のなさ。
自信のなさに向き合い、
自分自身が変わろうと行動しないと、
周りを変えても同じ課題に直面してしまいます。
職場を変えたり、
恋人が変わったり、
住む場所が変わっても、
本質的な解決にはつながらないのです。
ですが冷静に考えれば、
生まれた時から繊細さに悩む人はいません。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についたものなので、
誰でも今から現状を変えられます。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を繰り返し実践することで、
繊細さに悩み続けることがなくなります。
周りの目を気にせず、
自分の気持ちに素直に行動できる様になります。
5000名以上のお客様と関わる中で、
本気で現状と向き合うことで、
繊細さに悩むのを克服した事例を見てきたので、
確信を持って言えます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。