19Jun
[最終更新日]2021/07/28
こんにちは、伊庭和高です。
今日は「気疲れ解消法」をお伝えします。
とはいえ、マッサージを受けたりお酒を飲んだりと、
一時的に解消されるものの、
根本的な解決にはつながらない方法ではなく、
「根本的に気疲れをなくすための方法」をお伝えします。
目次
気疲れする人に現れる症状
仕事でもプライベートでも、
つい相手の反応を気にして気を使ってしまうこと。
あなたも1度はあるのではないでしょうか?
私もかつてはよく周囲に気を使って、
自分の意見を抑え込んでいました。
「言いたいことを言わずに我慢する」
これを何度も繰り返していました。
ですが気疲れがたまればたまるほど、
心身にストレスがたまります。
私の場合は肩がこってしまったり、
突然何もやる気がなくなってしまったりしました。
「病は気から」と言いますし、
気疲れを根本的に解消できれば、
より自分らしく幸せに毎日を過ごすことができます。
気疲れとは「気を使って精神的に疲れること」
これが気疲れの辞書的な意味です。
精神的な疲れは目に見えませんが、
蓄積すると何もする気が起きなくなったり、
体調を崩してしまったりといった形で、
目に見える現象(症状)になってしまいます。
仕事でも恋愛でも人間関係でも、
気疲れの結果ストレスをため込んで、
どこかで大爆発を起こしてしまうのです。
冒頭でもお伝えしましたが、
私はぬいぐるみ心理学を通して、
気疲れを根本から解決する方法をお伝えしています。
小手先のテクニックでは一時的に改善しても、
同じ悩みを形を変えて繰り返してしまいます。
それこそ毎日人と関わるわけです。
人を変え場所を変え同じ悩みが繰り返されてしまいます。
「気疲れをため込んで眠い…」
私自身、子供の頃から気疲れに悩まされて来ました。
人目を気にして振る舞ったり、
周りに合わせたり良い子を演じたり、
自分の気持ちを抑えていたり…
気を使いながら生活していたので、
家に帰ると半端ない気疲れが襲って来ました。
気疲れのせいか、やたら眠くなり、
お風呂に入らず寝てしまうことも多々ありました。
「何でこんなに眠くなるのか…」
「もっと1人の時間を楽しみたいのに…」
「睡眠不足なのではないか…」
原因がわからずモヤモヤしていましたが、
気疲れをため込んだ結果、
精神的な疲れの影響で眠くなったのでしょう。
まさに気疲れが体調不良に現れていたのです。
当時は何時間寝ても眠かったですし、
外で気を張って過ごしている分だけ、
1人の時は何もしたくなくなっていました。
気疲れする人の根本原因を解説
気疲れ解消法についてお伝えする前に、
気疲れをしてしまう原因をお伝えします。
無料メール講座でも解説しているのですが、
私はすべての悩みの原因は自信のなさであるとお伝えしています。
どんな場面で、どんな相手に対して
気疲れしてしまうのかはわかりませんが、
根本的な原因は自信のなさなのです。
イメージしてみてください。
もし自信がある状態ならば、
気疲れなどする必要がありません。
言いたいことを言えたり、
相手の反応を気にし過ぎることもなく、
大事な場面で自分の意見も言えるでしょう。
逆に自分に自信がないからこそ、
相手の反応を気にしたり
自分の気持ちを押し込めてしまうのです。
「自信のなさに向き合うこと」
これが気疲れしてしまう原因を
根本から解決する上で必須のことです。
ちなみに私は自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらもぜひやってみてください。
生まれながら気疲れしていた人はいない
「気疲れの原因は自信のなさ」
「でも自分に自信が持てるのだろうか…」
もしこの様に思われたとしても、
一切心配する必要はありません。
置かれた状況がどの様なものであっても、
私達の誰もが自信を持って過ごしていました。
想像してみてください。
私達が幼い子供の頃は、
気を使うことなく自由に過ごしていました。
泣きたい時に泣き、
笑いたい時に笑い、
したいことをしていたのです。
周囲に気を使ってばかりの赤ちゃんは、
1人としていませんよね…
もう記憶にはないかもしれませんが、
私達は誰もが自信を持っていました。
新たなスキルを身につけるわけではなく、
過去にできていた感覚を取り戻せば良い。
ですのでどんな人であっても、
気疲れしない毎日を実現することはできます。
気疲れ解消法はこの2つ!
私はぬいぐるみ心理学を通して、
気疲れしてしまう現状から卒業する方法をお伝えしています。
今回の記事では具体的に、
気疲れ解消法を2つ紹介します。
方法1:自分の気持ちを声に出す
まず1つ目の方法は「ひとり言」
感じたことをそのまま声に出すのです。
気疲れに悩んでいる人のほとんどは、
自分の気持ちを声に出していません。
もっと言えば、気疲れに悩む人の多くは
頭の中でばかり考え込んでいるのです。
気疲れしているということは、
その分だけモヤモヤを心の中にためこんでいるはずです。
まずはためこんだモヤモヤを声に出すこと。
声に出さなければ、頭の中がパンクしてしまいます。
大事なのでもう1度言います。
気疲れに悩んでいる人の大多数は、
声に出さず頭の中で考えています。
だからこそ声に出すことは、
本当に大切なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することで、
気疲れをため込むことがなくなります。
方法2:「どうしたいのか?」と問いかける
そして2つ目の方法が、
「どうしたいのか?」と問いかけることです。
ただひとり言をつぶやくだけでは、
スッキリして終わってしまいます。
「自分はどうしたいのか?」と問いかけることで、
気疲れする現状を変えるための行動を起こせます。
しかも「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
気疲れしている時ほど自分ではなく
周りを主語にして考えてしまいます。
自分を主語にしながら問いかけることで、
周りを気にせずに行動できる様になります。
お客様の事例を紹介します
・気疲れする人の根本原因
・気疲れしない方法
ここまで解説して来ました。
そしてここからはお客様の中で
気疲れしてしまう悩みを解消した事例を紹介します。
宮城県在住の大隅さん(女性)は
人間関係で気疲れしやすいという悩みを
子供の頃から抱えていました。
そんな中で私をこのサイトで知り、
個別相談に申し込まれました。
大隅さんは私とお話した際に、
次の様な言葉を伝えて下さりました。
=====ここから=====
何をする際にも周りを気にする状況。
私が物心ついた時からでした。
嫌われない様に…
怒られない様に…
波風が立たない様に…
頭の中にこんな言葉を浮かべながら、
気を使って人と関わっていました。
その場は丸く収まることも多かったのですが、
自分の中で気疲れが蓄積されてしまいました。
誰かと一緒にいても心から楽しめないし、
恋愛も常に彼の気持ちを推測してばかり。
付き合うことができても疲れてしまい、
長続きしない恋愛を繰り返して来ました。
仕事でもストレスをためこんで、
早く仕事が終わらないかと出社時に考える状況。
肩こりや頭痛など身体にも影響が出ており、
「このまま我慢するのは限界だ」と感じていました。
そんな中で伊庭さんのサイトを見つけ、
衝撃を受けました。
「気疲れの原因は自信のなさ」
まさに私のことでした。
自信のなさと向き合うのを避け、
その場しのぎで相手に合わせて来た結果が、
今の私の苦しい状況。
自信のなさと向き合うことで、
気疲れしてしまう現状を変えたい。
伊庭さんのサイトやメルマガを通して
強く感じる様になりました。
=====ここまで=====
大隅さんに起こった変化
私は大隅さんと話す中で、
今回紹介した2つの方法を伝えました。
また大隅さんの状況を踏まえ、
個別のメニューをお渡ししました。
そして実践し始めて3ヶ月。
大隅さんは着実に変化を実感していました。
=====ここから=====
・声に出すこと
・どうしたいのかを問いかけること
悩んでいた頃の私は
どちらもできていませんでした。
伊庭さんに言われて日常を振り返ると、
頭の中だけで考えている状況。
頭の中で相手の反応を気にして、
気疲れをため込んでいる状態でした。
「頭で考えるほど気疲れは蓄積される」
伊庭さんが伝えて下さった言葉が、
まさに当てはまっていたのです。
自信のなさと向き合いながら、
2つの解消法を実践することで、
今まで悩んでいたのがウソの様に
次々と変化が起こりました。
仕事でも相手の反応ばかりを気にせず、
自分の意見を伝えられる様になりました。
上司のご機嫌を伺ってしまい
なかなか報告できなかった案件も、
自分のタイミングで報告できる様になりました。
今までなら上司の反応に気を取られ、
自分の仕事をため込んでいた所でした。
結果的に仕事のペースも早まり、
定時で帰れる回数が激増しました。
周りからも「最近イキイキしてるね」と言われ、
自分自身でも変化を実感しています。
恋愛においても気を使うのではなく、
まず自分の気持ちを表現する様になりました。
今までは相手に合わせて関わっていたので、
相手も私の本心がわからなかったのだと思います。
何より私も気を使い過ぎていたことで、
私の本心がわからなくなっていましたからね。
ですが自分の気持ちに素直になることで、
そんな自分に惹かれる相手との出会いも生まれました。
一緒にいて楽しさや心地良さを実感でき、
充実した恋愛ができています。
子供の頃から悩んでいたことが、
想像以上の早さで解決したことに、
ただただ驚いています。
=====ここまで=====
気疲れしない方法を実践した先に
すべての悩みの原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合うことができれば、
そして気疲れ解消法を実践できれば、
気疲れする現状から卒業できます。
しかも根本から解決するわけです。
今後の人生で同じ様な悩みを抱くことなく、
いつでもどこでも自分らしく振る舞える様になります。
自分の人生の主人公は他でもない自分。
気疲れしてエネルギーを使うのではなく、
自分が本当に望む毎日を実現していきましょう。
自信のなさと向き合うポイントや、
具体的にどのように向き合っていけば良いのかは、
無料メール講座でも詳しく解説しています。
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。