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気疲れしやすい人の7つの特徴【根本原因は自信のなさです】

[最終更新日]2020/12/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日のテーマは「気疲れ」

仕事でもプライベートでも、

気疲れに悩んでいる人は多いです。

 

私のお客様の多くが、

気疲れに関して相談をされます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

気疲れしやすい人の特徴を7つ解説します。

 

また同時に、気疲れしてしまう原因も解説します。

 

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気疲れとは何か?

そもそも気疲れとは何なのか?

 

気疲れという言葉を分解すると、

「気持ちの疲れ」となります。

 

辞書的な意味を見ても、

「精神的に疲れること」とあります。

 

運動して肉体的に疲れるのではなく、

精神的な疲れのことを気疲れと言います。

 

大人の疲れの8割は気疲れ

これは誰もが大人になるにつれて、

心のどこかで実感していると思います。

 

子供の頃は、そこまで気疲れを感じなかったはずです。

多少感じることはあっても、

気疲れに悩まされることはなかったでしょう。

 

ですが大人になればなるほど、

気疲れを強く実感する様になります。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、

大人の疲れの8割は気疲れです。

 

仕事をして肉体的に疲れるよりも、

精神的な疲れが多数を占めています。

 

体育の時間もなく運動もしないのに、

疲れを感じてしまうわけです。

 

気疲れは目に見えないけど影響は大きい

気疲れは私たちの目に見えません。

精神的な疲れを目にすることはできません。

 

ですが目に見えないものの、

気疲れは日常に大きな影響を与えます。

 

仕事が全然はかどらなかったり、

帰宅後に何もやりたくなくなったり、

首や肩が凝り始めてしまったりと、

私たちの生活に悪影響を及ぼすのです。

 

目に見えないから放置していると、

大変なことになってしまうのです。

 

気疲れしやすい人の7つの特徴

誰もが気疲れを感じるのですが、

特に気疲れしやすい人には共通点があります。

 

気疲れしやすい人の特徴について、

大きく7つにまとめました。

 

完璧主義

まずは完璧主義。

 

何でも完璧にやろうとすると、

その分だけ気を張って過ごしてしまいます。

 

自然と首や肩に力も入るので、

凝りやすくなってしまいます。

 

完璧にしなきゃと思うほど、

気疲れも同時に蓄積されるのです。

 

深く考え込む癖がある

何かを深く考え込む癖がある人は、

気疲れしやすくなります。

 

「これはどうだろう…」

「あれはどうだろう…」

「こっちなんじゃないか…」

 

考えを巡らせるほど、

精神力も同時に使います。

 

精神的な疲れも感じやすくなり、

心身にダメージを及ぼします。

 

些細なことを気にする

些細なことを気にする人は、

気疲れを感じやすくなります。

 

何かに気を取られることが増えるので、

その分だけ意識を持っていかれてしまいます。

 

気を使う瞬間が増えれば、

その分だけ疲れも感じてしまいます。

 

悲観的

物事を悲観的に考えるほど、

精神的な疲れを感じやすくなります。

 

ネガティブ思考と言い換えられますが、

頭の中で考えを巡らせることが増えるので、

その分だけ気疲れも蓄積されます。

 

過去のお客様を見てきても、

ネガティブに物事を考えやすい人ほど、

気疲れも同時に感じていました。

 

オンとオフの切り替えが苦手

仕事とプライベートの切り替えが苦手だと、

緊張状態を24時間続けてしまいます。

 

仕事モードを家庭に持ち込むので、

その分だけ気を張って過ごしてしまうのです。

 

「休みの時も仕事のことを考えてしまう」

この様な場合、気疲れを感じやすいと言えます。

 

頼るのが苦手

何かを頼るのが苦手な人ほど、

気疲れをため込みやすくなります。

 

「頼っていいのだろうか…」と

頭の中で相手のことを気にするので、

その分だけ気を使う様になります。

 

1人で抱え込んでしまうことも多く、

気を張り続けてしまうのです。

 

断れない

頼み事を断れない人も、

実は気疲れを感じやすいです。

 

NOと言えずに頼み事を引き受けると、

その分だけ気を使う対象が増えます。

 

3つの頼み事を引き受ければ、

三方向に気を使わないといけません。

 

断れない性格の場合は、

気疲れを感じる対象が増えてしまうのです。

 

突発的に気疲れが発生するシチュエーション

ここまで7つの特徴を紹介しましたが、

突発的に気疲れを感じてしまう状況もあります。

 

普段は気疲れを感じないのに、

ここ数ヶ月急に苦しくなって来た場合は、

以下のどちらかに当てはまっている可能性があります。

 

異動や転職や引っ越し(環境の変化)

大きく環境が変化すると、

慣れるまで気疲れを感じやすくなります。

 

異動や転職や引っ越しは、

その一例だと言えます。

 

ヒドい時には環境の変化に慣れても、

気疲れをする状況が続いてしまうこともあります。

 

プレッシャーを受ける仕事を引き受ける

プレッシャーを受ける仕事に取り組めば、

その分だけ気を張って過ごす様になります。

 

気疲れも感じやすくなりますし、

心身にダメージが蓄積されてしまいます。

 

また責任ある役職に就くことで、

慢性的に気疲れに悩まされることもあるのです。

 

気疲れしてしまう瞬間の心理背景

常に気疲れしてしまうケースもあれば、

その瞬間だけ気疲れを感じることもあります。

 

気疲れを感じる瞬間に、

私たちの心の中では何が起こっているのか?

 

心理背景を解説します。

 

人目を気にする

気疲れをするということは、

気を使う対象が存在するからです。

 

自分以外の誰かのことを気にするから、

気疲れを感じてしまいます。

 

「この発言をしてどう思われるかな…」

「変なウワサが立ったらどうしよう…」

「ダメ出しされたらどうしよう…」

 

人目を気にするほど、

気疲れは蓄積してしまいます。

 

失敗を恐れる

失敗を恐れてしまう時ほど、

気を張って過ごしてしまいます。

 

上手くいかない時のことを考えると、

余計な気を張ってしまうので、

その分だけ気疲れを感じてしまいます。

 

「上手くいかなかったら…」

「嫌われたら…」

「否定されたら…」

 

この様な思考が生まれた時は、

失敗を恐れて気疲れを感じています。

 

気疲れの原因

私はぬいぐるみ心理学で、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

無料メール講座でも解説しているのですが、

気疲れをしてしまうのも、

根本原因は自分の自信のなさです。

 

自信が持てないからこそ、

人目を気にしたり失敗を恐れてしまいます。

 

一方で自分に自信が持てていれば、

気疲れを感じずに過ごせる様になります。

 

先ほど紹介した7つの特徴も、

自信が持てていれば抜け出せるのです。

 

気疲れしない毎日を実現するために

冒頭でも紹介した様に、

大人になるほど気疲れを感じやすくなります。

 

大人になるほどに、

周りの目を気にすることも増えるので、

気疲れも蓄積しやすくなって来ます。

 

ですが気疲れしやすい状況は、

今この瞬間から変えられます。

 

自信のなさが原因だとお伝えした様に、

自信を持って行動できる様になるほど、

気疲れを感じる場面はなくなります。

 

たとえ気疲れを感じることがあっても、

すぐに気づいて解消できる様になります。

気疲れしない自分に変わる具体的な方法は、

大きく分けると次の2つになります。

 

1、自分の気持ちを声に出すこと

2、「どうしたいのか?」と問いかけること

 

詳細は次の記事でまとめていますので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。