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怒られると思考停止になる原因は自信のなさ!2つの克服法

[最終更新日]2022/01/22

こんにちは、伊庭和高です。

 

「怒られるのが怖い」

こうした相談を受けることは多く、

以前別の記事でも特集した程です。

 

怒られた時に思考停止してしまうという声も、

私のお客様からよく受けます。

 

過去の私も怒られた時に、

頭が真っ白になり思考停止したことは何度もあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

怒られると思考停止になる原因と克服法を解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

怒られると思考停止になる原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

怒られると思考停止してしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば頭が真っ白になることはありません。

 

言いたいことを言えたり、

必要以上に動揺せず対応できるはずです。

 

自分に自信がないからこそ、

怒られて思考停止してしまうのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

思考停止になっても現状は変わらない

そして重要なことは、

思考停止しても現状は変わらないということ。

 

「何も考えていないのか?」と、

相手に火に油を注いでしまうこともあります。

 

あるいはそれ以上追及されなくても、

怒られる背景は解決していないので、

時間を置いて再び怒られる現象が発生してしまいます。

 

怒られて思考停止しても、

根本的な解決にはつながらないのです。

 

だからこそ多くのお客様から、

「現状を克服したい」という声が届くのだと思います。

 

怒られて思考停止する人の心理的特徴

怒られて思考停止する人には、

どの様な心理背景があるのかを解説します。

 

思考停止になっているものの、

実は心の奥底で次の様な気持ちを抱いているのです。

 

周りにどう思われるかを気にしている

「変な風に思われたらどうしよう」

「嫌われたらどうしよう」

 

この様に周りにどう思われるかを気にすると、

怒られた時に思考停止してしまいます。

 

黙り込んでしまい何も言葉が出ず、

ただその場が過ぎ去るのを待ってしまうのです。

 

周りの目を気にしており、

自分よりも先に周りのことを考えていると、

怒られた時に思考停止をしてしまうのです。

 

あるいは相手に怖さを感じていると、

思考停止しやすくなります。

 

怖い人に怒られたと思って、

恐怖感から頭が真っ白になってしまうのです。

 

失敗を恐れている

「失敗したらどうしよう」

「間違えたらどうしよう」

「上手く話せなかったらどうしよう」

 

この様に失敗を恐れる気持ちがあると、

怒られても何も言えなくなってしまいます。

 

あるいは怒られたことを失敗と捉える人もいます。

 

「怒られた=失敗してしまった」

 

この様な方程式が頭の中で成立しているので、

いざ怒られた時に頭が真っ白になってしまうのです。

 

この場合、失敗を恐れるのが癖になっているので、

なかなか行動に移せない悩みを抱えていることも多いです。

 

やりたいことを行動に移せなかったり、

そもそもやりたいことがわからないケースもあるのです。

 

思考停止になるのを克服する方法

「思考停止するのを克服したい!」

こうした声を受けることは多いので、

怒られても思考停止しない方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

怒られた時にも動揺せず振る舞える様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

怒られた時に思考停止する人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど

物事をネガティブに捉えてしまうと言われています。

 

頭の中で考えを巡らせ続けていると

ますます不安や恐れが強まり、

ネガティブ思考が増大してしまいます。

 

その結果、頭の中が真っ白になり、

何も言えない状況が生まれてしまうのです。

自分で自分の気持ちを声に出すことは、

現状を克服する上で重要です。

 

いざ怒られた時だけでなく、

普段から声に出すことを習慣化する必要があります。

 

声に出す絶対量が少ないので、

どんな時も自分の気持ちを声に出すことで、

怒られた時の振る舞いは確実に変わります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

怒られて思考停止する状況を抜け出せます。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分で自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

思考停止をしてしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

先ほど心理背景でも解説した通り、

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

自分を主語にして問いかけないと、

いつまでも相手の反応を気にしてしまいます。

 

怒られた時に頭が真っ白になり、

何も言えない状況が生まれます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を克服する上で不可欠です。

 

「どうしたいのか?」を問いかけ行動すれば、

そもそも怒られること自体が激減していきます。

冒頭でもお伝えした通り、

怒られて思考停止になっても現状は変わりません。

 

怒られる現象が繰り返されたり、

ますます現状が悪化してしまうのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を実践することで、

怒られた時に頭が真っ白になることはなくなります。

 

仕事でもプライベートでも、

ストレスなく過ごせる様になります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳しくは無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。