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現状維持バイアスの外し方!2ステップで克服!

[最終更新日]2022/03/15

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

現状から変化が起きず悩んでいる人は多いです。

 

「変わりたいのに変われない」

 

こうした言葉は私のお客様からもよく聞きます。

 

実は変われない背景には、

現状維持バイアスが働いているのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

現状維持バイアスの原因と克服法をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

現状維持バイアスとは何か?

「私たち人間は変化を怖れて現状維持を望んでしまう傾向がある」

 

これが現状維持バイアスです。

 

現状維持するのが良いのではないか、

という偏見(バイアス)がかかってしまうのです。

 

「悩みを解決したい」

「目標を実現したい」

 

頭では現状から変わりたいと思っていても、

変化を怖れて現状維持をしようとしてしまうのです。

 

結果的に悩みも解決せず、

目標も実現しない状態を続けてしまいます。

 

損失回避の法則が影響している

また現状維持バイアスの背景には、

損失回避の法則という人間の行動心理が存在します。

 

「損をした時の痛みを利益を得た時の喜びよりも2倍強く感じる」

 

これが損失回避の法則です。

 

変化した時に得られるものよりも、

上手くいかなかった時の恐れの方が2倍強く感じてしまうのです。

 

そのため変わるのを願いながらも、

「失敗するのは嫌だな…」と同時に思い、

行動できず現状維持を選択してしまいます。

 

現状維持バイアスが外せない原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

現状維持バイアスが外せないのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば現状維持バイアスに左右されません。

 

不安や恐れも正面から受け止め、

勇気を持って行動に移せるのです。

 

ですが自信が持てずにいると、

変化を怖れて現状維持を選択してしまうのです。

 

周りの目を気にしている

そして自信が持てずにいる時ほど、

周りにどう思われるかを気にしてしまいます。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「恥をかいたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

変化を怖がってしまうのです。

 

周りが何を思っているのかは、

どれだけ考えてもわかりません。

 

正解のわからない問題を解いている様なもので、

悩みが深まってしまうのです。

 

現状維持バイアスの外し方

現状維持バイアスに流されても、

幸せになれないのは確かです。

 

ネガティブな気持ちも強まりますし、

いつまでも目標が実現しません。

 

先ほどもお伝えした様に、

現状維持バイアスに流される根本原因は自信のなさです。

 

自信のなさと向き合い行動することで、

現状維持バイアスを外すことができます。

 

ここからは実際にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状維持バイアスを克服する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状維持バイアスに影響を受けずに行動できます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

現状維持バイアスに流されている時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブ思考が強まるほど、

失敗を怖れたり周囲の目を気にしてしまうのです。

 

つまり頭の中で考えるほど、

現状を維持しようと思いやすいのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが大切です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することは、

現状維持バイアスを外す上でも役立ちます。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

現状維持バイアスが出てくる時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分を主語にして問いかける前に、

「自分にはできない」と思い込むこともあります。

 

あるいは周りの目を気にして、

自分の気持ちから遠ざかることもあります。

 

現状維持バイアスを克服するためには、

自分を主語にして問いかけることが不可欠です。

現状維持バイアスに流されても、

明るい未来は待っていません。

 

ネガティブに考えることも増え、

生きづらさを感じる様になります。

 

現状維持バイアスに流される原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

今から現状を好転させることができます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。