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できないくせに完璧主義な原因は自信のなさ!改善法を解説

[最終更新日]2023/05/25

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「完璧主義」

 

仕事でもプライベートでも、

完璧主義に悩んでいる人は多いです。

 

「完璧にしなければ」と常に自分を追い込んでしまいます。

 

精神的に余裕がなくなり、

疲れやすくもなってしまいます。

 

ただし完璧主義に悩む人の中には、

実際には完璧にできないのに悩んでいる人もいます。

 

「完璧にできないのに完璧主義に悩んでいる」

 

これは決しておかしなことではありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

原因と改善策をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

できないくせに完璧主義な原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

完璧主義に悩んでしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば完璧主義で悩むことはありません。

 

完璧にしなきゃと追い込まず、

リラックスして取り組める様になります。

 

ですが自分に自信が持てないと、

完璧さを求めて自分を追い込んでしまいます。

 

また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

実際に完璧にできないのに、

完璧主義に悩んでしまう人には、

共通点があります。

 

周りの目を気にしている

「否定されたら…」

「怒られたら…」

「やってないと思われたら…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

完璧主義に悩んでしまいます。

 

たとえ実際には完璧にできなくとも、

周りの目や評価を気にするあまり、

完璧にやろうと自分を追い込んでしまいます。

 

完璧さを求めている様に見せることで、

周りからマイナスな評価を受けない様にしているのです。

 

ただし実際は完璧にできておらず、

周りを気にして疲れもため込んでしまいます。

 

長い目で見て良いことはないですし、

思っていた割には周囲の評価も得られないのです。

 

できないのに完璧主義を求める状況は、

自分で自分の首を絞めている様なものなのです。

 

できないくせに完璧主義な人の特徴

「するべき」

「しなきゃいけない」

「した方がいい」

 

できないくせに完璧主義の人ほど、

これらの言葉が口癖になっています。

 

実際に言葉に出すこともあれば、

心の中でつぶやいていることもあります。

 

これらの言葉は自分の気持ちを我慢し、

周りを気にしている時に出てきます。

 

周りの反応や評価が気になったり、

ミスや失敗を恐れる気持ちが強まり、

完璧主義になってしまうのです。

 

もしこれらの口癖が浮かんだ時は、

「完璧主義になっているな」と気づくことが大切です。

 

幼少期に原因がある

先ほどもお伝えした様に、

完璧主義に悩むのは自信のなさが原因です。

 

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶が影響しています。

 

生まれた時から完璧主義な人はいません。

 

成長する中で自信がなくなり、

周りの目が気になる様になり、

完璧主義の一面が強くなるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが生まれ、

完璧主義の一面が強くなるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「良い子を演じようとしていた」

「親にダメ出しされるのが多かった」

「親も完璧主義だった」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が及んでしまうのです。

 

ただし冷静に考えれば、

生まれた時から完璧主義な人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなので、

誰でも今から完璧主義を克服できます。

 

完璧主義を改善する方法

 

ここからは実際に、

完璧主義を改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

完璧主義を克服できる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

完璧主義に悩まされている時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

「変な風に思われないかな…」

「相手から注目されたいな…」

「意見を伝えてどう思われるのか…」

 

こうした気持ちを抱いてしまうのも、

頭の中であれこれ考える時です。

 

できないくせに完璧主義になっている時も、

頭の中で周りにどう思われるかを気にしています。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

 

これが完璧主義から抜け出す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

完璧主義から抜け出せる様になります。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

完璧主義になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に周りのことを考えているので、

自分を主語にして問いかけていないのです。

 

周りにどう思われるかを気にすれば、

自分がどうしたいかは浮かびません。

 

自分を主語にして問いかけることは、

完璧主義を改善する上で不可欠です。

 

「どうしたいのか?」と問いかければ、

自分で自分を追い込むこともなくなります。

 

完璧主義を克服した人のエピソード

 

次にぬいぐるみ心理学のお客様で、

完璧主義を克服した人の声を紹介します。

 

秋田県在住の早川さん(女性・仮名)は、

完璧主義に悩み日常生活に影響が出ていました。

===ここから===

 

「完璧主義の原因は自信のなさ」

 

伊庭さんの言葉を聞いて、

思い当たることばかりでした。

 

「指摘されたらどうしよう…」

「評価が下がったらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

 

仕事でもプライベートでも、

自信のなさから自分を追い込んでいました。

 

何度も資料をチェックし過ぎたり、

帰宅後も仕事のことを考えたりと、

心が休まらないままでした。

 

しかも完璧主義を徹底しても、

決して仕事ができるわけではありませんでした。

 

それでもミスが発覚したり、

視点がズレていると指摘を受けたりと、

上手くいかないことも多かったです。

 

「完璧主義をやめたい」

 

こうした気持ちを抱く中で、

伊庭さんのお話を聞けて本当に良かったです。

 

===ここまで===

 

早川さんに生まれた変化

私は早川さんのお話を聞きながら、

先ほど紹介した2つの方法を伝えました。

 

また早川さんが悩みを解決できる様に、

個別メニューも作り実践いただきました。

 

いざ実践して数週間で、

変化や手ごたえを感じられていました。

 

===ここから===

 

完璧主義の一面が出る時ほど、

頭の中でぐるぐる考えを巡らせていました。

 

「するべき」「しなきゃ」など、

完璧主義の口癖のオンパレードでした。

 

ですが意識して独り言をつぶやく中で、

自分の気持ちを受け止められる様になりました。

 

「どうしたいのか?」と問いかけ、

語尾を「〜したい」に意識できたことで、

完璧主義の行動を取らなくなりました。

 

周りのことは気にせず、

自分の気持ちを大事に行動できる様になったのです。

 

結果的に仕事の時間も短縮できたり、

休みの日も仕事のことを考えなくなりました。

 

しかも完璧主義で頑張っていた時より、

周囲から信頼されることも増えました。

 

伊庭さんに出会えて、

そして素直に実践を続けて、

本当に良かったと思います。

 

===ここまで===

できないのに完璧主義を続けるのは、

生きづらさを感じるだけです。

 

周りの目を気にし続け、

しかも実際に完璧にできないので、

二重の苦しみを味わいます。

 

完璧主義の原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの改善法を実践する中で、

完璧主義に悩まされることはなくなります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しています。

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。