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被害者意識と承認欲求の意外な関係!改善したい人は必見!

[最終更新日]2023/02/28

こんにちは、伊庭和高です。

 

「被害者意識に悩まされている」

 

こうした声を聞くことは多いです。

 

被害者意識を持ちたい人は、

誰一人としていないでしょう。

 

イライラもやもやするだけで、

人間関係も悪化してしまいます。

 

仕事でもプライベートでも、

良いことはないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

被害者意識に悩む心理背景を解説します。

 

実は被害者意識を抱く背景には、

承認欲求が関係しているのです。

 

被害者意識と承認欲求の関係

私はぬいぐるみ心理学において、

承認欲求とは2種類あると解説しています。

 

それが自己承認と他者承認です。

 

自分で自分を認められているのが自己承認。

 

誰かに認めてもらおうとするのが他者承認です。

 

評価されたい

褒められたい

愛されたい

わかってもらいたい

認められたい

 

この様に相手に求めてしまうのは、

他者承認が強い状態だと言えます。

 

そして被害者意識に悩む時ほど、

自己承認ができず他者承認ばかり求めているのです。

 

相手に求め過ぎている

相手に求め過ぎているので、

期待した結果が得られないと被害者意識を抱く様になります。

 

「評価されなかった…」

「褒められなかった…」

「愛されなかった…」

「わかってもらえなかった…」

 

原因を相手に求め、

相手のせいにしてしまうのです。

 

「これだけしてあげたのにしてくれなかった」

 

この様に見返りを求める気持ちが強いほど、

被害者意識も同時に強まるのです。

 

自分で自分を満たせていない

つまり被害者意識に悩む人は、

自分で自分を満たせていないのです。

 

自己承認ができていないから、

周りからの承認を求めてしまいます。

 

たとえるなら「栄養ドリンク」です。

 

栄養ドリンクを飲めば、

一時的には元気になりますが、

次第に効果も切れてしまいます。

 

自分で自分を元気にできず、

栄養ドリンクに元気にしてもらっている状態です。

 

再び栄養ドリンクを求めたりと、

依存してしまうこともあります。

 

誰かに認めて欲しいと思うのは、

栄養ドリンクを飲んでいる状態です。

 

自分で自分を満たせずに、

いつまでも不安や寂しさを抱いてしまいます。

 

栄養ドリンクを飲まなくても、

自分で自分を満たせている状態が理想なのです。

 

被害者意識に悩まされる原因は自信のなさ

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

被害者意識に悩まされてしまうのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば誰かの承認を求めず、

自分で自分を満たせています。

 

ですが自信が持てない時ほど、

誰かに満たして欲しいと思ってしまいます。

 

そして想像した結果が得られないと、

被害者意識が強くなってしまうのです。

 

悩みは形を変えて繰り返される

付き合う相手や職場を変えて、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

栄養ドリンクを飲んでも、

悩みが解決するわけではないのです。

 

一時的に元気になっても、

栄養ドリンクを飲まないといけない原因に対処できていません。

 

誰かの承認を求めながら、

被害者意識に悩まされる状態が続くのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

これから紹介する方法を実践することで、

自分で自分を満たせる様になりましょう。

 

被害者意識を手放す方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

被害者意識を手放す方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

被害者意識に悩まされることがなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初に紹介する方法は、

自分の気持ちを声に出すこと。

 

被害者意識に悩まされないためには、

普段から自分の気持ちを声に出すことが大切です。

 

被害者意識に悩む時ほど、

自分の気持ちを声に出さず、

頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間の脳の特性として、

声に出さず頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大してしまいます。

 

頭の中で考えてるほど、

ネガティブな気持ちに襲われ、

被害者意識が膨らんでしまいます。

 

どんな気持ちでも良いので、

自分の気持ちを声に出すことが、

被害者意識に悩まされない第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わるほど、

自分の気持ちに気づきやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分。

 

被害者意識に悩まされる時ほど、

自分を主語にできておらず、

周りのことを先に考えてしまいます。

 

「した方がいい」

「しなければいけない」

「するべきだ」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

相手のことを考えている時に出てきます。

 

相手のことを先に考えることで、

思った通りの反応が得られないと、

被害者意識が出てきてしまうのです。

 

あるいは自分を主語にせず、

「どうしたらいいのか?」と問いかけています。

 

周りに答えを求めている状態なので、

上手くいかないと周りのせいにすることで、

被害者意識を膨らませてしまうのです。

 

「どうしたいのか?」と問いかけるのは、

被害者意識に悩まされないために不可欠です。

被害者意識に悩まされ続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

承認欲求も強くなるばかりで、

ネガティブ思考にも悩まされます。

 

愚痴や不満を吐き出すことで、

一時的にストレスは発散できても、

一向に現状は好転しないのです。

 

被害者意識に悩まされる原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

被被害者意識に悩まされなくなります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。