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恋愛で自己犠牲をするのをやめたい!原因と解決策を紹介

[最終更新日]2023/06/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

「恋愛で自分を犠牲にしてしまう…」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声は多く寄せられます。

 

無理してでも相手に合わせたり、

自分の気持ちを我慢しても、

幸せな恋愛はできません。

 

恋愛はしたくてするものなのに、

自分を犠牲にしても楽しくないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛で自己犠牲をしてしまう心理背景を解説します。

 

なぜ恋愛で自己犠牲をしてしまうのか?

 

恋愛で自己犠牲をしてしまうのは、

3つの原因があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

嫌われるのを恐れている

相手に嫌われるのを恐れるほど、

自分を犠牲にしてしまいます。

 

「嫌われない様に…」

「怒らせない様に…」

「気を悪くしない様に…」

 

こうした気持ちが浮かび、

常にブレーキを踏んでいるのです。

 

もし自己主張をすれば、

相手と言い争いになるかもしれません。

 

相手に嫌われてしまうかもしれないのです。

 

嫌われるリスクを回避して、

自己犠牲を続けているのです。

 

相手に良く思われようとしている

自己犠牲をすることで、

相手によく思われようと考える人もいます。

 

「良い子を演じる」という言葉がありますが、

相手が望む自分になろうとするのです。

 

相手が何を求めているかを考え、

自分を抑えてでも相手に合わせることもあります。

 

ですが良い子を演じるほど、

相手は演じた自分に好意を持ちます。

 

関係が続く限り演じなければならず、

次第に疲れ果ててしまうのです。

 

自分の気持ちがわからない

「何がしたいかわからない」

「言いたいことがわからない」

 

この様に自分の気持ちがわからないと、

自己犠牲をしがちになります。

 

そもそも気持ちがわからないので、

自己主張ができないのです。

 

相手の意見に合わせたり、

当たり障りない振る舞いしかできなくなります。

 

自分のことがわからなければ、

必然的に自己犠牲をしてしまうのです。

 

自己犠牲をしてしまう根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

恋愛で自己犠牲をしてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自分を犠牲にしません。

 

嫌われることを恐れず、

自分の気持ちに気づきながら、

自己主張もできるのです。

 

ですが自信がないからこそ、

何かにつけて自分を犠牲にしてしまいます。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

あなたの自己犠牲度を診断する心理テストを作成しました

 

二択の質問に答えるだけで、

自己犠牲をしているレベルがわかるので、

こちらも是非やってみてください。

 

幼少期の記憶も影響

そして私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶も影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

自分を犠牲にすることなく、

素直な気持ちで振る舞えていたのです。

 

ですが大人になる中で自信がなくなり、

自己犠牲をする様になってしまいます。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信がなくなり、

自己犠牲をする様になるケースも多いのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親に怒られることが多かった」

「親も自分を犠牲にしていた」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が及ぶのです。

 

自己犠牲をしても辛いだけです

自己犠牲をしていれば、

その場は上手くいくかもしれません。

 

相手に合わせることで喜ばれ、

付き合えたり感謝されることもあるでしょう。

 

ですが長い目でみれば、

恋愛で自己犠牲をしてもつらいだけです。

 

常に自分を抑えているので、

気疲れやストレスも蓄積します。

 

相手の目線で考えても、

自分を犠牲にしている状態に不信感が生まれます。

 

「何を考えているのかわからない」

「本音を教えてほしい」

 

この様に思われるほど、

関係も悪化してしまうのです。

 

自己犠牲を続けても、

幸せな恋愛ができないのは確かです。

 

自己犠牲をやめる2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

恋愛で自己犠牲をやめる方法を解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を好転させることができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自己犠牲をしてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

嫌われるのを怖がったり、

相手の反応を気にしてしまいます。

 

自分を犠牲にしなければと、

ネガティブに考えてしまうのです。

 

独り言で構いません。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

自己犠牲をやめる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自己犠牲をしてしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

良い子を演じてしまったり、

自分の気持ちがわからなくなります。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

幸せな恋愛をするために不可欠です。

自己犠牲を続けても、

恋愛は上手くいきません。

 

結婚できても悩みは解決せず、

結婚後も自己犠牲を続けてしまうのです。

 

自分を犠牲にしたい人はいません。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

自己犠牲をしてしまうのをやめましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。