22Apr
[最終更新日]2022/05/20
こんにちは、伊庭和高です。
本日は「決断力」について取り上げます。
仕事でも…
恋愛でも…
目標達成でも…
決断が遅かったために、
チャンスを逃してしまった経験。
あなたも一度はあるのではないでしょうか?
「転職のチャンスを逃した!」
「好きだったあの子に告白し損ねた!」
「気づいたら何となく毎日を過ごしていた!」
「大事な場面で意見が言えなかった!」
決断が遅かったために、
自分にとって不都合なことが起こってしまうのは、
悔やんでも悔やみきれません。
ぬいぐるみ心理学を使うことで、
決断の遅さはすぐに改善できます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
決断が遅い原因と改善策をお伝えします。
目次
決断が遅い原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学で、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
決断が遅いと悩んでいるのも、
根本的な原因は自信のなさです。
自分に自信が持てない瞬間に、
物事を判断するのが遅くなってしまいます。
「これでいいのかな…」
「こっちの方がいいのかな…」
なかなか決断できずにいる間に、
目の前のチャンスを逃してしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらも合わせてやってみてください。
頭の中で考えている
では具体的に、
決断が遅い人にはどんな特徴があるのでしょうか?
実はこれはシンプルで、
決断が遅い人は頭の中で考え続けています。
「こんな不安があるよな…」
「周りからどう思われるんだろう…」
「どうせ自分にはできない…」
頭の中でグルグルとささやき声が聞こえます。
私達の脳は選択肢が多くなればなるほど、
精神的なストレスを受けると言われています。
そして精神的なストレスを受けた結果、
そのストレスから解放されるために、
「何もしない(現状維持)」という選択を行います。
何もしないという選択を取れば、
一瞬ストレスから解放されるものの、
結局同じ悩みは姿や形を変えて繰り返されるのです。
決断が遅い原因は頭の中で考えているから。
これに尽きます。
周りにどう思われるのかを気にしている
また決断が遅い原因として、
周りにどう思われるのかを気にしていることもあります。
自分の判断よりも先に、
周りの目を気にしてためらってしまうのです。
周りにどう思われるかを気にするほど、
自分の本音から遠ざかっていきます。
決断するまで時間がかかったり、
そもそも望んでいない決断をしてしまうこともあります。
自信のなさに向き合う
ここまで決断が遅い原因をお伝えしましたが、
自信のなさと向き合うことで、決断力をつけることができます。
「自信のなさとは何なのか?」
「自信のなさと向き合うにはどうすれば良いのか?」
など詳しい話は無料メール講座でも解説していますが、
自分に自信が持てる様になれば決断力は高まります。
頭の中で考えを巡らせることもなくなりますし、
周りにどう思われるかを気にせず決断できる様になります。
決断力をつける2つの方法
ここからは具体的に、
決断が遅い現状を改善する方法を2つ紹介します。
どんどん決断のスピードは早くなり、
自分が望む選択をできる瞬間も増えていきます。
自分の気持ちを声に出す
1つ目の方法は、
頭の中で考えていることを声に出すことです。
私達の脳にはリピート機能がついているので、
頭の中で声に出さずに考えていることは、
何度でも繰り返し頭の中に蘇って来ます。
しかも考えるほどネガティブ思考が強まる特徴が脳にはあるので、
ますます決断をためらわせてしまうのです。
ですが声に出すことで、
私達の脳は言葉を事実として認識します。
「不安なんだな」
「周りの目を気にしているんだな」
「できるかどうかを考えているんだな」
自分の気持ちに気づけるだけでも安心しますし、
いたずらにネガティブ思考を続けることもなくなります。
これは実際に取り組むことで効果を実感できますが、
声に出すことは決断力をつける上で必要不可欠だと言えます。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして2つ目のポイントは、
「どうしたいのか?」と自分自身に問いかけることです。
「どうしたいのか?」という問いかけ。
これはイコール「どんな決断をしたいのか?」です。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分を主語にして問いかけることで、
自分が納得する決断ができる様になります。
決断が遅い原因の1つに周りを気にすることがありますが、
主語を自分にして問いかければ周りを気にせず行動できる様になります。
もちろん決断する上では、
不安や恐れや迷い等が生まれるかもしれません。
ですが不安や恐れや迷いも声に出した上で、
改めて「どうしたいのか?」と問いかけることで、
決断のスピードがどんどん速くなります。
決断力をつけることで人生が変わる
・自分の気持ちを声に出すこと
・「どうしたいのか?」と問いかけること
この2つを意識することで、
決断力を高めることができます。
決断できない時間が長くなるほど、
物事は前に進みません。
気づけば迷いも生まれ、
自分が望んでいない決断をしてしまうこともあります。
なかなか決断できない原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合うことで、
決断できる自分へと変わります。
仕事でもプライベートでも、
自分が本当に望む成果を得られる様になります。
自信のなさと向き合うポイントや、
具体的にどのように向き合っていけば良いのかは、
無料メール講座でも詳しく解説しています。
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。