2May
[最終更新日]2022/06/15
こんにちは、伊庭和高です。
今日は口下手を克服するための方法について取り上げます。
今でこそ私はお客様の前で話す様になりましたが、
正直今でも緊張します。
緊張すると噛むこともありますし、
頭が真っ白になることもたまにあります。
ですが私が緊張しても無事に講座を開催できる理由は、
「いつでも自信が生み出せる様になったから」
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なのですが、緊張しても口下手にならないための練習法。
これを当日の朝から意識して実践しているためでもあります。
仕事で口下手になると・・・
今回は仕事の場面を取り上げますが、
口下手になってしまうと様々なデメリットが生じます。
お客様でも上司でも、
相手に自分の気持ちを正しく伝えられません。
どんなに伝えている内容が理路整然としていても、
何を言っているのか聞き取りづらければ、
自分の話を理解してもらえないのです。
また、何よりそんな自分に嫌気がさし、
次第に自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。
私はこれまで2000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供する中で、
口下手に悩む方には「ある共通点」があることに気づきました。
それが「自分に自信がないこと」
もちろん自信がないからといって、
「助けて下さい!」という様な、
いわゆる依存的な状態ではありません。
相手と話す場面において、途端に自信がなくなってしまう。
急に相手の反応が気になってしまい、自信がなくなってしまう。
こうした傾向があります。
私がオススメする方法は、
「自分で声に出すこと」です。
仕事で口下手になってしまう状況とは、
話すことに対して自信で自信が持てていないか、
相手の反応を気にしてしまうか。
大きく分けて、このどちらかです。
ですのでまずは自分で気持ちを声に出し、
平常心を取り戻すことです。
私は中高とサッカー部に所属していましたが、
試合前には必ず円陣をしていました。
気合いを入れることも円陣の目的ですが、
それ以上に、声に出すことで緊張をほぐす目的もありました。
現に私の高校では円陣時に全員が15秒、
その日の意気込みを一斉に叫び続けていました。
これで試合に向けた緊張をほぐしていたのですね。
トイレや廊下等、一人になれる場所で声に出して見る。
「今、緊張してるな」
「不安な感情も抱いているな」
いわゆるネガティブな感情も含めて、
すべて声に出すのがポイントです。
大事な場面で口下手にならず、
自分の意見が言える様になることを、応援しています。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。