menu

感謝できないのを直したい!原因や心理背景を解説

[最終更新日]2023/05/02

こんにちは、伊庭和高です。

 

「感謝できないのを直したい!」

 

年齢や性別を問わず、

こうした声はよく寄せられます。

 

素直に感謝ができず、

悩んでいる人は多いです。

 

感謝ができないことで、

人間関係がギクシャクすることもあります。

 

何より素直に感謝できない自分が、

嫌になってしまうこともあります。

 

感謝できないままだと、

幸せな未来は待っていないのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

感謝できない原因と直し方を解説します。

 

なぜ感謝できないのか?

 

感謝できないのは、

2つの心理背景があります。

 

いずれか1つに該当することもあれば、

両方に当てはまることもあります。

 

当たり前だと思っているから

感謝の反対語は「当たり前」です。

 

「してもらって当たり前」

「できて当たり前」

 

この様に当たり前という意識があると、

感謝の気持ちを忘れてしまいます。

 

むしろダメ出しばかりをしてしまい、

ネガティブな感情が充満します。

 

また当たり前という意識があると、

感謝できないのはもちろん、

人間関係も上手くいきません。

 

ダメな点ばかり意識が向くので、

相手の言動にイライラしたり、

衝突することもあるのです。

 

プライドが高い

「負けない様に…」

「なめられない様に…」

「劣等感を抱かない様に…」

 

こうした気持ちがあると、

素直に感謝できません。

 

感謝をしたら負けだと思い込んだり、

感謝をした方が下だと思い込んでいる可能性があります。

 

無意識にプライドを高くしているのです。

 

周りと自分を比較したり、

周囲からの評価を気にする人ほど、

この傾向があります。

 

感謝できない根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

感謝できない根本原因も、

自分の自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば素直に感謝できます。

 

当たり前だと思わず、

プライドも高くならず、

「ありがとう」と言えるのです。

 

一方で自分に自信がない時ほど、

感謝の気持ちが浮かびません。

 

自信がないと当たり前の意識が強まり、

冷たい態度を取ってしまうことがあります。

 

あるいは自信がないから周りと比べ、

プライドを高くしてしまうのです。

 

感謝できないままで良いことはない

何より感謝できないままでは、

良いことはありません。

 

人間関係でトラブルが起きたり、

仕事もスムーズに進みません。

 

また感謝の気持ちを意識するほど、

幸福感が高まると近年の研究で明らかになっています。

 

感謝できないままだと、

幸福感も高まらないので、

ネガティブな気持ちを感じやすくなるのです。

 

感謝できずに悩む状況は、

今すぐ変える必要があると言えます。

 

感謝できないのを直す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

感謝できないのを直す2つの方法を解説します。

 

2つの方法を順番に実践することで、

現状を好転することができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

感謝できない人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの反応や評価が気になったり、

周囲と自分を比較し始めます。

 

できて当たり前だと思うのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

感謝できる様になる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

感謝できない人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを抑え込みます。

 

素直に感謝の気持ちが浮かばなくなるのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

感謝できない自分を変えるために不可欠です。

感謝できないままだと、

幸せな未来は待っていません。

 

仕事やプライベートで悩みが増え、

人間関係のストレスも蓄積します。

 

感謝できない自分が嫌になり、

前向きな気持ちになれないのです。

 

感謝できない根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。