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大人になっても兄弟間で劣等感を抱く原因と対処法とは?

[最終更新日]2023/05/23

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回は性別を問わず、

大人の方からよく寄せられる相談です。

 

「兄より劣っている」

「弟の方がかわいがられた…」

 

この様に兄弟間での劣等感を抱き、

現在も悩んでいる人は多いです。

 

たとえ一緒に住んでいなくても、

兄弟間での劣等感を思い出すことがあるのです。

 

仕事やプライベートに悪影響を与えるので、

今すぐ劣等感を手放したい所です。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

劣等感を抱く心理や原因、解決策をお伝えします。

 

なぜ兄弟間で劣等感を抱くのか?

兄弟間で劣等感を抱くのは、

一番身近な比較対象だからです。

 

同じ親の子供ですし、

境遇が似ているので比較してしまいます。

 

また自分では比較しなくても、

親が比較してしまうことがあります。

 

「お兄ちゃんの方が勉強ができる」

「弟の方が明るい」

 

親や周りからの声を聞く度に、

劣等感が生まれてしまうのです。

 

その意味では劣等感を抱くのは、

親も影響を与えています。

 

大人になっても引きずる原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

確かに兄弟間で劣等感を抱く様になったのは、

幼少期の親の言動も影響しています。

 

ですが大人になっても引きずるなら、

それは自分の自信のなさが影響しています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば兄弟間で比較をしません。

 

自分は自分だと思えており、

劣等感を抱かずに人生を生きれるのです。

 

ですが自信がないからこそ、

兄弟間で比較し劣等感を抱いてしまうのです。

 

大人になって置かれた状況も変わったのに、

いつまでも兄弟間で比較をしてしまいます。

 

自分の人生を生きれない

兄弟間で劣等感を抱いても、

幸せな毎日は送れません。

 

仕事やプライベートなど、

何かにつけて兄弟間で比較してしまいます。

 

劣等感を抱き続けても、

ネガティブな気持ちが増すばかりです。

 

幼少期の親の言動を恨んだり、

前向きに毎日を生きれないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

今すぐ劣等感を手放すことが大切です。

 

劣等感を手放す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転させる方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

劣等感を手放すことができます。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法は、

自分で自分の気持ちを声に出すことです。

 

兄弟間で劣等感を抱いてしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出せていません。

 

声に出さず頭の中で考え続けているのです。

 

私たち人間は頭の中で考えていることの、

約90%がネガティブな事柄だと言われています。

 

つまり頭の中で考えるほど、

ネガティブな気持ちが増大してしまうのです。

 

劣等感が出てくるのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転させる第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみと意識して関わるのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

ぬいぐるみと意識して関わることは、

現状を変えるために役立ちます。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語にして問いかけることで、

自分が本当に望む選択ができます。

 

兄弟間で劣等感を抱いてしまう時ほど、

「どうしたいのか?」と問いかけていません。

 

相手のことが気になったり、

自分の気持ちを犠牲にしてしまいます。

 

「しなきゃ」

「するべき」

「した方がいい」

「してあげる」

「して欲しい」

「してくれない」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

これらの言葉が出てきた時は、

「どうしたいのか?」と問いかけ直すことが必要です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

劣等感を手放すために必要不可欠です。

兄弟間での劣等感を引きずったままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

仕事でもプライベートでも、

ストレスを感じることも増え、

物事が上手くいきません。

 

劣等感を抱く根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を変えることはできます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。