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はっきり言う人は育ちが影響している?心理背景と改善策を解説

[最終更新日]2024/10/29

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事でもプライベートでも、

物事をはっきり言う人はいます。

 

はっきり言うことで人間関係が上手くいかなかったり、

仕事やプライベートで壁にぶつかる時もあります。

 

はっきり言うのが悪いわけではないものの、

はっきり言うのを改善したいと思い、

解決策を探している人もいるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

はっきり言う人の心理背景を解説します。

 

その上で現状を改善する方法を、

独自の切り口でお伝えします。

 

はっきり言う人の心理背景

 

はっきり言う人には3つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

勝ち負けや優劣を気にしている

「あの人に負けない様に」

「なめられない様にしないと」

「優位に立つにははっきり言わないと」

 

この様に勝ち負けや優劣を気にするほど、

物事をはっきり言う様になります。

 

はっきり言うことで上に立とうとしたり、

下に見られない様にしているのです。

 

常に周りと自分を比べている状態です。

 

ですが一時的に優位に立てても、

次の瞬間には周りと自分を比べ始めてしまいます。

 

周りと自分を比べてストレスを感じる状況が、

この先も繰り返されるのです。

 

自分の思い通りにしたい

自分の思い通りの展開にするために、

はっきり言う人もいます。

 

相手をコントロールしようとしたり、

支配欲求があるのです。

 

マウントをとるという言葉もありますが、

マウントをとるためにはっきり言う人もいます。

 

ただし相手の行動は相手次第であり、

完全にコントロールすることはできません。

 

相手の行動によって一喜一憂し、

心が乱される状況が続いてしまうのです。

 

相手に求め過ぎている

相手に求める気持ちが強まるほど、

はっきりと物事を言う様になります。

 

「わかって欲しい」

「聞いて欲しい」

「理解して欲しい」

 

この様に「〜して欲しい」が出てきたら要注意です。

 

相手に求め過ぎている状態だと言えます。

 

「〜して欲しいのにしてくれなかった」と、

相手の行動に心が乱されやすくなるのです。

 

はっきり言うのは育ちも影響している

ここまで3つの心理背景を解説しましたが、

突然はっきり言う様になった人はいません。

 

幼少期からの育ちの過程が影響し、

はっきり言う様になるのです。

 

たとえば親がはっきり言う人であれば、

子どもも影響を受けやすいです。

 

あるいは友達との上下関係を気にして、

はっきり言う様になる人もいます。

 

「はっきり言う様になったのは、記憶を振り返るといつからか?」

 

この様に問いかけてみてください。

 

具体的な出来事が思い出せなくても、

過去のある地点からはっきり言う様になったのは確かです。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

はっきり言う様になったのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればはっきり言うだけでなく、

穏やかに話せる場面もあるでしょう。

 

勝ち負けや優劣を気にしたり、

自分の思い通りにしようとしたり、

相手に求め過ぎてしまうのも、

自分の自信のなさが影響しているのです。

 

悩みは繰り返される

生きている限り、人間関係はなくなりません。

 

異動や転職や引っ越しなど、

付き合う相手や環境を変えても、

新たな場面で人と関わり続けるのです。

 

相手を変えても自分が変わらないと、

はっきり言う状況を繰り返してしまいます。

 

はっきり言うことでトラブルが発生したり、

人間関係が上手くいかなくなっているならば、

その状況は時間が解決してはくれないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

自分が変わることに意識を向ける必要があります。

 

はっきり言うのを改善する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

はっきり言ってしまうのを改善する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状を今から好転できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

まず最初に取り組むのは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

はっきり言ってしまう時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、頭の中で考えがちなのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考えることの9割が、

ネガティブな事柄だと言われています。

 

勝ち負けや優劣が気になったり、

自分の思い通りにしようとしたり、

相手に求めすぎる気持ちが出てくるのも、

頭の中で考えている時です。

 

どんな気持ちでも大丈夫です。

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたい?」と問いかける

そして自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたい?」と問いかけます。

 

「どうしたい?」の主語は自分自身。

 

はっきり言ってしまう時ほど、

自分を主語に問いかけていません。

 

自分以外の誰かのことを考えています。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなければならない」

「してあげる」

「して欲しい」

 

たとえばこれらの言葉は、

自分以外の誰かのことを考えている時に浮かびます。

 

まさに他人軸になっている状態であり、

相手と自分を比べてしまったり、

相手に求めすぎることが出てきます。

 

「どうしたい?」と自分を主語に問いかけるのは、

はっきり言ってしまうのを変えるために不可欠です。

はっきり言いたい時は言えばいいですが、

そうでない時もはっきり言ってしまうと問題が発生します。

 

物事がスムーズに進まなくなったり、

人間関係が上手くいかなくなったりと、

壁にぶつかってしまうのです。

 

はっきり言ってしまう根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

現状を好転していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。