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がめついと言われた!育ちに原因がある?心理背景や解決策

[最終更新日]2024/02/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

「がめついと言われてしまった」

 

年齢や性別を問わず、

こうした相談はよく寄せられます。

 

けちでがっちりしていること。

利益を得ることに積極的で抜け目がないこと。

 

これが「がめつい」の辞書的な意味です。

 

がめつさを押し出すほど、

損得勘定で動いている様に見えてしまいますし、

一緒にいて嫌な印象を与えてしまうかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

がめついと言われた背景を解説します。

 

がめつくなってしまう背景

そもそも生まれた時から、

がめつい人はいません。

 

けちで利益ばかりを考える赤ちゃんは、

どう考えてもいないですよね。

 

がめついのは生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についたものなのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中でがめつくなる人は、

意外と多いのです。

 

たとえば親もがめつい人だと、

子どもにも影響を与えてしまいます。

 

つまりがめついのは育ちも影響しているのです。

 

がめつさの背景にあるのは?

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

がめついと言われてしまい、

もし今も引きずっているのであれば、

それは自信のなさが背景にあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば必要以上にけちにならず、

損得勘定ばかりで行動することもありません。

 

自信がない時ほどけちになり、

利益ばかり求めようとしてしまいます。

 

「具体的にはどんな自信のなさがあるのか?」

 

2つ紹介したいと思います。

 

欠乏感を抱いている

常に「足りない」という意識があると、

がめつさが強まってしまいます。

 

「お金がないから…」

「余裕がないから…」

「まだ十分ではないから…」

 

この様に足りない部分へ意識を向けると、

やたら利益を取りに行こうとしてしまいますし、

けちな一面も強く出てしまいます。

 

たとえがめつく利益を追い求めても、

いざ手に入れてもすぐに欠乏感に陥ってしまいます。

 

周りと自分を比べている

周りと自分を比較する人は、

がめつくなりやすいです。

 

周りと自分を比較することで、

劣等感や不足感を抱いてしまうと、

がめつく何かを追い求めてしまいます。

 

勝ち負けを考えたり、

優劣を考えがちな人も、

欠乏感に襲われやすいです。

 

たとえ一時的に何かが手に入っても、

すぐに人と比べてしまうので、

いつまでも満たされない気持ちが残ります。

 

悩みは形を変えて繰り返される

職場や付き合う人を変えれば、

一時的に気分もリセットできます。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でもがめつさが出てしまいます。

 

その意味でがめつい状況は、

時間が解決してはくれないのです。

 

過去から繰り返していたりと、

がめつさに悩まされ続けてきたと言えます。

 

どこかで自分と向き合わないと、

この先もがめついと言われてしまうのです。

 

現状を好転する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状を好転する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

がめついと言われてしまうこともなくなります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

がめつい人ほど普段から、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容とも言われてます。

 

ネガティブに考えるほど、

周りと自分を比べたり、

欠乏感に襲われやすくなります。

 

独り言で構わないので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

がめつい人は普段から、

自分を主語にして問いかけていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手と自分を比較する気持ちが出たり、

欠乏感も生まれやすくなります。

 

あるいは「どうしたいのか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と考えがちなのも、

がめつい人の特徴です。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を好転するために不可欠です。

がめついまま生きていても、

仕事、恋愛、友達関係など、

どこかで必ず問題が発生します。

 

一時的には利益が得られても、

長い目で見れば大きな損をしてしまいます。

 

人間関係が悪化したりと、

良いことはありません。

 

がめつくなる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられるのです。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。