24Sep
[最終更新日]2024/09/24
こんにちは、伊庭和高です。
「傷つくのが怖い」という相談は、
定期的に私の元へ寄せられます。
それこそ恋愛に当てはめると、
傷つくのが怖くて付き合えなかったり、
関係を進展させられない人もいるのです。
このままでは苦しいですし、
幸せな恋愛はできません。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛で傷つくのが怖い心理背景と克服法を解説します。
目次
なぜ恋愛で傷つくのが怖いのか?
恋愛で傷つくのを怖がるのは、
2つの心理背景があります。
どちらか1つに該当することもあれば、
両方に当てはまることもあります。
嫌われるのを怖がっている
嫌われるのを怖がっているから、
傷つくのが怖いのです。
関係が終わってしまったり、
相手に失望されるのを恐れている状態です。
もし嫌われてしまえば、
ショックで立ち直れないかもしれません。
相手にどう思われるのかを気にして、
ビクビクしながら過ごしている状態です。
自分で自分を満たせていない
自分で自分の心を満たせていないと、
傷つくのを怖がり続けてしまいます。
自分で心を満たせていないので、
相手に心を満たしてもらおうとします。
良い子を演じてしまったり、
依存的な関係を築いてしまうこともあります。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
他人軸で恋愛をしている状態です。
これでは相手の反応で傷つきやすくなったり、
傷つくのを怖がる気持ちが強まります。
自信のなさが根本原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
恋愛で自分が傷つくのを怖がるのは、
自信のなさが根本原因なのです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば傷つくのを怖がりません。
自分の気持ちを大切にしながら、
幸せな関係が築けるのです。
その一方で自分に自信がないと、
傷つくのを怖がり続けてしまいます。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
傷つくのを怖がる恋愛の末路
傷つくのを怖がり続けていても、
幸せな関係は築けません。
自分の気持ちを犠牲にしたり、
無理して相手に合わせることも増えます。
ありのままの自分が出せないので、
恋愛をしていても疲れてしまいます。
また傷つくのを怖がる姿勢は、
相手にも伝わります。
本音をさらけ出してくれない様に感じ、
次第に不信感を抱かれてしまうこともあるのです。
傷つくのを怖がり続けても、
良いことがないのは確かです。
付き合う相手や環境を変えても、
傷つくのを怖がる自分が変わらないと、
新たな状況でも同じ悩みに直面します。
自信のなさと向き合いながら、
自分が変わる必要があるのです。
傷つくのを怖がらず恋愛する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
傷つくのが怖いのを克服する方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
傷つくのを怖がらず恋愛できる様になります。
自分で自分の気持ちを声に出すこと
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
傷つくのを怖がる時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
ネガティブに考えるほど、
相手にどう思われるのかが気になり、
傷つくのを怖がってしまいます。
ここでポイントになるのが、
「まず自分で声に出すこと」
友達や同僚や恋人など周りの人に、
いきなり気持ちを吐き出さないでください。
自分の気持ちを吐き出せば、
確かにスッキリするでしょうが、
相手は良い気分になりません。
「また同じ悩みを聞かされている…」
「自分で何とかしてよ…」
最初は親身になってくれても、
何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、
関係が悪化する可能性があるのです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
傷つくのを怖がる時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手の反応が気になって、
傷つくのを怖がる様になります。
また「どうしたい?」ではなく、
「どうすればいいの?」と考えがちな人も、
傷つくのを怖がりやすいです。
「私はどうすればいいの?」という様に、
自分で答えを出せなくなるので、
周りを気にして傷つくのを怖がるのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
傷つくのを怖がらず行動するために不可欠です。
傷つくのを怖がり続けても、
幸せな未来は待っていません。
付き合いたい人と付き合えなかったり、
付き合っても長続きしなかったりと、
良いことはないのです。
傷つくのを怖がる根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
傷つくのを怖がらず行動できる様になりましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。