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人に興味がない人は育ちに原因がある!心理背景を解説

[最終更新日]2025/12/03

こんにちは、伊庭和高です。

 

「人に興味がない」と言われたことがある、

あるいは自分でも「人に関わるのが面倒」「他人のことに興味が湧かない」と感じることはありませんか?

 

そんな時にふと、

「どうして私だけ、人に興味が持てないのだろう」

「私の育ちや性格に何か原因があるのかな」と思うこともあるでしょう。

 

この記事では人に興味が持てない人の心理背景を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

その上で人に興味が持てないことに悩んでいる場合、

どうすれば解決できるのか方法も紹介します。

 

人に興味がない人の心理背景

人に興味がない人には4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

①一人でいることが好き

そもそも一人でいるのが好きなので、

人に興味が湧かない人がいます。

 

一人の時間を楽しむうえで、

人に興味を持つ必要はありません。

 

ただし一人でいるのが好きではなく、

人と深く関わるのを避けているケースもあります。

 

人との関わりを恐れる気持ちから、

一人でいるのが好きな性格だと思い込み、

人に興味を持たない様にしているだけかもしれません。

 

この場合は一人でいる中でも、

「これでいいのだろうか?」と虚無感を抱いて悩むことがあります。

 

②周りの目を気にしている

「あの人にどう思われるのか?」

「変なウワサになったらどうしよう…」

「上手く話せないかも…」

 

この様に周りの目を気にしていると、

人に興味を持たない様にすることがあります。

 

どれだけ周りを気にしても、

相手の考えていることはわかりません。

 

正解がわからない問題を解き続ける様に、

ストレスを感じ続けてしまうのです。

 

そして周りを気にするのに疲れて、

人に興味を持つのをやめてしまうのです。

 

③傷つくのが怖い

「嫌われたらどうしよう…」

「否定されたらどうしよう…」

「怒られない様にしなきゃ…」

 

この様に傷つくのを怖がっていると、

人に興味を持たなくなります。

 

興味を持てば持つほど、

人と関わり傷つくリスクが生まれます。

 

それならば人に興味を持たない方が、

傷つくリスクをなくせるのです。

 

ただし人との関わりを持たなくなることで、

孤独感や寂しさを感じる人もいます。

 

この場合、周りから傷つけられることは防げても、

心の中では傷ついている可能性があります。

 

④余裕がない

仕事や家事育児の忙しさなどで、

心に余裕がないと人に興味を持つこともできません。

 

そもそも人に興味を持っている余裕がないのです。

 

この場合、心の余裕のなさの原因に向き合い対処する必要があります。

 

人に興味を持つかどうかにかかわらず、

余裕のなさを放置すると心身にストレスが蓄積されてしまうのです。

 

幼少期の育ちも影響している

そもそも生まれた時から人に興味がない人はいません。

 

私たちが赤ちゃんだった頃は、

親に興味関心を抱いたり、

成長する中で様々な人と積極的に関わろうとしていました。

 

それが大人になる過程で少しずつ、

人への興味を持たなくなるのです。

 

また私たちは親との関わりが、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で人への興味を失うケースもあるのです。

 

「親の顔色をうかがっていた」

「親に怒られるのが怖かった」

「親がかまってくれなかった」

 

たとえばこうした場合は、子供にも悪影響が出ることがあります。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

もし人への興味がないことに悩んでいるなら、

それは自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自然と人への興味も生まれます。

 

一人でいる時間も大切にしながら、

人との関わりも大切にできるのです。

 

先ほどお伝えした4つの心理も、

根底には自信のなさがあります。

 

自信のなさを感じているほど、

結果的に人に興味を持たない様にしてしまうのです。

 

人に興味がない悩みを解決する方法

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

現状からの改善法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

自然と人への興味が生まれます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

人に興味がないことに悩んでいる人は、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる特性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容とも言われています。

 

先ほどお伝えした4つの心理も、

頭の中で考えている時に起こりやすいです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を好転する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

人に興味がないことに悩んでいる人は、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

まず相手にどう思われるかを気にしたり、

周りの出方を伺ってしまうでしょう。

 

相手のことを考えれば考えるほど疲れてしまい、

人への興味も失ってしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

自然と人への興味が湧き上がるために不可欠です。

 

自分がしたいことを問いかけ、

主体的に行動する場面が増えるほど、

一人でいたい時はいて、人と関わりたい時は関われます。

 

先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から人への興味がない人はいません。

 

つまり人への興味がないのは性格ではなく、

成長する中で後天的に身についただけなのです。

 

そのため人への興味を持つことは誰でもできますし、

自分の時間を大切にしながら人との関わりも大事にできます。

 

人に興味がないことに悩む根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

現状を変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。