26Dec
[最終更新日]2026/01/09

こんにちは、伊庭和高です。
傷つきやすいことに悩む人は、
年齢や性別を問わず多いです。
仕事、恋愛、家族、人間関係など、
何かにつけて傷ついてしまう状況を放置しても良いことはありません。
「傷つきやすい自分を変えたい」
「なぜ傷つきやすいのか原因を知りたい」
こうした相談は定期的に寄せられます。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
傷つきやすい原因と克服法を解説します。
また意外と知られていないものの、
傷つきやすい人が自己中になってしまうこともお伝えします。
目次
傷つきやすい人が「自己中」に見えてしまう心理構造
傷つきやすい人が自己中に見えてしまうのはなぜなのか?
3つの心理背景がありますが、
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
①自己否定に敏感で「守りの姿勢」が強くなるから
傷つきやすい人は些細な言葉でも、
「否定された」と敏感に反応しがちです。
そのため、次のような心理が働きます。
・傷つく前に自分を守ろうとする
・相手の意図を悪く受け取ってしまう
・自分の意見を優先しようとする
この“自己防衛”が強く出すぎると、
周囲からは「自己中」「自分のことしか考えていない」と見えてしまいます。
②相手の気持ちを想像する余裕がなくなる
本来は優しくて思いやりがある人でも、
心が不安でいっぱいになると余裕を失います。
「嫌われたらどうしよう」
「また傷ついたら怖い」
こうした不安が強いほど自分のことで精一杯になり、
相手の気持ちにまで意識を向けられなくなるのです。
その結果、「自分中心の行動」に見えてしまいます。
③承認欲求が強まり“相手に満たしてほしい”気持ちが増える
傷つきやすい人ほど、
心の底では「満たされたい」「認められたい」という欲求が強い傾向があります。
そのため、
・相手の反応に一喜一憂する
・愛情や配慮を相手に求めすぎる
・思いが叶わないと落ち込み、怒りに変わる
こうした行動から「自己中」に見えてしまうケースも多いのです。
傷つきやすさ×自己中心性の原因
傷つきやすさと自己中心性について、
もう少し深堀りしていきます。
傷つきやすさと自己中心性が結びつく背景には、
次の3つの原因があります。
①インナーチャイルドの影響
幼少期に以下のような環境だった場合、
他人の気持ちより“自分を守ること”が最優先になり、
大人になってもその癖が残ります。
・厳しい親に育てられた
・兄弟と比較され続けた
・自分の気持ちを聞いてもらえなかった
・周りに遠慮して生きてきた
・親からの愛情を十分に実感できなかった
こうした“心の傷”が、
傷つきやすさや自己中心的な反応を引き起こしてしまうのです。
②自己価値の低さ
自己価値が低いと傷つきやすくなります。
・他人の言葉に極端に心が揺れる
・本音を言えず、限界が来ると爆発する
・小さな出来事でも「見捨てられる」と感じる
このような心理が積み重なり、
傷つきやすい+自己中という状態を生みやすくなります。
③認知のゆがみ(誤解思考)
傷つきやすい人に多い「認知のゆがみ」も、
自己中だと思われることに影響します。
・1回注意された→「嫌われた」
・返信が遅い→「無視されてる」
・相手の表情が曇った→「怒ってる」
このように実際よりも悪い方向に解釈してしまい、
それを補うために自分中心の行動を取ってしまうことがあります。
これを誤解思考と言います。
傷つきやすい現状を放置するとどうなるのか?
傷つきやすい現状を放置しても、
幸せな未来は待っていません。
仕事やプライベートで何かの拍子に傷つき、
精神的に苦しくなってしまうでしょう。
そして自分を守るための行動をとることで、
周囲からは自己中だと思われてしまいます。
たとえ自己中だと思われなくても、
「扱いにくい人だ」と思われてしまうでしょう。
これでは人間関係を築けませんし、
ストレスや疲れも感じやすくなります。
たとえ転職や付き合う相手を変えても、
自分が変わらなければ新たな環境で同じ悩みを繰り返します。
「転職したのに傷つきやすいままだ」
「自分勝手な言動をとって誤解を与えてしまった」
こうした相談は年齢や性別を問わずよく寄せられます。
自信のなさが根本原因です
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
傷つきやすいのも自信のなさが原因です。
そもそも自信があれば傷つきやすくなりません。
たとえ傷つくことがあっても、
早く気持ちを立て直すことができます。
一方で自分に自信がないことで、
何かにつけて傷ついてしまいます。
そして傷ついた反動で自己中心的な行動をとるのです。
傷つきやすさには、自信の有無が影響しています。
ただし冷静に考えてみると、
生まれた時から傷つきやすい人はいません。
傷つきやすいのは生まれ持った性格ではなく、
成長する中で後天的に身についた癖なのです。
そのため誰でも傷つきやすいのを治すことができます。
今日からできる改善法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
今日からできる傷つきやすさの改善法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
傷つきやすい状況は変えられます。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
傷つきやすい人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど傷つきやすくなります。
先ほど紹介した心理背景も、
頭の中で考えている時に起こりやすいです。
そしてネガティブ思考が強まるほど、
自己中心的な態度をとりやすくなります。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
傷つきやすい人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
相手の言動に敏感になってしまうので、
傷つきやすさが出やすくなります。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になってしまうのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
現状を改善するために不可欠です。
自分がしたいことへ意識を向けると、
相手の言動にいちいち傷つくことがなくなります。
傷つきやすい状態が続くのはつらいです。
生きづらさにつながることもあるので、
今すぐにでも改善する必要があります。
傷つきやすい根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。













