19Nov
[最終更新日]2025/11/18

こんにちは、伊庭和高です。
SNSを開くたびに、つい「いいね」の数が気になる。
投稿を見てもらえないと不安になったり、
自分が価値のない存在に感じてしまう。
そんな風に、SNSでの反応に一喜一憂して疲れてしまう人が増えています。
実はその原因は心理学的に見ると、
「承認欲求のバランスが崩れている状態」です。
この記事ではSNSで「いいね」を追ってしまう人へ、
原因と解決策をぬいぐるみ心理学の視点で解説します。
目次
「承認欲求」とは?|誰もが持っている“自然な感情”

承認欲求とは、人が生まれながらに持っている欲求のひとつです。
心理学者マズローの「欲求5段階説」にも登場するように、人は誰もがこの承認欲求を持っています。
そして承認欲求には2種類あり、
「自己承認」と「他者承認」です。
自分で自分を認めるのが自己承認で、
誰かに認めてもらうのが他者承認です。
SNSでいいねを追ってしまうのは、
他者承認が強い状態なのです。
「他人に認められること」が自分の価値のすべてになってしまう。
SNSで悩む人ほど、この傾向があります。
その結果、SNSの反応を通して一喜一憂し、
心が振り回されるようになります。
特にSNSは「他者からの評価」が数値(いいね・フォロワー数など)で見えてしまうため、承認欲求が過剰に刺激されやすい環境なのです。
他者承認は栄養ドリンク

この状況をたとえるなら、栄養ドリンクです。
SNSで疲れてしまう人ほど、
いいねやコメント等の栄養ドリンクを追い求めています。
栄養ドリンクを飲めば一時的には元気になれます。
ですが効き目が切れると元気がなくなり、
再び栄養ドリンクを飲んでしまうのです。
自分で元気な状態を作れず、
栄養ドリンクに依存してしまいます。
まさにSNSを通した他者承認も、
一時的には栄養を与えてくれますが、
すぐに効き目が切れてしまうのです。
承認欲求が強くなりすぎる3つの原因

「一体なぜ承認欲求が強くなってしまうのか?」
3つの原因を紹介します。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
①「他人の基準」で自分を評価している

SNSで他人の投稿を見ると、
どうしても「比べる」心が生まれます。
「この人の方が楽しそう」
「自分は地味だな」
そんな他者との比較が積み重なると、
自分の基準ではなく「他人の基準」で自分を判断するようになってしまいます。
本来、あなたの価値は誰かの反応によって決まるものではありません。
ですが“他人の基準”を無意識に採用してしまうと、
常に誰かと比べ続けることになります。
他人との比較に、終わりはないのです。
②「認められた経験」が少ない

子どもの頃から、「我慢強いね」「もっと頑張って」と言われ続けてきた人ほど、
“本当の自分”を認めてもらう経験が少ない傾向にあります。
その結果、「頑張らなければ愛されない」「結果を出さなければ意味がない」と思い込み、大人になってからも「認められたい」気持ちが強く残るのです。
その意味では幼少期の経験や親との関わりが、
SNSの悩みにつながっている側面もあります。
SNSはそんな心のスキマを埋めてくれる一時的な栄養ドリンク。
でも、根本的な解決にはつながりません。
③「自己承認」が足りていない

多くの人が見落としがちなのが、
「自分で自分を認める力」です。
私たちは本来「他人からの承認」ではなく、
「自己承認」で心が安定するようにできています。
「今日も一日ちゃんと働いた」
「誰かに優しくできた」
そうした小さな自分への承認を積み重ねることで、
外の反応に左右されにくくなります。
自信のなさが根本原因です

私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。
SNSで悩み疲れてしまうのも
根本的には自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があればSNSのいいねやコメントを追うことはありません。
自分で自分を認められているので、
他者承認を求めることがないのです。
自信がないからいいねやコメントが気になり、
他者承認という栄養ドリンクを追い求めてしまいます。
先ほど紹介した3つの原因も、
自信のなさが根底にあります。
SNSで疲れて悩む末路

いいねやコメントを追ってしまったりと、
SNSに悩む状況を放置しても良いことはありません。
SNSに依存してしまったり、
不安に悩まされる瞬間が増えてしまいます。
栄養ドリンクがなければ元気になれない、
不安定な心理状態が生まれるのです。
これは決して時間が解決してはくれず、
環境を変えても同じ悩みに直面し続けます。
だからこそ自信のなさと向き合い、
自分で自分を認められるようになる必要があります。
承認欲求を整える2つのステップ

次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を好転する方法を紹介します。
これから紹介する2ステップを、
繰り返し実践してみてください。
SNSを見て一喜一憂することがなくなります。
自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
SNSで悩み疲れてしまう人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど自信もなくなりますし、
他者承認を求める気持ちが強まります。
周りと自分を比べたり、
自己承認ができなくなってしまうのも、
決まって頭の中で考えている時です。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
頭に浮かんだ気持ちを、ぶつぶつ声に出していきましょう。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
SNSに一喜一憂する時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に周りのことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
周りのことを先に考えている状態です。
周りのことを先に考えるので、
周りと比較して悩んだり、
周りの評価が気になりやすくなります。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸になってしまうのです。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
自分軸を持って問いかけられているので、
周りを気にせず自分を認めやすくなります。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
現状を好転するために不可欠です。
何も意識せず過ごしていれば、
毎日のようにSNSを目にするでしょう。
SNSを見る度にいいねやコメントが気になり、
精神的に不安定になってしまうのは苦しいです。
根本原因である自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
現状を今すぐに変えていきましょう。
他者承認を気にして悩むのではなく、
自分で自分を認められるようになるので、
毎日が穏やかで幸せなものになります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
