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【お客様の声】寂しさを埋める人間関係を手放せました!

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日はお客様の声を取り上げますが、

「寂しさ」に関する悩みがテーマです。

 

寂しさに関してはお客様の中でも

よく出て来る相談の1つです。

 

福岡県在住の芦田さん(女性・仮名)は、

寂しさに押しつぶされそうになって悩んでいました。

 

そんな時に私のことを知り、

現状を打ち明けてくださりました。

 

寂しさを埋め続けていました…

===ここから===

 

毎日生活している中で、

ふと寂しさを感じてしまうことがあります。

 

仕事にプライベートにと、

私は寂しさに振り回されて生きてきました。

 

家で1人で過ごすのが耐えられなくて、

仕事終わりに同僚と飲みに行ったり。

 

休みの日には友達と会ったり出かけたりして、

スケジュールを埋め続けたり。

 

恋愛でも好きでもない人と付き合って、

とりあえず寂しくない状況を作ったり。

 

やりたいからやっているのではなく、

寂しさをまぎらわせるために行動を選択している感覚でした。

ですが結局のところ、

寂しさは常に襲ってきます。

 

誰かとの予定が終わり1人になった時に、

「寂しいな…」と感じてしまったり。

 

あるいは誰かと会っている時でさえ、

「別れたら寂しくなるのかな…」と感じることもありました。

 

「次は会ってくれないかな…」

「嫌われたらどうしよう…」

 

この様に、相手の顔色を伺って疲れてしまうこともありました。

何より寂しさを埋めるために予定を入れても、

自分自身が全然楽しくないのです。

 

好きでもない人と付き合っても、

当然ながら全然楽しくありません。

 

「付き合ってしばらくして別れて…」

こんな感じで、短期で終わる恋愛を繰り返してきました。

 

 

「寂しさに振り回される毎日は、もうやめたい!」

 

現状を変えたくて方法を探している中で、

伊庭さんのサイトを偶然見つけました。

 

===ここまで===

 

寂しさを埋めても解決にならない

芦田さんが感じている通り、

寂しさを埋めても根本的な解決にはなりません。

 

スケジュールを埋め続けても、

寂しさを感じる状況は続きます。

 

その瞬間は寂しさをまぎらわせても、

時間を置いて再び寂しさがやって来るのです。

 

「なぜ寂しさを感じるのか?」

 

寂しさを感じる根本原因に向き合わないと、

いつまでも同じ状況を繰り返してしまいます。

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

寂しさを感じ続けているのも、

根本的な原因は自信のなさです。

 

自分に自信を持って過ごせていないことで、

自分で自分を満たすことができなくなってしまいます。

 

その結果、周りに自分の心を埋めてもらおうと考えてしまうのです。

 

「寂しさを感じた時に周りに満たしてもらう」

 

この状況が続けば、

寂しさを自分で対処できなくなってしまいます。

それに寂しさを埋め続けてしまうからこそ、

周りにどう思われるのかを気にしてしまいます。

 

嫌われたり否定されるのを怖れ、

自分の気持ちが言えなくなったり、

相手に無理して合わせてしまうことも出てきます。

 

相手との関係性は維持できるかもしれませんが、

自分の気持ちを抑え続けて苦しんでしまいます。

 

芦田さんについても、

寂しさを埋める人間関係を築いていました。

 

「一緒にいたい!」と心から思える人はおらず、

ただ寂しさを埋めるために一緒にいる感覚になっていました。

 

だからこそ恋愛も好きでもない人と付き合い、

とりあえず誰かと一緒にいる状況を作り出していました。

自信のなさと向き合いながら、

寂しさを感じ続ける状況を手放すこと。

 

これこそが、悩みを根本から解決するヒケツです。

 

 

寂しさに振り回されることがなくなりました!

私は芦田さんと話をする中で、

現状の課題と今後取り組むメニューをお伝えしました。

 

その後メールを通して関わったり、

何度かお話をする中で、

芦田さんの日常にも変化が生まれました。

===ここから===

 

伊庭さんのメニューを実践しながら、

寂しさを感じてしまう悩みに向き合い始めました。

 

今まで何年も悩んできたことなのに、

自分自身と向き合って行動したことで、

ほんの半月で変化を実感しました。

 

これには正直驚きましたが、

今まで自分と向き合って来なかったからこそ、

寂しさを感じ続ける悩みを抱き続けてきたことも再確認しました。

今までの私は寂しさを感じた時も、

向き合わずに誰かと会う予定を入れていました。

 

その場では寂しさをまぎらわせられるものの、

寂しさを感じる原因とは向き合えていませんでした。

 

寂しさを感じる原因を振り返った所、

周りの目を気にして行動している自分に気づきました。

 

子供の頃から親の顔色を伺う癖がありましたし、

周りを気にして行動すれば褒めてもらえるとも感じていました。

 

その分だけ自分の気持ちを抑える様になり、

相手にとって良い子を演じる様にもなりました。

 

自分の気持ちを抑え続けて来たことで、

同時に寂しさも感じる様になったのだと思います。

伊庭さんとお話する中で、

まずは自分の気持ちに意識を向ける様にしました。

 

「どうしたいのか?」と問いかけながら、

自分がしたいことへ意識を向けられる様になりました。

 

周りを気にするのではなく、

まずは自分の気持ちに気づくこと。

 

これを筋トレの様に続けたことで、

次第に周りに合わせて振る舞うのをやめられました。

 

ささいな場面から自分を主語にして行動を選択できているので、

寂しさを感じることがなくなりました。

行きたくない飲み会には行かないですし、

休日も自分が何をしたいのかを問いかけられています。

 

恋愛でも好きでもない人と付き合うのをやめられました。

 

今は毎日が充実しています。

こんなに短期間で変化を実感できたのは予想外でしたが、

自信のなさと向き合うことの効果を体感しています。

 

===ここまで===

寂しさを感じ続ける現状と向き合うこと。

 

自信のなさと向き合うことで、

現状を変えることはできます。

 

寂しさを埋めることなく過ごせるので、

人間関係でも嬉しい変化が生まれる様になります。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。