10May
[最終更新日]2023/05/28
こんにちは、伊庭和高です。
恋愛についての相談は、
私の元にもよく寄せられます。
「恋愛に依存している気がする」
「恋愛依存をやめたい」
こうした声も多いですが、
恋愛に依存しても良いことはありません。
恋愛を純粋に楽しめなかったり、
最終的には関係が悪化してしまうことも多いです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛依存をやめる方法を解説します。
なぜ恋愛に依存してしまうのか?
恋愛に依存してしまう人には、
大きく3つの共通点があります。
どれか1つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
寂しがり屋
寂しがり屋な人ほど、
恋愛に依存します。
寂しさを埋めるために恋愛をしてしまうのです。
誰かと連絡を取ったり、
恋人と一緒にいれば、
その瞬間は寂しさが紛れます。
ですが相手がいないと寂しくなるので、
依存的な関わりになってしまうのです。
一時的に寂しさが埋められても、
寂しさを感じる状況が解決しないので、
相手を変えて恋愛依存を繰り返してしまいます。
また私は12個の質問(二択)に答えるだけで、
寂しがり屋の度合いを診断できるので、
合わせてやってみてください。
自分で自分を満たせていない
自分で自分を満たせていない人ほど恋愛に依存します。
誰かに満たして欲しいと思ったり、
かまって欲しくなり恋愛に走るのです。
承認欲求という言葉がありますが、
まさに恋愛で承認欲求を満たそうとしているのです。
自分で自分を満たせておらず、
相手がいないと自分を満たせないので、
必然的に恋愛へ依存してしまうのです。
現実逃避
仕事で上手くいかなかったり、
人間関係でストレスを抱えたりして、
現実逃避で恋愛に走る人もいます。
恋愛でストレスを発散したり、
一時的に癒されたりするのです。
ですが現実逃避をしても、
悩みを抱える原因とは向き合えていません。
結果的に恋愛に走る頻度が増え、
依存的な関わりを築いてしまいます。
恋愛依存の結末
恋愛依存で悩む人の多くが、
既に自覚していることがあります。
恋愛依存は結局、上手くいかないのです。
寂しさを埋められたり、
自分を満たせたり、
現実逃避ができたりと、
一時的に得られるものはあるでしょう。
ですが長い目で見れば依存的な関係を築き、
どこかで関係が破たんしてしまうのです。
あるいは恋愛に依存するあまり、
相手に都合の良い姿を演じたり、
自分の気持ちを抑えてでも付き合ってしまうこともあります。
一方で「私の気持ちをわかって欲しい」と、
必要以上に相手に求め過ぎてしまうこともあります。
恋愛に依存しても、
幸せな恋愛はできないのです。
恋愛に依存する根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
恋愛に依存してしまうのも、
根本的な原因は自信のなさです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば恋愛に依存しません。
自分で自分を満たしながら、
幸せな恋愛ができる様になります。
ですが自信が持てていないと、
自分で自分を満たせなくなってしまいます。
結果として恋愛に走り過ぎてしまい、
依存的な関係を築いてしまうのです。
また自信のなさから寂しさを募らせ、
寂しさを埋める恋愛をしてしまいます。
恋愛依存を抜け出せるかどうかは、
自信の有無にかかっていると言えます。
また私は12個の質問に答えるだけで、
診断結果の画面では、
恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。
こちらも合わせてやってみてください。
恋愛依存から抜け出す方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
恋愛依存から抜け出す方法をお伝えします。
2つの方法を繰り返し実践することで、
現状を好転させることができます。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
恋愛に依存しそうになる時は、
自分の気持ちを声に出せていません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大すると言われています。
寂しさを募らせたり、
自分を満たせずモヤモヤしたり、
日々の生活でストレスを感じる時ほど、
頭の中で考え込んでしまいます。
頭の中でモヤモヤを増大させ、
負のスパイラルに陥っている状態です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが恋愛依存から抜け出す第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
恋愛依存から抜け出す上でも効果的です。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけます。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
恋愛に依存してしまう人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考え、
相手ありきで行動してしまうのです。
「して欲しい」
「してあげる」
「しなきゃいけない」
「した方がいい」
「するべきだ」
たとえばこれらの言葉は、
自分を主語にできていません。
相手のことを先に考えているので、
依存的な関係を築きやすくなります。
相手に求め過ぎたり、
逆に自分を抑え過ぎたりと、
良いことは何もないのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
恋愛依存をやめる上では不可欠です。
恋愛依存を続けても、
幸せな未来は待っていません。
一時的に得られるものがあっても、
依存的な関係はどこかで破たんします。
何よりネガティブな気持ちが増大するばかりで、
生きづらさを感じやすくなるのです。
恋愛依存の根本原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法に取り組むことで、
恋愛依存から抜け出せる様になります。
毎日を充実して送れる様になり、
幸せな恋愛もできる様になります。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。