7Jun
[最終更新日]2022/06/07
こんにちは、伊庭和高です。
声が小さいと言われたことで、
思い悩んでいる人は意外と多いです。
声が小さいことを気にして、
自分の意見が言えなくなってしまうこともあります。
また自分で一生懸命頑張っていても、
声が小さいと言われてしまい、
どうすれば良いかわからずにいる人も多いです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
声が小さいと言われる原因と解決法をお伝えします。
目次
声が小さいと言われる2つの原因
声が小さいと言われてしまうのは、
2つの原因があります。
どちらか1つに該当することもあれば、
両方に当てはまることもあります。
相手の顔色を伺っているから
「気を悪くしたらどうしよう」
「怒られたらどうしよう」
「反論されたらどうしよう」
この様に相手の顔色を伺うほど、
声が小さくなってしまいます。
相手の反応を気にすることで、
自分の気持ちを抑え込む様になります。
もし相手が一切いなければ、
声も小さくはなりません。
つまり声が小さくなってしまうのは、
相手の存在を前提としているのです。
失敗を恐れているから
「間違えたらどうしよう」
「ミスをしたらどうしよう」
この様に失敗を恐れるほど、
小声になってしまいます。
声が小さくなるほど、
何を言ってるのかわかりにくくなります。
ですが自分の主張をはっきりすれば、
失敗した時の責任も自分に飛んできます。
声を小さくすることによって、
責任の所在を曖昧にしているのです。
根本原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと伝えています。
声が小さくなってしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば声が小さくなりません。
周りの顔色も伺わず、
失敗を恐れることもなく、
堂々と言いたいことが言えます。
ですが自分に自信がない時ほど、
声の小ささに現れてしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらも合わせてやってみてください。
声が小さくなるキッカケ
ですが冷静に考えてみると、
生まれた時から声が小さい人はいません。
オギャーと大きな声を出して、
誰しも泣いていた時期があったのです。
ですが少しずつ大人になるにつれ、
自信のなさが形成されるのです。
ショックな出来事を機に声が小さくなることもあります。
あるいは次第に声が小さくなる人もいます。
いずれにせよ今までの人生経験の中で、
声が小さくなるキッカケが生まれているのです。
発声練習だけでは根本解決につながらない
「声が小さいから発声練習をしよう!」
この様に思って発声練習をしても、
実は根本的な解決につながりません。
確かに声の出し方を変えれば、
練習中は声が大きくなるかもしれません。
ですが声が小さくなる原因は、
喉の使い方や話し方ではなくメンタル面です。
自信のなさが原因なので、
いざ人前に立てば再び声が小さくなってしまいます。
自信のなさと向き合うことで、
声が小さくなる悩みは克服できます。
声が小さい現状を克服する方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
声が小さい現状を克服する方法を解説します。
2つの方法を順番に実践することで、
着実に変化を実感できる様になります。
自分の気持ちを声に出す
最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大する習性があります。
周りの目が気になったり、
失敗を恐れたりするのも、
声に出さず頭の中で考えている時です。
どんな気持ちでも良いので、
まずは自分の気持ちを声に出すことが、
声が小さい現状を変える第一歩です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか?」と問いかける
そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
声が小さくなる人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
「した方がいい」
「しなきゃいけない」
「するべきだ」
「してあげる」
「して欲しい」
この様に周りのことを先に考え、
「どうしたいのか?」と問いかけるのを忘れています。
自分を主語にして問いかけなければ、
周りの顔色を伺い続けます。
自分を主語にして問いかけるからこそ、
堂々と振る舞える様になるのです。
声が小さくなるのを克服するには、
自分を主語にして問いかけるのが不可欠なのです。
声が小さいと言われる状況は、
環境や相手を変えて繰り返されます。
何より声が小さいと言われるはつらいです。
ネガティブな気持ちが充満し、
生きづらさを感じることもあるのです。
声が小さいと言われる原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
2つの方法を実践することで、
現状を変えていきましょう。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てる様になるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。