18Jun
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今回は仕事の人間関係に注目していきます。
今回は「本音を言うこと」に特に注目します。
取引先の相手だったり、
職場の上司部下、同僚だったり、
働いていれば、それこそ無数の人間関係が生まれます。
新たな出会いに楽しみを感じる人もいれば、
人間関係でストレスを抱え込んでしまう人もいます。
例えば私は私立高校を卒業したのですが、
私立の学校では基本的に異動がありません。
そこに就職したら最後、
退職するまでほとんど同じ人間関係です。
居心地の悪さを一度感じてしまえば、
それを長年引きずってしまいかねないのです。
私はぬいぐるみ心理学を提供する中で、
人付き合いにおいてありのままの自分をさらけ出す方法を伝えています。
今回のテーマで言うなら、本音を自然と伝えられる、
そんな人付き合いができる様になります。
本音を言うための方法はただ1つ
もしあなたが仕事で本音が言えないと悩むなら、
解決策は1つしかありません。
思い切って本音を伝えることです。
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「それができないから困ってるんじゃないか!」
こんな声も聞こえてきそうです。
ただ、よく考えてみて下さい。
仕事でも何でもそうなのですが、
本音を言わずどこか遠慮した関わりをしていれば、
相手が本音を言うことなんて絶対にあり得ないですよね?
「何かこの人、裏でたくらんでるんじゃないか?
なら私も表面的な付き合いにとどめておこう」
もしあなたが逆の立場だったとしても、
このように本音を隠すはずです。
本音が言えないということは、
相手もあなたの本心がわからないということです。
この状態ではお互いに気を使った関係になるので、
自分をさらけ出せないことへのストレスはたまる一方です。
「本音を言わないと、本音が返ってこない。」
これは人間関係において当然の法則です。
あなたが本音を伝えることで、
相手も本心をさらけ出してくれます。
意見がぶつかることもあるでしょうが、
どこかすっきりした、信頼し合える関係性になっていきます。
「でも、本音を言ったら嫌われるかもしれない…」
こうした疑念は、いったん脇に置いて下さい。
まずは100%あなたの本音をさらけ出すこと。
これに集中して下さい。
相手に合わせて本音の出し具合を調節していくこと。
これは後でやれば良いのです。
本音を出す前から相手のことを考えていたら、
決して本音を出すことはありません。
後で考えても、十分間に合います。
本音を出す中で、自然と調節していけばOKです。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。