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悲しい理由がわからない時の対処法は2つ!ぬいぐるみ心理学

[最終更新日]2024/11/05

こんにちは、伊庭和高です。

 

悲しみに悩まされている人は、

年齢や性別を問わず多いです。

 

「悲しいのに理由がわからない」

こうした声も寄せられます。

 

理由がわからないと対策も取れないので、

悲しい状態が続いてしまいます。

この状態からは一刻も早く抜け出す必要があるのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

悲しい理由がわからない心理背景と解決策をお伝えします。

 

悲しい理由がわからないのはなぜ?

悲しい理由がわからなくなっているのは、

そもそも悲しみの感覚がマヒしているかもしれません。

 

悲しい気持ちを見せない様にしてきてきたり、

悲しみに蓋をし続けていたかもしれません。

 

その結果、悲しみを感じても理由がわからなくなってしまうのです。

 

あるいは悲しみを感じすぎて、

もはや理由がわからなくなってしまう人もいます。

 

普段から悲しい気持ちをよく感じ、

それが癖になっている状態です。

 

理由もわからず悲しんでいる状態が続くのはつらいですよね。

 

声に出さずにいるほど悲しみは増大する

私はぬいぐるみ心理学において、

自分の気持ちを声に出す大切さを伝えています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

悲しみの理由がわからなくなる時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考え続けてしまうのです。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

悲しみを声に出さず、

頭の中で感じ続けていると、

悲しみが増大し理由もわからなくなるのです。

 

現状を今すぐにでも変えていきたいなら、

まずは悲しみを声に出してみることが必要です。

 

まず自分で声に出すこと

そしてここで大事なポイントがあります。

 

悲しみを声に出す際には、

まず自分で声に出すことを意識してください。

 

家族や同僚や友達など、

周りの人にいきなり声に出すのは間違った方法です。

 

自分の気持ちを吐き出せば、

確かにスッキリするでしょうが、

相手は良い気分になりません。

 

「また同じ悩みを聞かされている…」

「自分で何とかしてよ…」

 

最初は親身になってくれても、

何度も続けば相手も嫌な気持ちになり、

関係が悪化する可能性があるのです。

 

いきなり誰かに気持ちを吐き出すのは、

誰かに気持ちを聞いて欲しいと求めすぎている状態なのです。

 

だからこそ大事なのは、

悲しみを自分で声に出すこと。

 

いきなり誰かに悲しみをぶつけても、

現状は好転しないのです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

悲しみの理由がわかった後にやること

声に出せば出すほど、

悲しみの理由がわかる様になります。

 

「なぜ悲しいのだろう?」

「何が悲しいのか?」

「いつから悲しみを抱いているのか?」

 

5W1Hを意識して声に出すほど、

悲しみの背景に何があるのかわかる様になります。

 

また声に出して悲しみを受け止めるほど、

気持ちも落ち着くのです。

 

そして悲しみの理由がわかった後に、

問いかけて欲しい言葉があります。

 

それが「どうしたいのか?」です。

 

「私はどうしたい?」という様に、

「どうしたいのか?」の主語は自分自身です。

 

悲しみに悩まされている人ほど、

自分を主語に問いかけておらず、

誰かのことを気にする傾向があります。

 

「どうしたい?」ではなく、

「どうすればいいの?」になっているかもしれません。

 

「私はどうすればいいの?」という様に、

答えを周りに求め続けてしまうのです。

 

普段の生活から「どうしたい?」と問いかけ、

自分がしたいことを選択していきましょう。

 

マイナスとゼロの往復から抜け出す

悲しみの理由がわからないままでは、

マイナスとゼロの往復を繰り返してしまいます。

 

気持ちがマイナスに沈んで、

限界を迎えた時にストレス発散をしてゼロに戻る。

 

でも悲しみの理由がわからないので、

再びマイナスへ落ちてしまうのです。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことで、

現実逃避やストレス発散に走ることなく、

マイナスの状態からゼロに戻れます。

 

そして「どうしたい?」と問いかけ、

自分を主語にして過ごすことで、

ゼロからプラスの方向へ進んでいけます。

 

悲しみに悩まされず、

穏やかな気持ちで毎日を送れる様になるのです。

 

悲しみの理由がわからない状態から抜け出していきましょう。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。