9Dec
[最終更新日]2023/05/31
こんにちは、伊庭和高です。
本日は自信について取り上げます。
仕事でも恋愛でもプライベートでも、
自信をなくしてしまう瞬間があると思います。
ひどい時には人生すべてにおいて、
自信が持てなくなってしまうこともあります。
自信を喪失したという相談は、
私のお客様からもよく聞きます。
そこで今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
自信喪失してしまう原因と解決策をお伝えします。
自信についてはぬいぐるみ心理学の得意分野。
多くのお客様が自信をつけて行動できる様になっており、
どうすれば変化が起きるのかも体系立てられています。
自信を回復する上でも、さっそく活かしていってください。
目次
悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。
つまり自信喪失状態が続くほど、
悩みを抱きやすくなってしまうのです。
自分に自信が持てなければ、
普段ならしないミスをしてしまったり、
余計な悩みを抱きやすくなります。
何より自信を喪失した状態はつらいですし、
何をするにもやる気がでない状況が生まれてしまいます。
自信のなさに向き合い、
早く自信を回復することは、
悩みを抱きにくい状況を作る上でも大切です。
なぜ自信をなくしたのか?
ここで1つ振り返ってもらいたいことがあります。
自信喪失して苦しんでいるならば、
一体なぜ自信をなくしてしまったのでしょうか?
仕事で大きなミスをしてしまったり、
付き合っていた恋人にフラれてしまったり、
大きな出来事の影響で自信をなくしてしまうこともあります。
その一方で、日々の小さな悩みの積み重ねで、
自信を失ってしまうこともあります。
大きな出来事がなくても、
ふとした瞬間に自分に自信が持てなくなってしまうこともあるのです。
もちろん、どちらのパターンに当てはまっていても、
自信を回復することはできます。
周りにどう思われるのかを気にしてしまう
そして自信をなくしている時には、
周りにどう思われるのかを気にしてしまいます。
否定されたらどうしよう…
周りに比べて自分は仕事ができないのでは…
もし変な風に思われたらどうしよう…
周りを気にすればするほど、
自分に自信が持てなくなってします。
周りを気にするから自信が持てなくなるとも言えますし、
自信が持てなくなった時に周りを気にするとも言えます。
どちらも起こりえますが、
自信のなさと周りの目を気にすることは深い繋がりがあると言えます。
間違った自信のつけ方
「自信をつけたい!」
この様に思った時に多くの人は、
間違った自信のつけ方をしてしまいます。
自信のある人とない人の決定的な違いを以前取り上げましたが、
自信がないと感じた時には間違った自信のつけ方をしてしまうのです。
短期的には自信がつくのですが、
すぐに自信がなくなってしまうので、
同じ悩みを何度も繰り返してしまうのです。
自信を「持つ」と自信をなくす
私の著書『ストレスフリー人間関係』でも解説していますが、
間違った自信のつけ方とは「外から自信を持つこと」
・ジムで鍛えれば自信がつく
・おしゃれをすれば自信がつく
・仕事で出世すれば自信がつく
・お金を稼げば自信がつく
・恋人ができれば自信がつく
・資格を取得すれば自信がつく
これらは外側の対象から自信を得ようとする行為。
実はこれが間違った自信のつけ方なのです。
確かに一時的には自信がつくでしょうが、
外側の対象に自信の有無が左右されてしまいます。
「それがなければ自信がなくなる」という様に、
外側の対象に大きな影響を受けてしまいます。
また外から自信を持とうとすれば、
周りと自分を比べて苦しむことも増えます。
自分よりもできる人がいれば、
その瞬間に自信がなくなってしまうこともあります。
外側の対象から自信を持とうとすると、
一瞬自信は回復するものの、
近い未来に再び自信を喪失してしまうのです。
自信を生み出す
外側の対象から自信を持つのではなく、
自分の内側から自信を生み出せる様になること。
これが正しい自信のつけ方です。
外側の対象がどうであっても関係なく、
自分に自信のある状態を持続できます。
自分の好きな時に自信が湧き出すので、
いつでも自信のある状態で過ごせる様になります。
自信を生み出す方法やポイントについては
無料メール講座でも詳しく解説しているのですが、
内側から自信を生み出せる様になることが、
自信喪失を根本的に回復するために必要なことです。
自信喪失からの回復方法
ここからは自信喪失状態からの回復方法をお伝えします。
自信をなくした時には、
3つの対処法を実行に移してください。
対処法1:自分の気持ちを声に出す
まず1つ目の方法が、
自分の気持ちを声に出すことです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
物事をネガティブに捉えてしまう習性があります。
自信が持てずに悩んでいる時ほど、
頭の中で考えを巡らせがちなのです。
自信喪失してしまっている時ほど、
ネガティブなことを頭の中であれこれと考えているはずです。
大事なのは、頭の中で考えるのではなく、実際に声に出すこと。
自分で自分の気持ちを声に出しながら、
どんな気持ちもまずは自分で受け止めることです。
対処法2:「どうしたいのか?」と問いかける
そして2つ目の方法が、
「どうしたいのか?」と問いかけることです。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
先ほどもお伝えした様に、
自信を失っている時ほど周りにどう思われるかを気にしています。
周りを気にするほど、
自分を主語にすることを忘れてしまいます。
自分よりも先に周りのことを気にしてしまうのです。
見方を変えれば、「どうしたいのか?」を問いかけている人ほど、
どんな時も自信を持って行動できています。
たとえ一時的に自信をなくすことがあっても、
すぐに立ち直ることができています。
対処法3:実際に行動に移す
そして対処法の3つ目は実際に行動に移すこと。
「どうしたいのか?」と問いかけた事柄を、
実際に行動に移してください。
実はここが重要なポイント。
多くの人が問いかけることはできても、
実際に行動に移さず終わってしまうのです。
実際に行動に移さなければ、
当然ながら現状は変わりません。
自分がしたいと思ったことを、
1つずつ行動に移していく中で、
自信喪失状態から回復できる様になります。
対処法4:掃除をする
ここまでの3つの方法を実践することで、
自信を取り戻せる様になります。
ですが裏技として4つ目の方法を実践すると、
より早く自信を回復させることができます。
4つ目の方法とは「掃除をすること」
実は自信をなくしている時は、
高確率で身の回りが散らかっているのです。
自信をなくしている時ほど、
「面倒くさいな」という気持ちが生じます。
掃除を後回しにしてしまったり、
部屋が散らかっていても何も思わなくなってしまいます。
自信の有無と身の回りの状況は深く繋がっています。
意識して掃除をすることで、
自信がない状態を抜け出せる様になります。
掃除をして身の回りを整えることで、
自分の心の調子も調い始めます。
いつでも自信を生み出せる様になる
自信をなくした時に、
一時的に自信を回復できることも大切です。
ただし私はぬいぐるみ心理学で、
単に自信を回復することをゴールにしていません。
大事なのは、自信のある状態を持続すること。
いつでも自分で自信を生み出せる様になれば、
そもそも自信を喪失することもなくなります。
「自信をなくした状態を根本から直したい」
「いつでも自信のある状態で人生を生きたい」
自信を生み出す上で大切な本質は、
無料メール講座で詳しく解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。