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生きづらさの正体は自信のなさ!性格ではありません

[最終更新日]2023/05/31

こんにちは、伊庭和高です。

 

「生きづらさを感じる」という相談は、

私もお客様からもよく受けます。

 

何かしら日々の生活に窮屈感を抱いたり、

後ろ向きな気持ちが出てくる時ほど、

生きづらさを感じてしまうのでしょう。

 

自分の人生の主人公は、

他でもない自分自身です。

 

それなのに生きづらさを感じているのは、

何かしら原因があるはずです。

 

何より生きづらさを抱えていても、

幸せな未来が待っていないことは確かです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

生きづらさの正体を詳しく解説します。

 

なぜ生きづらさを感じるのか?

 

実は生きづらさを感じるのは、

大きく3つの原因があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

自分の気持ちを抑えている

まず1つ言えるのは、

自分の気持ちを抑えていれば生きづらさは感じます。

 

やりたいことを我慢したり、

言いたいことを飲み込んだりと、

自分の気持ちを抑えるほど生きづらくなります。

 

そして自分の気持ちを抑えるうちに、

そもそも自分の気持ちがわからなくなってしまいます。

 

「何がやりたいかわからない」

「言いたいことが出てこない」

 

生きづらさを感じている人ほど、

自分の気持ちがわからなくなるのです。

 

自分の気持ちを抑えているのは、

常にブレーキを踏んでいる様な状態です。

 

これでは自分らしく生きれません。

 

周りの目を気にしている

また周りの目を気にしてしまう時も、

生きづらさを感じてしまいます。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

 

この様に周りの反応や評価を気にするほど、

周りありきで行動する様になります。

 

周りに合わせたり良い子を演じたりと、

自分ではなく周り主体で行動してしまうのです。

 

どれだけ周りのことを考えても、

相手の気持ちは相手にしかわかりません。

 

正解のわからない問題を解いている様なものなので、

気を張ってしまい疲れ果ててしまうのです。

 

失敗を恐れている

そして失敗を恐れている時ほど、

生きづらい方向へと進んでしまいます。

 

「上手くいかなかったら…」

「間違えたら…」

 

この様に失敗を恐れるほど、

自分の気持ちに素直に行動しなくなります。

 

確かに失敗を恐れてチャレンジしなければ、

最悪の事態は回避できるかもしれません。

 

ですが同時に成功もしないので、

当たり障りない無難な毎日が過ぎてしまいます。

 

その意味では、失敗を恐れ続けることが最大の失敗とも考えられます。

 

生きづらさの正体は自信のなさ

私はよく、すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えします。

 

自分の気持ちを抑えるのも、

周りの目を気にするのも、

失敗を恐れるのも、

その根底には自信のなさがあります。

 

つまり生きづらさの正体は自信のなさなのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば生きづらさは感じません。

 

周りを気にせず自分の気持ちに素直に行動し、

自分が望む毎日を形作っていけます。

 

その一方で自分に自信が持てていないと、

生きづらさを感じやすくなってしまうのです。

 

大人になってから自信のなさを感じる人もいれば、

幼少期に自信のなさを感じ始めた人もいます。

 

人によって背景こそ異なりますが、

自信のなさによって生きづらさを感じるのは確かです。

 

生きづらさは繰り返される

そして自信のなさに向き合わないと、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

転職を繰り返しても、

その度に生きづらさを感じます。

 

付き合う相手を変えても、

その度に生きづらを感じます。

 

年を重ねても、

その度に生きづらさを感じます。

 

周りが変わるのを待っていても、

自分が変わらない限り生きづらさは感じ続けるのです。

 

これは私の言葉だけでなく、

生きづらさを感じている人の多くが実感していることです。

 

ですが裏を返せば、

自信のなさと向き合うことで生きづらさはなくなります。

 

自分が本当に望む行動を選択しながら、

自分らしく人生を送れる様になります。

過去のお客様を見ていても、

生きづらさを解消したケースは数多くあります。

 

生きづらさは決して性格ではなく、

成長する過程で発生したものです。

 

後天的に生まれたものだからこそ、

誰でも生きづらさを手放すことができます。

 

生きづらさの解消法については、

別の記事で詳しく解説しています。

 

2つの方法を紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。