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自信過剰の治し方は2つ!原因や心理背景も解説

[最終更新日]2023/05/23

こんにちは、伊庭和高です。

 

「自信過剰になってしまう…」

 

年齢や性別や仕事を問わず、

こうした声は多いです。

 

自信過剰になることで、

問題が発生することもあります。

 

人間関係がこじれたり、

大きな失敗をしたりと、

良いことはありません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自信過剰になる原因や心理背景を解説します。

 

その上で自信過剰の治し方をお伝えします。

 

なぜ自信過剰になってしまうのか?

 

自信過剰になってしまうのは、

4つの心理背景があります。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

弱さを悟られたくない

「弱みを見せるのが怖い」

 

この様に思っていると、

弱さを悟られない様な振る舞いをします。

 

自信あり気に振る舞っていれば、

周囲に弱さを悟られにくいのです。

 

ある意味で自分を守るために、

自信過剰な振る舞いをしています。

 

ですが最初は誤魔化せても、

次第に周囲は気づきます。

 

「強がり」という言葉がありますが、

強い様に演じているだけなので、

どこかで仮面がはがれるのです。

 

周りの目を気にしている

「嫌われたら…」

「怒られたら…」

「信頼を失ったら…」

 

この様に周りの目を気にするほど、

自分を演じる様になります。

 

自分の気持ちよりも先に、

相手のことを考えているのです。

 

結果として自信過剰に見せることで、

周りに悪く思われない様にしたり、

良い評価を得ようとするのです。

 

プライドが高い

プライドが高い人ほど、

自信過剰になります。

 

自分の方が優れていると思ったり、

周囲との評価や優劣を気にするほど、

プライドも高まってしまいます。

 

ですがプライドが高いだけで、

心の中では気づいていることもあります。

 

自信過剰に振る舞うことで、

自分の首を絞めてしまうのです。

 

無理してポジティブ思考

「大丈夫、何とかなるから!」

「きっと上手くいく!」

 

ポジティブ思考は大切ですが、

無理して思い込んでいる人もいます。

 

結果として自信過剰に振る舞い、

周囲に悪影響を与えることもあるのです。

 

無理してポジティブ思考をしているので、

自分の心の中はボロボロになります。

 

「もう疲れた…」

「いつまで続ければいいの…」

 

どこかで我慢の限界が訪れ、

ストレスが爆発してしまうこともあります。

 

自信過剰の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

自信過剰になってしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

「自信があるから自信過剰になるのでは?」

 

こう思われたかもしれませんが、

実は真逆なのです。

 

自信がないことで、

自信過剰な自分を演じてしまうのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば自信過剰な振る舞いはしません。

 

必要以上に自分を大きく見せず、

謙虚に穏やかに振る舞えるのです。

 

先ほど紹介した4つの心理背景も、

自信がない時に見られる傾向なのです。

 

幼少期の記憶も影響

また私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶も影響しています。

 

生まれた時から自信過剰な人はいません。

成長する中で自信過剰になるのです。

 

そして私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信過剰になり、

悩みが発生する人もいるのです。

 

「親の顔色を伺っていた」

「親に否定されることが多かった」

「親も自信過剰だった」

 

たとえばこうした場合は、

子供にも悪影響が及ぶのです。

 

悩みは繰り返される

仕事でもプライベートでも、

悩みは形を変えて繰り返されます。

 

たとえば自信過剰になることで、

人間関係が上手くいかないならば、

相手を変えて悩みは繰り返されます。

 

あるいは自信過剰な振る舞いをして、

ストレスを溜め込み苦しんでいるならば、

環境を変えてもストレスが蓄積します。

 

時間が解決してくれることはないのです。

 

自信のなさと向き合い、

現状を変えていくことが必要なのです。

 

自信過剰を治す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

自信過剰を治す方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

現状は今から変えられます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

自信過剰な時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

ネガティブに考えるほど、

周りの反応が気になったり、

弱みを悟られない様に考えます。

 

プライドが高くなったり、

無理してポジティブ思考をするのも、

自信のなさが背景にあります。

 

どんな気持ちでも良いので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

自信過剰を治す第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自信過剰になってしまう時ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

自信あり気に振る舞ってしまいます。

 

結果として無理をしてしまい、

どこかで限界を迎えてしまいます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

自信過剰を克服するために不可欠です。

自信過剰とは「やり過ぎている状態」です。

 

食べ過ぎ、飲み過ぎの様に、

何事もやり過ぎると反動が出ます。

 

仕事や人間関係などで、

上手くいかない状況が生まれるのです。

 

自信過剰な原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。