4Nov
[最終更新日]2025/11/04

こんにちは、伊庭和高です。
「将来どうなるか分からない」
「将来が不安でたまらない」
「このままでいいのかな」
「老後や仕事、家族のこと…考えると不安で、今この瞬間を楽しむ余裕がない」
こんな思いを抱えていませんか?
将来についての漠然とした不安が、
今この瞬間の生きる力を奪ってしまうと、
“今を楽しめない”状態に陥ります。
将来の不安を抱き続けても、
幸せな気分にならないのは確かです。
この記事ではぬいぐるみ心理学の視点で、
将来が不安で今を楽しめない人の心理背景を解説します。
その上で不安を手放し今を楽しく生きるための方法をお伝えします。
目次
将来が不安で今を楽しめないのはなぜ?
将来が不安で今を楽しめないのは、
3つの心理背景があります。
どれか1つに該当することもあれば、
複数に当てはまることもあります。
①最悪の事態を恐れているから

「会社を解雇されたらどうしよう…」
「体調を崩して働けなくなったらどうしよう…」
「失敗して立ち直れなくなったらどうしよう…」
「喧嘩して別れにつながったらどうしよう…」
「一文無しになってしまったらどうしよう…」
この様に最悪の事態を恐れていると、
今を楽しめなくなります。
将来への不安ばかりを考えてしまうのです。
最悪の事態を恐れることで、
事前に備えることはできるかもしれません。
ですがリスク回避ができても、
幸せで楽しい人生につながるとは限りません。
失敗を恐れ続けていても、成功することはないのです。
②何がしたいかわからない

「自分はどこに向かっているのか」
「将来どうなりたいのか」
「目標がわからない」
こうした状態では、将来への不安も増大します。
そもそも自分の人生設計ができていない状態なのです。
何がしたいかわからない状態とは、
どこへ向かい進んでいるかわからない様なものです。
そのため今この瞬間も楽しめず、
流される様に日々を過ごしてしまいます。
③周りと自分を比較している

「あの人の方が成功している」
「あの人に比べて自分は…」
この様に周りと自分を比較していると、
将来が不安で今を楽しめなくなります。
特定の誰かや不特定多数と自分を比較するほど、
劣等感や足りない点へ意識が向きやすくなるのです。
特に現代ではネットやSNSの発達により、
不特定多数の人といつでもつながれる様になりました。
「いいね」やコメントやフォロワー等、
比較対象も多いのでその分だけ周りと自分を比べやすいのです。
周りと自分を比較するほど焦りが生まれ、
未来への不安が増し今この瞬間への満足感を削るのです。
自分軸と他人軸という言葉がありますが、
まさに他人軸で生きている状態です。
自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
将来が不安で今を楽しめないのも、
自信のなさが背景にあります。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば不安な気持ちもすぐに手放せます。
将来への不安にとらわれず、
今この瞬間を楽しめるのです。
一方で自分に自信がないから、
将来への不安にとらわれ今を楽しめません。
先ほど紹介した3つの心理背景も、
自信のなさが根底にあるのです。
現状を放置するとどうなるのか?

今を楽しめないままの状態が続いても、
幸せな未来は待っていません。
常に心のどこかで将来への不安を抱えてしまうのです。
不安に悩まされ続けても苦しいだけですし、
仕事や私生活にも悪影響が出てしまいます。
それにどれだけ将来の不安を考えても、
未来のことは誰にもわかりません。
自分ではコントロールできないことを不安に思い続けるのです。
これでは生きづらさも抱えてしまうでしょう。
また転職や異動や引越しなどで環境を変えても、
自分が変わらなければ同じ悩みを繰り返します。
将来が不安で今を楽しめない状況は、
時間が解決してはくれないのです。
将来が不安で今を楽しめない状況を抜け出す方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
現状を好転する方法を解説します。
2つの方法を実践することで、
将来への不安を手放し今を楽しめる様になります。
自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」
将来が不安で今を楽しめない人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考える癖があります。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、
ネガティブな内容だと言われています。
ネガティブに考えるほど、
周りと自分を比べてしまったり、
最悪の事態を恐れてしまいます。
つまり頭の中で考えるほど、
将来への不安は強まるのです。
先ほど紹介した3つの心理背景も、
頭の中で考えている時に浮かびやすいです。
独り言で構いませんので、
まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、
現状を変える第一歩なのです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
意識してぬいぐるみに触れることは、
自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。
「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけること。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
将来が不安で今を楽しめない人ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分より先に相手のことを考えてしまうのです。
「した方がいい」
「するべきだ」
「しなきゃいけない」
「して欲しい」
「してあげる」
たとえばこれらは自分を主語にできておらず、
相手のことを先に考えている状態です。
相手のことを先に考えるほど、
自分が何がしたいかわからなくなったり、
相手と自分を比較してしまいます。
まさに他人軸になってしまうのです。
「どうしたいのか?」という問いかけは、
現状を改善するために不可欠です。
自分がしたいことへ意識を向けると、
周りと自分を比べることもなくなり、
自分軸を持って行動できる様になります。

自分がしたいことを選択するほど、
今を楽しめる様になります。
今を楽しめる様になるほど、
人生の満足度は高まりますし、
将来の不安にとらわれなくなります。
これは7,000名以上のお客様と関わる中で、
確信を持って言えます。
将来が不安で今を楽しめない原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合い、
2つの方法を実践しながら、
現状を好転していきましょう。
仕事・恋愛・友達・夫婦関係など、
さまざまな場面で自分が望む毎日を実現できます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者

伊庭 和高(いば かずたか)
自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
