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停滞感を打破したいあなたへ|原因と2つの克服法を解説

[最終更新日]2025/12/19

こんにちは、伊庭和高です。

今回は停滞感について取り上げます。

 

「何かを変えたいのに動けない」

「毎日同じことの繰り返しで、前に進んでいる気がしない」

「頑張っているはずなのに、停滞感が消えない」

 

そんな苦しさを抱えていませんか?

 

仕事でもプライベートでも、

停滞感が続くのは良いことではありません。

 

そして停滞感の多くが、

心理的なブレーキがかかっている状態です。

 

心理背景を理解し解決策を実践することで、

停滞感は打破できます。

 

この記事では停滞感の原因と解決策を、

ぬいぐるみ心理学の視点でお伝えします。

 

停滞感とはどんな状態か?

停滞感とは行動していないわけではないのに、

前進している実感が持てない状態です。

 

・同じ悩みを繰り返している

・成長していない気がする

・何か始めたいのに決められない

・変化が怖くて動けない

 

外から見ると問題がなさそうでも、

本人の内側では「止まっている感覚」が続いています。

 

次第に行動へ移すことも面倒に思え、

ますます停滞してしまうこともあります。

 

無意識に「失敗を避け続けている」

停滞感を打破できない人は、

無意識に「失敗を避け続けている」心理背景があります。

 

停滞感が強い人ほど、

「失敗したくない」

「間違えたくない」

という気持ちがとても強い傾向があるのです。

 

その結果、

・完璧に準備してから動こうとする

・自信がつくまで待ってしまう

・安全な選択だけを選び続ける

 

こうして行動が小さくなり、

変化が起きにくくなってしまうのです。

 

失敗を避け続けるほど、

同時に成功することもないので、

失敗を避け続けるのが最大の失敗でもあります。

 

本当の気持ちを後回しにしている

また停滞感を感じている人は、

「本心と行動がズレている状態」であることも多いです。

 

・本当は辞めたいのに続けている

・やりたいことがあるのに我慢している

・周囲の期待を優先している

 

「もう違う」と心の中で感じているのに、

頭で納得させ続けているとエネルギーは自然と止まっていきます。

 

なぜ「気合」や「努力」では打破できないのか

多くの人が停滞感を、

「やる気不足」「甘え」だと勘違いします。

 

しかし実際は、心が疲れ切っているサインであることがほとんどです。

 

無理に気合で動こうとすると、

一時的に頑張れても、すぐに反動が来ます。

 

停滞感を打破するには、

やる気を出すよりブレーキを外すことが必要です。

 

自信のなさが原因です

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

停滞感を打破できずにいるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば停滞感から抜け出せます。

 

一時的に停滞することがあっても、

次の行動へとアクセルを踏めるのです。

 

ですが自分に自信が持てないと、

失敗を怖がる気持ちに飲み込まれたり、

本当の気持ちを後回しにしてしまいます。

 

つまり自信のなさがブレーキとなって、

停滞感を引き起こし続けるのです。

 

停滞感を抱き続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

自信のなさと向き合いながら、

現状を変える必要があるのです。

 

停滞感を打破する方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

停滞感を打破する方法を解説します。

 

2つの方法を実践することで、

停滞感から抜け出すことができます。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

停滞感に悩まされている人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

普段から声に出さず、

頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に頭の中で考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

先ほど紹介した停滞感を抱く原因も、

頭の中で考えている時に浮かびやすいです。

 

失敗を怖がってしまったり、

本心から遠ざかる行動をとってしまうのも、

頭の中で考えている時なのです。

 

独り言で構いませんので、

まずは自分で自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩なのです。

 

いきなり誰かに発言するのではなく、

まず自分で声に出すことから慣れていきましょう。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

停滞感に悩まされている人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

相手の反応や評価が気になってしまいます。

 

相手にどう思われるかを考え、

失敗を避けたり本心と違う行動をとりやすくなります。

 

自分軸と他人軸という言葉がありますが、

他人軸になってしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

現状を改善するために不可欠です。

 

自分がしたいことへ意識を向けると、

アクセルを踏んで行動しやすくなるので、

停滞感から抜け出せます。

停滞感は時間が解決してはくれないので、

放置していると悩み続けるだけです。

 

根本原因である自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践しながら、

停滞感を打破していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

自信の専門家。三重県鈴鹿市出身。その後、千葉県千葉市で育つ。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで9年間で7000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
2025年9月にPHP研究所より『大人だって、ぬいぐるみに癒されたい!』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。