19Oct
［最終更新日］2023/05/24
こんにちは、伊庭和高です。
仕事でもプライベートでも、
自分を追い込み疲れ果ててしまう人はいます。
追い込みすぎて心身に不調が出たり、
燃え尽き症候群の様になってしまうこともあります。
「まだ頑張らなきゃ」と思い続け、
息つく余裕もなく走り続けるのはストレスです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自分を追い込んでしまう原因と解決策をお伝えします。
自分を追い込んでしまう心理背景
「なぜ自分を追い込んでしまうのか？」
大きく３つの心理背景に分けられます。
どれか１つに当てはまることもあれば、
複数に該当することもあります。
周りの目を気にしている
「周りと比べて劣っているから…」
「変な目で見られない様に…」
「周りも頑張っているから…」
この様に周りの目を気にしてしまうと、
自分を追い込む癖が出やすくなります。
他人軸で行動している様なものなので、
「これでOK」と区切りを付けられないのです。
完璧主義
「まだ十分ではない」
「何度も確認しなきゃ」
この様に完璧主義の一面がある人は、
自分を追い込み潰れてしまいやすいです。
完璧さを求めるあまり、
必要以上の負荷をかけてしまうのです。
そもそも完璧はありません。
どれだけ完璧さを追い求めても、
探せば必ずボロは出てきます。
完璧主義になればなるほど、
自分を追い込み限界が来てしまうのです。
また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問（二択）に答えるだけで、
完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。
こちらも合わせてやってみてください。
自分の中で抱え込みがち
「相談してはいけない…」
「怒られたらどうしよう…」
「何でも自分でやらなきゃ…」
自分の中で抱え込みやすい人ほど、
気づかぬうちに自分を追い込んでしまいます。
心の中で何でも抱え込み、
パンクしてしまうのです。
自分を追い込んでいることにも気づかず、
心身に不調が出て初めて気づく人もいるのです。
自分を追い込む原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自分で自分を追い込んでしまうのも、
自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば必要以上に自分を追い込みません。
周りの目を気にすることもなく、
完璧さを追い求めることもなく、
自分の中で抱え込むこともありません。
心に余裕のある状態を作りながら、
１つずつ行動に移していけるのです。
ですが自分に自信が持てないことで、
必要以上に追い込んで潰れてしまいます。
自分を追い込むのはストレスですし、
どこかで心身に限界が来てしまいます。
一時的にストレス発散はできても、
根本的に何も解決しないのは虚しいだけです。
自分を追い込むのをやめる２つの方法
次にぬいぐるみ心理学の視点で、
自分を追い込むのをやめる方法を解説します。
２つの方法を繰り返し実践することで、
自分を追い込まずに行動できる様になります。
自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
「自分で自分の気持ちを声に出すこと」
自分自身を追い込んでしまう時ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増大すると言われています。
頭の中で考え続けることで、
ますます自分を追い込んでしまうのです。
周りの目が気になったり、
完璧主義に陥ったり、
自分の中で抱え込んでしまうのも、
頭の中であれこれ考える時です。
どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。
これが自分を追い込む現状を抜け出すポイントです。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説していますが、
意識してぬいぐるみを活用することは、
自分を追い込むのをやめる上で効果的です。
自分を主語にして問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか？」と問いかけます。
「どうしたいのか？」の主語は自分自身。
自分を追い込んでしまう時ほど、
自分を主語にして問いかけられていません。
自分よりも先に相手のことを考え、
相手ありきで行動してしまうのです。
「しなきゃいけない」「するべきだ」など、
相手ありきの言葉が浮かびやすくなります。
「どうしたいのか？」と問いかけることは、
自分を追い込まずに生きる上で不可欠です。
自分を追い込み続けると、
何かに追われている様な感覚を抱き続けます。
いつまでも心が休まりませんし、
苦しい気持ちを抱え続けてしまいます。
自分を追い込み続けても、
幸せな人生が待っていないことは確かです。
自分を追い込んでしまう原因は自信のなさ。
自信のなさと向き合いながら、
２つの方法に取り組むことで、
自分を追い込むのはやめられます。
「自信のなさとは何なのか？」
「どうすれば自信が持てる様になるのか？」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
