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【燃え尽き症候群の治し方】自分の感覚に素直になること

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日は私自身も過去に経験したこと、

そして今でも感じることがある内容を取り上げます。

 

 

時を変え場所を変え、

燃え尽き症候群に襲われること。

 

少なくとも私には経験がありました。

 

大学受験で第一志望に合格した後、

目標を見失い1年近くだらだら過ごしてしまったこと。

 

本当は大学に入るのは手段の1つなのに、

それ自体が目的になっていたんですよね。

 

あるいは大学時代のボランティア活動。

ボランティアであり善意であるはずなのに、

あるタイミングで燃え尽きてしまった。

 

「おかしいな」と思っていつつも、

その時は原因がわからなかった。

 

ところがぬいぐるみ心理学を伝え始めてから、

燃え尽き症候群の原因がわかり始めました。

 

同時に燃え尽き症候群の治し方。

これも特定しました。

 

私自身は決して成功者ではなく、

今でも実践を続けています。

 

ですがこの方法を使えば、

間違いなく燃え尽き症候群は治せる。

この確信を持って行動しています。

 

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燃え尽き症候群の治し方

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なぜ燃え尽き症候群になってしまうのか。

その理由は、取り組む物事が、自分の想いから生まれていないからです。

 

周りの目を気にしたり、

誰かのためにやっているから、

ある瞬間にエネルギーが切れてしまうのです。

 

例えば大学受験。

当時の私は自分自身のためと思いつつも、

周りから認められたいという気持ちがあったと感じています。

 

「良い大学に行けば周りも喜んでくれる」

自分のため以上に、いつしかそう思う様になっていきました。

 

その結果、受験が終わった瞬間に、

「もうやるべきことはやった」と燃え尽きてしまった。

 

 

「誰かのためにやりたい」

心からそう思えているなら別ですが、

 

「何で?」「どうして?」と問いかけ続けた先に、

「認められたい」「評価されたい」など、

当初とは別の思いが生まれたら要注意。

 

自分ではない誰かのためにやっている可能性は高いです。

 

 

もちろん、それらを否定する気はありませんが、

純粋に自分の想いで動ける人は、

決して燃え尽き症候群にはなりません。

 

やることが変わっても、

自分が心からしたいことをしているはずです。

 

自分の心に素直になる

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ぬいぐるみ心理学でも伝えていますが、

まずは周りの目を気にせず、自分の心に素直になること。

 

これを意識し続けて下さい。

 

周りからどう見られるか、

あるいは評価されるかどうか。

 

これらを気にせず純粋に、

自分がしたい様に振る舞って下さい。

 

仕事や家庭は関係ありません。

まずは自分で完結する言動から実践してください。

 

食べたい物を食べる

着たい服を着る

観たい映画を観る

 

「そうしたいな」と感じることから、

少しずつ実践していくのです。

 

 

燃え尽き症候群を治すために、

趣味を持とうというつもりもありません。

 

自分の心に素直に、

感じるままに振る舞えていたら、

何をやっても充実した感覚を得られますし、

結果として趣味が生まれているかもしれません。

 

まずは人間関係以外の場面、

自分1人で完結する場面で始めて見て下さい。

 

1日で劇的に変わることはありませんし、

私も「感じるままに振る舞えたな」と感じるまで、

3ヶ月近くかかりました。

 

それでも続けることで、

徐々に自分の感覚がわかる様になります。

 

次第に仕事でも家庭でも、

自分らしく振る舞える様になっています。

 

この状態になれれば、

燃え尽き症候群は結果として治っています。

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。