19Dec
［最終更新日］2024/02/27
こんにちは、伊庭和高です。
自己卑下をしてしまうことに、
悩んでいる人は多いです。
自分で自分を低く見積もったり、
劣っていると思うことが自己卑下です。
仕事でもプライベートでも、
自己卑下を続けても苦しいだけです。
「自己卑下がひどい原因が知りたい」
「自己卑下してしまうのをやめたい」
年齢や性別を問わず、
私の元によく寄せられる相談です。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
自己卑下をしてしまう心理背景を解説します。
自己卑下がひどいのはなぜ？
そもそも冷静に考えてみると、
生まれた時から自己卑下をする人はいません。
自己卑下を繰り返す赤ちゃんなど、
どう考えてもいないのです。
それが成長する中で少しずつ、
自己卑下をする様になったのです。
つまり生まれ持った性格ではなく、
自己卑下は後天的に身についたものです。
自己卑下がひどくなる根本原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
自己卑下がひどい状態も、
自分の自信のなさが根本原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば自分を卑下しません。
自分を低く見積もらず、
堂々と振る舞うことができるのです。
つまり自己卑下をするかどうかは、
自信の有無にかかっているのです。
幼少期の親との記憶も影響している
また私たちは親との関係が、
すべての人間関係のスタートです。
親と関わる中で自信のなさが生まれ、
自己卑下してしまう様になる人もいます。
「親にダメ出しばかりされていた」
「親の顔色をうかがっていた」
「親も自己卑下をしがちだった」
たとえばこうした場合だと、
子供にも悪影響が及びます。
そして大人になってから、
親の影響を受けて自己卑下を始めてしまうのです。
自己卑下は環境を変えても繰り返される
ここまで心理背景を解説しましたが、
現状を変えるために環境を変えようとする人もいます。
職場の異動や転職、
そして人間関係をリセットし、
心機一転をしようと考えるのです。
確かに環境を変えれば、
一時的に状況が良くなるかもしれません。
ですが周りを変えても自分が変わらないと、
新たな環境でも自己卑下を始めてしまうのです。
マイナスとゼロを往復している様に、
いつまでも事態が好転しないのです。
その意味で自己卑下をしてしまう状況は、
時間が解決してはくれません。
自己卑下は改善できる
ただし冒頭でもお伝えしましたが、
生まれた時から自己卑下をする人はいません。
生まれ持った性格ではなく、
生きていく中で身についただけなので、
誰でも今から自己卑下をやめられるのです。
自己卑下をやめる方法については、
自己卑下を克服したお客様の声も、
エピソードを交えて紹介しているので、
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
