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インナーチャイルドを抱きしめるならぬいぐるみを使おう!

[最終更新日]2023/02/06

こんにちは、伊庭和高です。

 

インナーチャイルドの相談は、

私の元にもよく寄せられます。

 

心理学の分野において、

インナーチャイルドとは「内なる子供」のこと。

 

もう少し補足すると、

子供時代の記憶や感情のことを現します。

 

子供時代に自分の気持ちを抑えてしまったり、

悩み苦しんだ記憶や感情。

 

これをインナーチャイルドと言います。

 

私達は誰しも子供の頃は、

周りを気にせずしたい様に振る舞っていました。

 

欲しいものを欲しいと言い、

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑っていました。

 

「今は泣きたいけど、お母さんに怒られるから泣くのをやめておこう…」

 

こんなこと、赤ちゃんは考えませんよね?

 

ところが年齢の違いこそあれども、

私達は大人になるにつれて、

次第に周りの目や世間体を気にし始め、

自分の感情を抑え込む様になるのです。

 

インナーチャイルドに悩まされる状況は、

できる限り早く抜け出したい所です。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

インナーチャイルドに悩まされる原因を解説します。

 

同時にインナーチャイルドを抱きしめることについて、

独自の視点でお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

インナーチャイルドに悩まされ続ける原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

インナーチャイルドに悩まされ続けるのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば過去の記憶や感情を引きずりません。

 

自信が持てずにいるから、

過去に影響を受け続けてしまいます。

 

一方で自分に自信があれば、

過去の記憶や感情を手放せます。

 

一時的に悩まされることがあっても、

自分で気持ちを立て直せる様になるのです。

 

ただし冷静に考えれば、

インナーチャイルドは生まれ持った特性ではありません。

 

子供時代に苦しんだ記憶や感情なので、

後天的に身についたものです。

 

インナーチャイルドに悩む状況は、

誰でも今から変えられます。

 

インナーチャイルドを抱きしめるとは?

「インナーチャイルドを抱きしめると良いと聞いた」

 

こうした声も私の元に寄せられます。

 

子供時代に悩み苦しんだ気持ちを、

自分で抱きしめてあげることで、

インナーチャイルドを手放すことができます。

 

ですがどうやって抱きしめれば良いのか、

多くの人がわからずにいます。

 

インナーチャイルドは実体がないので、

抱きしめるイメージがつかめないのです。

 

そこで活用するのが「ぬいぐるみ」

 

実はぬいぐるみを活用すれば、

インナーチャイルドを抱きしめることができます。

 

なぜぬいぐるみが効果的なのか?

実は心理学の分野において、

ぬいぐるみは自分の心を映し出す鏡だと言われています。

 

ぬいぐるみの好き嫌いにかかわらず、

無意識に自分の本音が出てしまうのです。

 

加えて歴史の視点から見ると、

ぬいぐるみは魂を持った存在だと考えられていました。

 

単なる物ではなく、

生きている様に見立てているので、

自分の本心が出てしまうのです。

 

子供時代に悩み苦しんだ気持ちも、

ぬいぐるみの前では自然と出てくるのです。

 

ぬいぐるみを抱きしめることは、

インナーチャイルドを癒すことにつながります。

 

子供時代に苦しかった記憶や感情を、

自分で受け止めることができます。

 

ぬいぐるみは実体がある物なので、

抱きしめている感覚も生まれます。

 

なお理論背景やぬいぐるみとの関わり方は、

私の著書『ストレスフリー人間関係』で詳しく解説しています。

 

ぬいぐるみの世界で完結しない

ぬいぐるみを抱きしめることは、

インナーチャイルドを抱きしめることに繋がります。

 

ホッと安心感を抱くこともあれば、

じわっと温かい気持ちが込み上げることもあります。

 

1分でも10分でも、

思いのままに抱きしめてみてください。

 

ただし重要なのが、

ぬいぐるみの世界だけで完結しないこと。

 

確かにぬいぐるみを抱きしめることで、

インナーチャイルドを癒すことはできます。

 

ですがぬいぐるみを抱きしめただけでは、

現実が変わらないのも事実です。

 

子供時代に苦しんだ記憶や感情や、

仕事や私生活でも影響を与えています。

 

人間関係で悩みに直面したり、

自分自身を責めたりしているかもしれません。

 

ぬいぐるみを抱きしめても、

一時的に気持ちはスッキリしますが、

日常生活の悩みが解決するわけではありません。

 

ぬいぐるみを抱きしめた後に、

悩みの原因と向き合っていく必要があります。

先ほどもお伝えした様に、

インナーチャイルドに悩まされる原因は自信のなさ。

 

インナーチャイルドを癒した後は、

自信が持てる自分に変わることで、

現実でも変化が生まれ始めます。

 

インナーチャイルドを癒し、

日常生活を変えていく方法は、

こちらの記事で解説しています。

 

合わせて読んでみてください。

 

また私は、自分のインナーチャイルドの悩みのレベルを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

インナーチャイルドの影響を受けている度合いが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。