31May
[記事公開日]2017/05/31
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
最近、以前にも増して、
ご紹介で無料講座に登録された方が増えています。
現在は講座の2回目で、
講座に申し込まれた理由を聞いているのですが、
「●●さんに勧められて申し込みました」という声が増えています。
本当に嬉しい限りです。
安心感は自分で生み出せると以前にお伝えしましたが、
友達や職場仲間や家族に勧められた時って、
基本的には安心感を抱きやすいですよね。
ぬいぐるみ心理学の輪が広がっていることが、
私としても本当に、本当に嬉しいです。

ゲシュタルトの穴理論
さて、見慣れない言葉が登場しましたね…
私はぬいぐるみ「心理学」を提供していますが、
日常でどう実践するかを重視しているため、
基本的には心理学用語をほとんど使っていません。
用語を覚えることが大事なのではなく、
あなたの日常に当てはめることができ、
あなたの日常に変化が生まれることが大切ですからね。
ただ、個人面談をしている中で、
今回紹介する「ゲシュタルトの穴理論」を、
無意識の内にお客様へ使っていたことに気づきました。
理論的な話は詳しくしませんが、
知っておくとぬいぐるみ心理学を
より効果的に行動に移しやすいと考えたので、
今回はゲシュタルトの穴理論を解説します。
まずは理論の概要から。
でも大事なのは後半なので、
ここからの説明は「そうなんだな〜」程度に読んで下さい。
ものすごく簡単に説明すると、
ゲシュタルトとは「きれいにまとまっている物事」のこと。
例えばジグゾーパズルだと、
すべてのパズルのピーズが埋まっている状態のこと。
あるいは英文法だと、
「I have a pen.」の様に文章が完成している状態のこと。
ゲシュタルトについては、
具体例で理解してもらえたら十分です。
そしてゲシュタルトの穴とは、
例えばジグゾーパズルが1ピーズだけ埋まってない状態のこと。
「I ◆◆◆◆ a pen.」の様に、
文章の一部が虫食い状態になっていること。
つまり、どこか一部が欠けている状態を指します。
そしてゲシュタルトの穴理論とは、
「人はゲシュタルトの穴を見ると、無意識に埋めたくなってしまう」
という習性のことです。
勉強の問題集を見ると、
「空欄を埋めよ」といった問題をよく見ますよね。
人は空欄(穴)があったら埋めたがるので、
穴埋め問題の方が結果的に定着率も上がるのです。
…とここまでが、
ゲシュタルトの穴理論の概要。
大事なのは、ここからです。
私はよく面談をしていて、
お客様に問いかけることがあります。
「人間関係には法則がありますよね。
まず●●、次に●●です。覚えてますよね?」
「自信がない自分から卒業するには、
まずどんなことを決めないといけませんでしたか?」
基本的に、その場で答えを教えるのではなく、
お客様自身で振り返ってもらう様にしています。
穴があったら埋めたくなる。
ゲシュタルトの穴理論を活用し、
何度も復習しているのです。
問いかける内容はお客様の現状によって変わりますが、
何度も繰り返し問いかけることで、
面談後にはすぐ行動できる状態になります。
現在開催中の1day講座でも、
せっかくならゲシュタルトの穴理論を効果的に使いたい!
そう想い、当日資料に空欄を増やました。
これまでは無意識に使っていたゲシュタルトの穴理論。
今後はあなたに変化を起こすために、意識的に使っていきますね。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!